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更新日:2021年6月30日

精神障害のある方でも、本人の適正にあった職種で、周りの理解やサポートがあれば、働くことは充分可能。(川手 菜未さん)

川手 菜未さんの顔写真

業種

学術研究業

名前 川手 菜未
障がい種別・程度

精神障害3級(うつ病、ASD、ADHD)
指定難病(多発血管炎性肉芽腫症)

記載日:令和3年6月8日

業務内容を教えてください。

大学で研究員をしています。子どもの健康と環境との関連を研究しています。

一日のスケジュールを教えてください。

7時20分 起床
8時30分 出勤
9時30分

会議(ZOOM)

12時00分 昼食
13時00分 研究(文献を読んだりする)
17時30分 退勤
18時00分

夕食

22時00分 就寝

職場で配慮されていること(嬉しかったこと)を教えてください。

川手さんの職場での写真

 

 

裁量労働制なので、平日に通院の時間をとることができます。具合が良くないときは、早退することもできます。

 

研究員、一人一人がパーテーションで区切られたスペースで仕事をしているので、周りを気にしすぎなくて良いです。

仕事をする上で、ご自分で行っている工夫を教えてください。

カレンダー(3つ!)に会議やセミナーの予定を記入して掲示。やらなくてはいけないことは、付箋でホワイトボードに貼る。

人の顔を覚えるのが苦手なので、職員名簿を掲示。

疲れを持ち越さないように、22時に就寝。

活用した(している)支援機関を教えてください。

  • 現在:精神科クリニック、大学病院膠原病内科
  • 以前:高校2年生、31歳で精神科に入院。
        令和1年12月~令和3年3月まで生活保護。
        就労移行支援事業所に通所。(WEBデザイン系)
        居宅介護(ヘルパー)、訪問看護を利用。

ご自分が仕事で困ったときに、相談できる相手はいますか。それはどのような関係の人ですか。

精神科の主治医。

余暇(業後や休日)の過ごし方を教えてください。

川手さんが音楽イベントに参加した際の様子

 

 

音楽を聴いたり、ゲームをしたりしている。

 

ベランダで花を育てているので、世話をしている。

時々、友達やお世話になった人に手紙を書く。

好きなキャラクターのぬいぐるみや文房具などを集める。

 

 

障がい者雇用を考えている企業の方にメッセージをお願いします。

精神障害のある方でも、本人の適正にあった職種で、周りの理解やサポートがあれば、働くことは充分可能です。

我慢してしまい、退職につながってしまう人も多いので、困っていないか、必要なサポートはないか、確認してもらえると、助かります。

しかし、必要以上に、障害者だから、という扱いをされると苦しくなってしまう方もいると思います。どの程度の配慮が必要なのか、社内のどの人まで伝えるか、など、本人や利用している相談機関、定着支援機関などと連携しながら、本人の能力を生かせる仕事を探してもらえると良いと思います。

これから一般就労をしたいと考えている障がいのある方にメッセージをお願いします。

花をバックにした一枚

規則正しい生活、特に睡眠は大事だと思います。お風呂にゆっくり入って、しっかり眠りましょう。服薬もきっちりしましょう。

自分に合った仕事が分からないときは、就労移行支援事業所に通ったり、ハローワークに相談してみたりするのも良いと思います。トライアル雇用制度を使ってみる方法もあります。

できないこと、わからないことは、周りの人に確認しながら取り組むと良いと思います。困ったとき、具合が悪い時も、我慢せずに伝えましょう。

余暇を過ごせる趣味などがあるとリフレッシュできて良いと思います。

医師や支援機関はもちろんですが、当事者会などで悩みを共有できると、当事者にしか分からない困りごとも話せるし、一般就労している先輩の話を聞く機会にもなると思います。

 

 

(この記事は、ご本人から提出していただいた原稿を基に作成しています。)

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