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更新日:2020年4月20日

オオワシ

■ 円山動物園レッドデータブック(鳥類) オオワシ

画像:オオワシ

タカ目
タカ科
Haliaeetus pelagicus
Steller's sea eagle
レッドリスト:VU 絶滅危惧 II 類(IUCN2012)
環境省レッドリスト:VU 絶滅危惧 II 類
ワシントン条約:附属書 II
国の天然記念物

形態
体長は85~103cm、翼を広げると220~250cmにもなり、オスよりメスのほうが大きいです。成鳥は体が黒褐色で尾羽と雨覆羽、腿、額が白く、クチバシは大きく鮮やかな黄色です。若鳥は全身褐色から黒褐色で、尾羽は白いです。

生息地
コリヤーク地方南部、カムチャツカ半島、アムール川下流域、サハリン北部、マガダン地方沿岸地域で繁殖し、冬期は北海道、本州北部、ロシア沿岸地方、カムチャツカ半島南部、千島列島などで越冬します。まれに九州、四国、奄美大島、沖縄島に飛来することがあります。

種の特徴
海岸や河口部、湖沼の近辺に生息し、主食は魚類で、サケやマスなどの大型魚を捕食します。海鳥やアザラシなどを襲うこともあります。4~5月上旬に産卵し、5月末~6月に孵化、8月には幼鳥が巣立ちます。10月末~11月初旬に宗谷海峡を経て北海道へ渡ります。越冬地では海岸や湖沼近くの針広混交林をねぐらにしています。

減少の原因
開発による餌の減少、生息地や飛来地の減少、鉛中毒や有機塩素系化合物の体内蓄積などにより、総個体数は5,000羽程度とされています。北海道レッドリストでは絶滅危惧種(EN)とされています。

円山動物園での状況
1951年の開園のときから飼育しており、2002年に推定52才で亡くなったバーサンは51年間当動物園で暮らし、世界最長飼育記録を作りました。1993年に念願の繁殖に成功し、繁殖賞を受賞しました。それを含め6回繁殖し、合計13羽が国内はもとより、外国の動物園へも行っています。現在も猛禽舎で飼育しています。

(平成25年2月9日・記)


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