ここから本文です。

更新日:2020年3月4日

臨時休園特別動画「今日の円山動物園」追加情報【カバ】

札幌市円山動物園は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための外出自粛を目的として、2020年3月1日から3月19日まで臨時休園となっています。
期間中、皆さまに休園中の動物の様子を少しでもご覧いただけるようTwitterで毎日動画「今日の円山動物園」を配信をしています。このページでは、配信した動画に映っている動物について紹介します。
Twitterと共にチェックしてみてください。

今回は、3月3日part2の動画に出ていたカバについて紹介します。カバ「ドン」

動画の中で、口を大きく開けているのは、カバの「ザン」(メス)です。
円山動物園には、国内最高齢のオスの「ドン」とそのこどもの「ザン」がいます。

カバは、口が150度まで大きく開くことができるんです。
餌は、草を1日に30~50kgほど食べます。
体重は、1.5~3tにもなりますが、陸上では時速40km以上で走ることができます。

カバは、アフリカの川、沼や湖等に群れを形成して生息しており、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧2.類と指定されている動物です。

カバ「ザン」

カバは体の形や遺伝的研究からクジラやウシ等の仲間、鯨偶蹄目に分類されています。

皆さまもご存知の通り、カバは水中と陸上を生息環境として利用する動物です。そのため、形態的特徴として、頭が大きく、鼻・眼・耳が一直線に並んで位置しています。

何故、このような特徴を獲得したのかというと、水中から周囲の様子をうかがいながら呼吸が出来るようにするためです。更には、カバは鼻孔を自由に開閉することができ、水中での浸水を防ぐことを可能にしています。

カバの足裏 潜っている様子

カバのプールについて

円山動物園に「カバを見に来たけど水槽が濁って見えない」ということは、よくご意見としてお聞きします。
これはカバのとある行動によることが原因です。カバは縄張り意識が強く、尿と糞をまき散らすことにより縄張りを主張します。
このため、水を交換しても、すぐ尿と糞で濁ってしまいます。
野生下では、威嚇の際に行われることが多いとされています。

「ザン」のプールは偶数日に、「ドン」のプールは奇数日に水を交換しています。月の最終日が奇数の場合は、水の交換を行わない日もあります。

様々な場所で、カバの生態に関しての研究は行われています。
その一つに、マラ川には野生のカバが4000頭生息しており、マラ川に1日合計約9.3tの糞をしていると言われています。
糞は水中に沈み、底で蓄積され微生物が酸素を使い、分解を始めます。
その際、水中の酸素濃度が低下してしまい、魚が多く死んでしまうという報告もあるそうです。

今後も皆さまに動物たちの元気な姿を伝えていきますので、開園までしばらくお待ちください。

 

このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428