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更新日:2011年2月24日

No2.人気集めたオリジナル木の動物

マルッとまるごと円山動物園-札幌タイムス掲載記事

人気集めたオリジナル木の動物

以前、市の経済局の方が、うちの施設(社会福祉法人草の実工房「もく」)に来てくれた時に、以前から制作していた木で作った動物グッズに着目してくれて「円山オリジナル商品をつくろう」という話になりました。これは、市の経済局と、市立高専、動物園協会、ノースティック財団、草の実会の共同企画となったんです。
「もく」で作っている木の動物は、素材の質感をそのまま生かし木のぬくもりを感じもらうため塗装は一切せず、小さな子どもでも手に取って遊べるようにヤスリを充分にかけて手触りをよくしているのが特徴です。

木のZOO

木のZOO

木のZOO

「もく」は知的障がい者が木工品をつくっている施設です。木の動物の他に、木製の表札やシャモジのような小物までいろいろ作っています。障がいを持っていても仕事に取り組む姿勢や、商品に込める意気込み、技術は職人さながらで、ほかの人にはまねできないものがあります。糸ノコで板から切り出す作業にも迷いが無く、ヤスリがけにもこだわっているようで、本当にツルツルの仕上がりをしてくれます。
動物園でゴールデンウイーク中に木の動物を試験販売することになり、デザインの変更やサイズ、価格の調整を行いました。デザインは、円山動物園にはいないコアラやイヌ、ウシなど動物園にいないものはやめ、キリンの子、ワラビー、テナガザルなどを追加して28種類に増やしたのですが、最終的にそのデザインが決まったのが試験販売開始の2週間前だったので、結構製作に追われました。

木のZOO

木のZOO

木のZOO

試験販売では1個150円からの手頃な価格もあったせいか予想していた以上に大盛況でした。ウサギやキリンの子どもは、数日後には品薄となり、途中で作って追加してもその日のうちに無くなってしまうほどの人気でした。
また、木の動物を買ってくれたお客さんには、シリーズ全部の商品と動物の解説を入れた、市立高専の吉田教授がデザインしたパンフレットを配付しました。次に動物園を訪れる時は、まだ購入していない動物シリーズを揃えてもらえればいいなー、という気持ちも込めて配りました。
うちのような施設がこういった大きなところに商品提供できる機会はそんなに多くないので、もっとお客さんによろこんでもらえるように意気込んでいます。
※写真をクリックすると拡大写真が見れます。

木のZOO

取材協力:社会法人草の実会・手塚玄 様

現在、計28種類の木のZOOは、園内サル山横の「記念品売店」で販売しています。大:220円 小180円

以上は平成17年5月~9月まで毎週木曜日に連載された、札幌タイムス「マルッとまるごと円山動物園」5月12日号の記事で、許可を頂き掲載しています。(一部カット)

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