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当園で飼育していたインドセタカガメ
2019年8月30日(金曜日)に、展示中のインドセタカガメ雄1頭、雌1頭が死亡する事案が発生いたしました。
死因は展示プールの水温が上がりすぎてしまったことによるものです。
本展示水槽では、循環ろ過及び循環加温・冷却装置により、水質・温度を管理しています。
水温は水槽内に温度計が設置されており、自動的に設定された水温になるようにヒーターやクーラーが作動するようになっていますが、
この温度計が外れ水槽外に脱落してしまったこと、
また、前日の停電により設定温度がずれてしまったことにより、水温が上がり続けてしまったものと推測されます。
インドセタカガメは東南アジア原産のカメで、生息地の開発や食用目的の乱獲などで生息数が減少していると言われています。
希少種の国際取引を規制するワシントン条約でも最も強く規制される1.類に指定されており、通常輸入することはできません。
当園にいる個体は横浜市野毛山動物園で生まれた個体で、当園においても繁殖に取り組んでおりましたが、大変残念な結果となってしまいました。
今後、このような事案を発生させないよう、必要な対策をとってまいります。
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