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更新日:2016年4月21日

円山動物園が受賞した繁殖賞

繁殖賞とは(社)日本動物園水族館協会が繁殖技術の向上のために1957年度に設けたもので、動物の種ごとに、協会に加盟する園館においてわが国で初めて繁殖に成功し、かつ誕生後6ヶ月を過ぎて飼育されている場合に、授与されるものです。

円山動物園は、開園以来、種の保存に努め、多くの動物の繁殖に成功してきました。これまで本動物園が受賞した繁殖賞は23にのぼります。

 

ダイアナモンキー

1966年から飼育を開始し、翌1967年に繁殖に成功し、当動物園で初めてとなる繁殖賞を受賞しました。

画像:ダイアナモンキー

 

繁殖年月日 1967年1月5日
受賞年度 昭和43年度
繁殖区分 自然
1(オス)

 

カオジロガン

1973年から飼育を開始し、1975年に人工孵化に成功しました。現在当動物園ではカオジロガンを飼育していません。

画像:カオジロガン

 

繁殖年月日 1975年7月21日
受賞年度 昭和51年度
繁殖区分 人工
1

 

クロクモザル

1971年から飼育を開始し、1975年12月に繁殖に成功しました。現在当動物園ではクロクモザルを飼育していません。

画像:クロクモザル

 

繁殖年月日 1975年12月20日
受賞年度 昭和52年度
繁殖区分 自然
1(メス)

 

アフリカタテガミヤマアラシ

1976年から飼育を開始し、1977年9月に繁殖に成功しました。現在当動物園ではアフリカタテガミヤマアラシを飼育していません。

画像:アフリカタテガミヤマアラシ

 

繁殖年月日 1977年9月2日
受賞年度 昭和53年度
繁殖区分 自然
2(オス)

 

ミズオオトカゲ

1971年から飼育を開始しましたが、飼育が難しく健康管理に大変苦労しました。9年後の1980年に初めて繁殖に成功しました。

画像:ミズオオトカゲ

 

繁殖年月日 1980年10月24日
受賞年度 昭和57年度
繁殖区分 自然
8

 

マレーバク

1978年から飼育を開始し、1984年に出産しました。はじめは介添え哺育を試みましたが、子の面倒を見ようとしないため人工哺育に切り替え、国内の動物園で初めて人工哺育に成功しました。

画像:マレーバク

 

繁殖年月日 1984年5月5日
受賞年度 昭和60年度
繁殖区分 人工
1(オス)

 

オオセグロカモメ

1967年から市内で保護された個体の飼育を開始し、1984年7月人工孵化に成功しました。現在当動物園ではオオセグロカモメを飼育していません。

画像:オオセグロカモメ

 

繁殖年月日 1984年7月24日
受賞年度 昭和60年度
繁殖区分 人工
1

 

ウミネコ

1964年から市民に保護された個体の飼育を開始し、ずっと繁殖はありませんでしたが、1985年初めて人工孵化に成功しました。現在当動物園ではウミネコを飼育していません。

画像:ウミネコ

 

繁殖年月日 1985年6月28日
受賞年度 昭和61年度
繁殖区分 人工
2

 

ドグエラヒヒ

1984年、1985年と出産はするものの2,3日で死亡することが続いていましたが、1986年5月国内の動物園で初めて人工哺育に成功しました。

画像:ドグエラヒヒ

 

繁殖年月日 1986年5月5日
受賞年度 昭和62年度
繁殖区分 人工
1(オス)

 

ブラッザグェノン

1978年から飼育を開始し、1980年から順調に繁殖していますが、1987年6月に出産した個体は、初産のせいか一向に子供を抱き上げないので、人工哺育に踏み切りました。保育器には約半月前に生まれた人工哺育中のマントヒヒが入っており、同居状態ですごし、成功しました。

画像:ブラッザグェノン

 

繁殖年月日 1987年6月7日
受賞年度 昭和63年度
繁殖区分 人工
1(メス)

 

ユキヒョウ

1984年にオス、メスいずれもアメリカの動物園で生まれた1才半の個体が来園しました。1987年1月に交尾が確認されたので、出産に備え、産室附近を暗くし、獣舎附近の通行を規制するなど環境に配慮したところ、4月27日に自然繁殖に成功しました。

画像:ユキヒョウ

 

繁殖年月日 1987年4月27日
受賞年度 昭和63年度
繁殖区分 自然
2(オス1、メス1)

 

タスマニアデビル

タスマニア州から贈られ、飼育は国内二番目でした。飼育方法を教えてくれるところも無く、獣舎に寝泊りして観察し文献を調べながら飼育に取り組んだ結果、1988年7月に自然繁殖に成功しました。現在動物園ではタスマニアデビルを飼育していません。

画像:タスマニアデビル

 

繁殖年月日 1988年7月21日
受賞年度 平成元年度
繁殖区分 自然
2(オス1、メス1)

 

アメリカワシミミズク

寒さに厳しい2月頃から産卵し、三十五日の抱卵で孵化する。地表のくぼみに巣材なしで産卵するため中止卵が多いことから、大型の巣箱を設置したところ、それを利用して1989年に初めて繁殖に成功しました。

画像:アメリカワシミミズク

 

繁殖年月日 1989年4月23日
受賞年度 平成2年度
繁殖区分 自然
2

 

