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■ 円山動物園レッドデータブック(哺乳類) アメリカビーバー
げっし目
ビーバー科
Castor canadensis
American beaver
レッドリスト:LC 軽度懸念(IUCN2012)
形態
体長74~130cm、尾長22~30cm、体重約30kgとげっし目ではカピバラについで2番目に大きいです。後ろ足には水かきがあり、平たく大きな尾はオールのような形をしていて舵の役割をします。
生息地
北アメリカ大陸
種の特徴
水辺の木をかじり倒し、泥や枯れ枝などを加えて大規模なダムを作ります。ダムの中央部に巣を作り出入り口は水中にあります。一夫一婦制で一組の夫婦とその子どもの家族で生活し、1年に1度子どもを生みます。草食性で木の葉や草、木の皮などを食べます。
減少の原因
毛皮目的の狩猟により生息数が激減しましたが、現在は回復傾向にあります。
円山動物園での状況
1973年姉妹都市ポートランド市から寄贈され飼育を開始しました。1985年から1999年まで繁殖していますが、それ以後繁殖はありません。現在も子供動物園ビーバーの森で飼育しています。
(平成25年2月9日・記)
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