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当園で飼育しているニホンザルの最年長個体「なえ子」(メス/33歳)が死亡しましたのでお知らせいたします。
「なえ子」は、6月14日に血便が確認されて以降、断続的に血便が見られるようになっていました。
高齢ということもあり、薬の副作用の影響が出ないよう、状態を確認しながら投薬を継続し、11月には、元気食欲ともに安定した様子も見られました。
しかし、12月23日朝に、食欲と活力の低下が見られた後、急速に全身状態が悪化し、昼前に息を引き取りました。
「なえ子」は円山動物園生まれで、ニホンザルの寿命が25~30年程度と言われている中、30歳を越してからも食欲旺盛でした。
頬袋にエサを詰めたうえに、さらに両手にニンジンや煮干などを持って食べる姿は、多くの来園者の方から愛されておりました。
33年という長きにわたり、「なえ子」を可愛がっていただいたことに感謝申し上げます。
【生年月日】昭和60年(1985年)4月26日 円山動物園生
【死亡年月日】平成30年(2018年)12月23日(享年33歳)
【死因】呼吸器疾患(肉眼の病理所見による推定)
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