ここから本文です。

更新日:2020年4月19日

ユキヒョウ

■ 円山動物園レッドデータブック(哺乳類) ユキヒョウ

画像:ユキヒョウ

食肉目
ネコ科
Panthera uncia
Snow leopard
レッドリスト:VU 絶滅危機Ⅱ類(IUCN2012)
ワシントン条約:附属書 I

形態
体長100~150cm、尾長90~100cm、体重25~75kgで長い体毛は非常に高密度にはえています。冷たく滑りやすい雪の上を歩けるように、足の裏の肉球部分に毛が生えています。体色はやや黄褐色を帯びた灰白色地に、不鮮明な黒っぽいまだら模様が散在し、雪と岩の環境で保護色となっています。縞模様の尻尾は非常に太いです。

生息地
中央アジアからチベット、アフガニスタン、カシミール、ヒマラヤ山脈などの高原や山岳地帯に生息しています。夏は森林限界より上の高度6,000m付近で過ごし、冬になると獲物を求めて2,000m程度の森林地帯まで降りてきます。

種の特徴
交尾期と子育ての期間以外は単独で行動し、非常に警戒心が強く、縄張りを持っています。縄張りの広さは餌の豊富さに依存し、餌の豊富な地域では狭く、餌の少ない地域では広いことが知られています。ヒツジやヤギ、シカの仲間、ウサギ、鳥類などを獲物より高い位置で待ち伏せし、岩の急斜面を太い尻尾でバランスをとりながら一気に駆け下り狩をします。妊娠期間は100日前後で一度に平均2~3頭の子供を出産します。子供は約2年間母親と一緒に暮らします。

減少の原因
美しい毛皮と希少性のため狩猟の対象とされてきました。更に生息地の減少や分断、餌となる動物の減少等により生息数は3,350~7,000頭といわれています。

円山動物園での状況
1984年から飼育を開始し、1987年に繁殖賞を受賞しました。その後も順調に繁殖し、子供たちは国内の多くの動物園に移動しています。現在はわくわくアジアゾーン寒帯館で飼育しています。

(平成25年2月9日・記)


円山動物園のトップページへもどる

このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428