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更新日:2020年4月20日

カバ

■ 円山動物園レッドデータブック(哺乳類) カバ

画像:カバ

偶蹄目
カバ科
Hippopotamus amphibius
Hippopotamus
レッドリスト:VU 絶滅危惧Ⅱ類(IUCN2012)
ワシントン条約:附属書 II

形態
体長3~5m、体重1~4.5t、肩高1.5~1.7mで、陸に住む哺乳類ではゾウにつぐ大きさです。ずんぐりとした体と短い脚、短い尾を持っていて、頭が大きく、顔の側面に目、鼻、耳が一直線に並んでいます。口は大きく、長くて先のとがった門歯と強力な武器となる牙状の犬歯が生えています。

生息地
アフリカ北部を除くアフリカの河川や湖沼。

種の特徴
日中はほとんど水中で生活しており、交尾、出産、授乳も水中で行います。皮膚はとても弱く、水がないとひび割れしてしまいます。汗腺はありませんが、皮膚の表面からピンク色の粘液を出して、直射日光や紫外線から皮膚を保護しています。この粘液には殺菌作用があり、感染症にかかるのを防ぎます。10~15頭の群れで生活し、4、5才で繁殖可能となり、妊娠期間は210~240日で、1度の出産で1子を産みます。半夜行性で夜になると陸に上がり草を食べます。陸上では時速40km以上で走る能力を持っています。カバの糞を栄養源としている生き物も多く、特に魚類にとっては欠かせません。

減少の原因
牧草地や農地への転用による生息地の分断や減少、食用や犬歯を目的とした乱獲により、急激に生息数が減少し、アフリカで第2の生息地であったコンゴ民主共和国で95%減ってしまいました。このため、2006年のレッドリストで絶滅危急種とされました。

(平成25年2月9日・記)


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