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カバ図鑑 その3
指は4本と学問的説明
前足です。真っ正面から写してます。
横から見ると、つま先立ちなのがわかります。ちゃんと走る用の足なのです。ひづめだしね。
かなり太めのカバだけど、足首は肉がついていないね。人間と同じで、足首にムキムキ筋肉や、ぷるぷる贅肉がついていると走りずらいからです。
白いはんてん模様は、親から遺伝しました。日本全国のカバ、この模様である家族がわかっちゃうのですw(゜o゜)w
(平成19年5月25日・記)
歯磨き中
カバが口をあけるのは野生では威嚇だ(怒ってる)けど、飼育下では「おなかすいたよ」という意思表示です。
でも食後にも口をあけてくるので、これはかまってほしいのかなと思って歯磨きをやってみたら、嫌がって逃げていかないので、気持ちいいんだろうなと判断して続けています。合図して口をあけさせてるんじゃないんだよ。いつもカバまかせです。
歯ブラシは、サンスターさんがこの不況の世に特注で作ってくれました!
辛いときに、人に優しくできるってすごいよね。
(平成19年5月17日・記)
コンクリートの上に
動物は土の上に生きるのに、動物園ではコンクリートや樹脂でできた平面の上。
熱帯動物館が建てられたのが昭和41年と古い施設なので、どうしたって時代おくれはいなめません。
(ちなみにドンは昭和46年から熱帯動物館にいます。)
だけど、土は雑菌が多いし、植物を植えれば草食獣にあっという間に食べ尽くされちゃうし、フンの量は多すぎて土に還るのに追いつかない。問題は多いけれど、いつか土の上で泥遊びさせてあげたいですね。
(平成19年5月17日・記)
毎朝かならず 3
扉を開けて何度も名前を呼ぶと、ドンはたいていこちらをチラチラ見ながら、屋内プールから出てくれます。「まだ寝てたいけど、しかたないのぅ」と、言ってるみたいで「ふふっ」て感じです。
もちろんスムーズに出てくれなくて困るときもあるけど、日によって気分が違う。そういうほうが、いきものらしいと思う。
やっぱり、「ふふっ」と思う。
(平成19年5月17日・記)
毎朝かならず 2
で、左(寝床)から右(屋外展示場)へ移動してもらいます。
吹雪や雨の日は、立ち止まって外を見ていたり、後ずさったり・・・
飼育員たちは声をかけたり、鈴をならしたりして「外に出ろよ」と合図します。
しつけですね。口の中や足の裏をみせてくれるようにしつけると、健康管理がとってもスムーズになります。
ちなみにカバは何のしつけもしていません。
(平成19年5月17日・記)
毎朝かならず 1
オリの中で飼育する以上、毎日の掃除と日光浴は欠かせません。
(人も動物も太陽の光を浴びないと、骨がもろくなってしまってアラ大変)
(平成19年5月17日・記)
食事中:1 ばりぼりばり(草より野菜が好き)
食事中:2 ガバ!!とすくいあげ↑
食事中:3 あら、見てたのね?
(平成19年5月7日・記)
いつもの姿
カバはだいだい、こういうかっこでずーーーっとおとなしくしています。
皆さん、覚悟してかば舎前へ来て下さい(笑)
水面から目・耳・鼻だけぷっくり。(太りすぎの背中がはみ出しているのはご愛嬌)
壁に張り付き、電柱の影から尾行する、警察スパイ探偵の皆さんがうらやましがりそう。
生き物ってかくれんぼ上手がほんとに多いよね。生きる知恵だね。
(平成19年5月7日・記)
水大好き!
去年まで象の花子もやってましたね。今年はカバが外で水遊びやります。
短い時間ですが、もちろん天気のいい日に。
ちなみにプールの水も最初から少なめに給水して、水遊びの時にちょこちょこ給水している感じです。室内の水遊びもそうですね。節水節水!
(撮影:昆虫館担当飼育員) (平成19年5月7日・記)
よろしくね
父・どんの一人娘・ざんです。
母はザブ、おじいちゃんはドボン、おばあちゃんはバシャンといいます。
・・・次は、マーガレットとかノンノンとかカワイイ名前にしてくれないかしら・・・
あ。ムーミンはね、カバじゃなくてムーミントロールっていう妖精なのよ。
(撮影:友の会 山口) (平成19年5月7日・記)
中にはいりたい
と言っているようなこのポーズは15時すぎによくやるみたい。ごめんね。まだ外にいてね。寒い冬は1時間くらいの日光浴だけど、夏には16時くらいまで外プールにいます。
外にいない時は、館内に会いに来てネ。
(平成19年5月7日・記)
裏6
振り向くとびっくり!キリンが首をのばしてます。
噛んだりしないけど、首をひとふりするだけで人間は吹っ飛びます。
実はまわし蹴りも出来ます。
サクの中には入らないでね。
(平成19年5月7日・記)
何食べてるの?
はい、草です。円山動物園では他にも、にんじん、いも、おから、キャベツ、塩、カルシウムなどを与えています。
小・中学生に「何キロべるんですか?」とよく質問されるんだけど、どうしてそんなに数字にこだわるの?テストに出ないよね?数値より、「どうしてこうなの?」って探求心を持ってほしい。
(平成19年5月7日・記)
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