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奥側がヒナ
今年、野生復帰施設で14年ぶりとなるエゾフクロウの繁殖に成功しました。
この数年、エゾフクロウについて繁殖を行うべく取り組んできましたが、なかなかうまくいかなかったことから、昨年春にペアを組み直し、静かな場所で繁殖に取り組むために、非公開の野生復帰施設に移動していました。
その結果、1羽の孵化に成功しました。
現在も健やかに成長しており、今後はトレーニングを行って、フリーフライトなどで活躍してもらう予定です。
ぜひ楽しみにお待ちください。
【孵化日】
2018年5月16日(性別不明)
【巣立ち日】
2018年6月16日
【エゾフクロウ豆知識】
英名 Hokkaido Fral Owal 学名Strix uralensis coreensis
フクロウはユーラシア大陸の温帯から亜寒帯にかけて広く生息し、全長50cm、翼開張98cmで、丸い顔で目の黒い種類です。
脚は下部まで羽毛があります。
オス・メス同色ですが、メスがオスより大きくなっています。
日本全体に分布し、北海道のものはやや白く、南下するほど黒くなり、九州では顔が黒々としています。
北海道に生息する地域亜種をエゾフクロウと呼んでいます。
エゾフクロウのヒナ
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