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更新日:2020年4月19日

レッサーパンダ

■ 円山動物園レッドデータブック(哺乳類) レッサーパンダ

画像:レッサーパンダ

食肉目
アライグマ科
Ailurus fulgens
Lesser panda
レッドリスト:EN 絶滅危惧ⅠB類(IUCN2015)
ワシントン条約:附属書 I

形態
頭胴長56~63cm、尾長37~50cm、体重4~7kg、栗色の体毛を持ち、四肢や腹部は黒で、顔には白い模様が入っています。尾には5~7本ほどのリング状の縞模様があり、手首にある種子骨が発達して指状の突起になっており、ものをつかむのに便利です。

生息地
シセンレッサーパンダはミャンマー北部から中国南部、ネパール(ニシ)レッサーパンダはネパールからアッサム(インド)までのヒマラヤの標高1,500~4,000mの山岳地帯に生息しています。最高気温25℃以下の冷涼で湿潤な亜高山帯気候を好み、餌となる竹が生えている急峻な森林に住んでいます。

種の特徴
竹(葉、枝、竹の子)、木の実、きのこ、昆虫などを食べる雑食性で、鋭い爪を持ち木登りが得意です。夜行性で、昼間は樹上で眠っていることが多く、単独で行動し、糞尿でマーキングします。足の裏全体を付けて歩くので、後ろ足だけで立つこともできます。交尾期は1~3月で、妊娠期間は90~168日、一回の出産で1~2頭の子供を産みます。出生時の体重は100~150g、体長約15cmと非常に小さいですが、成長は早く5ヶ月程度で離乳し、性成熟は約18ヶ月です。寿命は10~12年です。

減少の原因
森林伐採などの開発の影響で、生息数が急激に減少しており、野生での生息数は5,000頭以下と推定されます。全世界の動物園でおよそ800頭が飼育され、日本ではそのうち約半数が飼育されており、ほとんどがシセンレッサーパンダです。

円山動物園での状況
2007年10月に、埼玉県こども動物自然公園生まれのココ(メス・2006年6月生)が来園し、2008年6月には長野市茶臼山動物園からセイタ(2005年6月生)が婿入りしました。2010年7月には待望の赤ちゃんが生まれ、現在はわくわくアジアゾーン高山館で飼育しております。

(平成25年2月9日・記)


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