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コツメカワウソの「サン」
【2021年8月24日(火曜日)掲載】
コツメカワウソ「サン」の状態についてお知らせいたします。
8月17日に抗生剤を追加して以降、徐々に元気食欲を取り戻し、8月21日にはエサを残さず食べるまでに回復しています。
8月22日に実施した尿検査では、まだ膿尿(尿の中に膿がある状態)が確認されているため、引き続き治療が必要な状態です。今後も「サン」の状態を確認し、治療、看護を続けてまいります。
【2021年8月17日(火曜日)掲載】
コツメカワウソ「サン」(性別:オス 年齢:10歳)の病状についてお知らせいたします。
「サン」は8月15日の午後から元気食欲が急速になくなったために、8月16日に麻酔をかけて検査、治療を実施しております。検査で得られた所見は以下のとおりです。
1 重度の腎臓の結石
2 重度の膿尿(尿の中に多量の膿がある状態)
3 中程度の歯肉炎
膿尿の状態は深刻であり、腎臓や尿管、膀胱等に重度の感染、炎症があることが示唆されます。そのため、抗生剤治療、解熱鎮痛剤による治療を直ちに開始しておりますが、8月17日現在、元気、食欲の回復は認められていません。油断できない状態が続きますが、最善の投薬、看護を検討しながら治療を進めてまいります。
腎臓の結石(レントゲン検査)
尿中に認められた膿(尿の顕微鏡検査)
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