ペルシャヒョウ

1987年にオス・メスペアでノボシビルスク動物園からやってきました。翌年から交尾行動が観察され、1989年6月19日自然繁殖に成功しました。

画像:ペルシャヒョウ

 

繁殖年月日 1989年6月19日
受賞年度 平成2年度
繁殖区分 自然
3(オス1、メス2)

 

イヌワシ

1983年にオス・メスペアで韓国の動物園からやってきました。1986年から4回産卵しましたが、孵化には至りませんでした。餌や飼育環境の工夫の結果、1990年に初めて自然ふ化に成功しました。

画像:イヌワシ

 

繁殖年月日 1990年4月18日
受賞年度 平成3年度
繁殖区分 自然
1

 

アオガン

1990年7月ワシントン条約付属書II類に指定されているアオガンの人工孵化に成功しました。現在当動物園ではアオガンを飼育していません。

画像:アオガン

 

繁殖年月日 1990年7月5日
受賞年度 平成3年度
繁殖区分 人工
2

 

アカハラヤブワラビー

1989年オーストラリアのタスマニア州から寄贈を受けたアカハラヤブワラビーは国内では円山動物園でしか飼育していませんでしたが、翌1990年12月に繁殖に成功しました。現在当園ではアカハラヤブワラビーを飼育していません。

画像:アカハラヤブワラビー

 

繁殖年月日 1990年12月5日
受賞年度 平成4年度
繁殖区分 自然
1

 

コディアックグマ

1985年から毎年出産していましたが、いずれも哺育には成功していませんでしたが、1992年1月、出産後3日目から人工哺育に切り替え成功しました。現在当動物園ではコディアックグマを飼育していません。

画像:コディアックグマ

 

繁殖年月日 1992年1月26日
受賞年度 平成5年度
繁殖区分 人工
1(オス)

 

オオワシ

巣材はじめ繁殖環境整備のための様々な試行錯誤の後、1993年3月6日飼育下自然孵化に成功しました。

画像:オオワシ

 

繁殖年月日 1993年3月6日
受賞年度 平成6年度
繁殖区分 自然
2(オス1、メス1)

オオワシの解説

サトウチョウ

巣箱の固定や餌の工夫等の結果、1997年6月に初めて自然孵化に成功しました。

画像:サトウチョウ

 

繁殖年月日 1997年6月15日
受賞年度 平成10年度
繁殖区分 自然
1

サトウチョウの解説

ヨウスコウワニ

2001年7月に国内で初めて(世界で3カ国目)繁殖に成功。他の2例(アメリカと中国)は屋外での繁殖でしたが、屋内施設において、しかも冬眠させないでの成功は世界初です。また、繁殖にいたるまでの「屋内施設での環境づくり」の論文で、高碕賞を受賞しています。

※ ※ 高碕賞:(財)東京動物園協会第2代会長高碕達之助氏の功績を永く顕彰するため、1年間に「どうぶつと動物園」に掲載された記事の中から、優秀なものに対して与えられます。

画像:ヨウスコウワニ

 

繁殖年月日 2001年7月9日
受賞年度 平成14年度
繁殖区分 人工
3(オス2、メス1)

ヨウスコウワニの解説

 

モモイロインコ

深い穴の巣箱の設置、飼育舎内へのユーカリの植樹、繁殖用の餌の変更など、様々な工夫の結果、2002年4月に自然孵化に成功しました。

画像:モモイロインコ

 

繁殖年月日 2002年4月1日
受賞年度 平成15年度
繁殖区分 自然
1

モモイロインコの解説

カンボジアモエギハコガメ

飼育は非常に難しく、ほとんどの個体が餌を食べずに死んでいくため、「死にガメ」といわれています。懸命な努力の結果、何でも食べる健康な個体となり、2001年より、交尾・産卵が見られるようになり、試行錯誤の結果、2004年6月念願の孵化に至りました。

画像:カンボジアモエギハコガメ

 

繁殖年月日 2004年6月26日
受賞年度 平成17年度
繁殖区分 人工
1

 

カンボジアモエギハコガメの繁殖
円山動物園レッドデータブック カンボジアモエギハコガメ
今年もカンボジアモエギハコガメの繁殖に成功しました(2009年)

アオホソオオトカゲ

生息地の季節性を提供することで、交尾・産卵に成功。世界的にも貴重な事例。

アオホソオオトカゲ繁殖賞

 

繁殖年月日 2012年12月16日
受賞年度 平成26年度
繁殖区分 人工
1

アオホソオオトカゲの解説

スペングラーヤマガメ

アジア原産の絶滅危惧種で、飼育が困難しゅである。当園では、2010年より繁殖を目的とした飼育を開始。生息地の季節性を再現することで繁殖に成功した。

スペングラーヤマガメ繁殖賞

 

繁殖年月日 2012年7月16日
受賞年度 平成26年度
繁殖区分 人工
2

 

モウドクフキヤガエル

両生類は現在最も絶滅に瀕している生物である。当園では2011年より、国内外の両生類の繁殖に着手しており、この種以外でも多くの実績を残している。

モウドクフキヤガエル繁殖賞

 

繁殖年月日 2014年3月1日
受賞年度 平成27年度
繁殖区分 自然
20

 

 

 

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札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428