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更新日:2020年3月29日

臨時休園特別動画「今日の円山動物園」追加情報【オオカンガルー】

札幌市円山動物園は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための外出自粛を目的として、2020年3月1日から3月31日まで臨時休園となっています。
期間中、皆さまに休園中の動物の様子を少しでもご覧いただけるようTwitterで毎日動画「今日の円山動物園」を配信しています。このページでは、配信した動画に映っている動物について紹介します。
Twitterと共にチェックしてみてください。

今回は、3月27日の動画に登場したオオカンガルーについてご紹介します。

カンガルー1

オオカンガルーは別名ハイイロカンガルーとも呼ばれており、全長は最大で約2m、体重は約70kgにも及ぶカンガルーの中では最大級の種類になります。また、オスはメスよりも体が大きくなります。

円山動物園ではオス4頭メス8頭の計12頭を飼育しています。

 

オオカンガルーの学名であるMacropus giganteusMacropusにはラテン語で「大きな足」という意味があります。

カンガルーの後肢がどんな形をしているか知っていますか?

カンガルーの後肢は、3本指のように見えますが、実際は4本指です。3本指に見えるのは、人差し指と中指の皮膚が繋がっているためです。ちなみに、親指は退化して無くなっており、大きく発達しているのは薬指です。

カンガルー2

カンガルー3

↑足先の骨(動物科学館内には、アカカンガルーの全身骨格標本が展示されています。)

 

カンガルーは跳躍力に優れており、1回の跳躍で約8m、高さは約2mもジャンプすることができると言われています。走るスピードは時速50km以上に達することもあり、長い距離でも時速20~30kmで移動することが可能です。カンガルーの跳躍力は、長く伸びる後肢と、後肢の筋肉や発達した腱(けん)の働きによるものです。

カンガルーは太くて長い尾を持っており、闘争時には尾を支えにして両足で相手をキックすることもあります。ジャンプして移動する時(走る時)は尾を上下に動かしてバランスを取ります。ゆっくり移動する時は前肢と尾で体を支えた状態で後ろ足を前にずらすようにします。

 

カンガルーは袋の中で赤ちゃんを育てることで有名ですが、生まれたての赤ちゃんは1g程度の小さな体で、いつ生まれたのかが分からないことが殆どです。

そのため、円山動物園ではカンガルーの誕生日を初めて袋から顔を出した日(初認日)としています。

カンガルー4

 

さて、現在は新型コロナウイルスが問題となっていますが、その前には「オーストラリアの大規模火災」がニュースで取り上げられていました。2019年9月から続いた大規模火災では人間だけでなく、10億匹以上もの野生動物も犠牲になったと言われています。2020年2月14日に全ての火災を封じ込めたとして事実上の制圧宣言が出されましたが、被災した野生動物の保護や生息地の保護・回復にはまだまだ時間がかかるでしょう。

円山動物園では、オーストラリアの野生動物を保護するための支援として、6月末まで募金箱を設置し、寄付金を募っています。

今後も皆さまに動物達の元気な姿を伝えていきますので、開園までしばらくお待ちください。

このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428