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計量検査所って何をしているところがご存知ですか?
計量検査所では、大きく分けて4つの仕事をしています。
私たちが生活していく中で、例えば、精肉店での量り売り、薬局での薬の調合や病院及び学校での体重測定など「はかり」が活躍する場面は意外とたくさんあります。
もし、これらの場面で「はかり」が正しくなかったとしたら
このようなことがないように、「取引」や「証明」に使う「はかり」については、2年に1度「はかり」が正しいかどうかの検査を行っています。
検査を受けていない「はかり」は「取引」「証明」に使うことはできません。
検査に合格した「はかり」には合格シールが貼られています。
また、「取引」「証明」に使う「はかり」には必ず「検定証印」「基準適合証印」が付いています。
機会があればお店で確認してみてください。
スーパーなどで売っている食べ物には、グラム単位で販売している商品があります。
計量検査所では、こうした商品が表示されている重さどおりに正しく販売されているかの検査を行っています。
検査は毎年6月から12月に、市内のスーパーなどに出向いて行います。
皿やラップは、商品の重さに含まれません。これらのものを「風袋(ふうたい)」と言います。
たとえば、風袋の重さが15グラムで、100グラム198円の魚を300グラム分買ったとします。このとき、風袋の重さを5グラムとしか引かなかったとしたら、実際の魚の重さは300-10=290グラムとなり、10グラム分損をしていることになります。
「はかり」は精密な機械ですので、傾きやエアコンの風など、ちょっとしたことで重さが変わってしまいます。
計量検査所では、内容量の検査を行うと同時に、「はかり」が正しい使い方をされているかも確認しています。
灯油を販売するタンクローリーのメーターやガスメーターなどは、私たちの生活に深いかかわりを持っています。
これらのメーターには使える期間に限りがあり、これを超えて使用することはできません。
また、期間内であっても、メーターが間違っていると、正しい取引ができなくなってしまいます。
これらのメーターについて、有効期限を過ぎたものを使っていないか、正しく計量できるかといった検査を行い、安心して取引ができるようにするのも計量検査所の仕事です。
毎年11月1日は「計量記念日」です。
平成5年11月1日に現行の計量法が施行されたことから、社会全体の計量制度に対する理解の普及を図るために制定されました。
計量検査所では、「計量記念日」に合わせて、北海道や計量に関わる団体と協力してイベントを行っています。
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