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(1)作業所もふやすべきだが、もっと大事なのは、社会復帰につながる職場の存在だ。ハローワークでは、身体障がい者には求人があっても、精神障がい者にはないに等しい。障がいとともに懸命に生きている人がいるという現実を、社会にもっと知ってもらいたい。(募集意見)
(2) 「盲人」という表現につよい抵抗を感じる。「視覚障がい者」という言葉に置きかえてほしい。(募集意見)
(1) 新規事業の創設や既存事業の見直しなど、障がい者に関わる施策については、障がい当事者団体に事前協議するなど、協働作業として社会参加の促進・ノーマライゼーション社会の構築を進めてください。(団体意見)
(2) 「施設から地域生活への移行」および「施設に入ることなく地域での生活を実現する」ことを障がい者施策の基本とし、将来的に「脱施設宣言」をめざしてください。(団体意見)
a. 障がい者の入所施設を新たにつくらず、その分の予算は、障がい者が地域で生活するために必要なサービスの充実に当ててください。
b. 既存の施設は、入所者の地域移行を進めるとともに、地域生活支援サービスを担うものとなるよう機能を見直し、将来的には、現行の施設機能を廃止してください。
(3) 役所の窓口職員はもっと福祉制度を理解してほしい。不明な点はすみやかに関係機関に確認してほしい。(意見聴取)
(4) (中途難聴者。話せるため、障がいを軽く見られがち)市外から転居してきたが、区役所で障がい者向けのいろいろな福祉制度あることを、何回も窓口に行ったのに知らなかった。(サポーター意見:毎年、各区の行事として障がい者対象の臨時相談コーナーを開設してはどうか。なお、「障がいのある方のための福祉ガイド」は障がい別に編集するなど見やすくする工夫を)(意見聴取)
(5) 札幌市では2年前から、「障がい」と表記することとしているが、市職員の中でも、あまり神経質になる必要はない、と言う人がいる。職員の意識改革が必要。障がい者の立場や、当事者・家族のつらい気持ちを理解してほしい。
(6) 公務員、職員の施設などへの天下りを止めてほしい。(意見聴取)
(7) 視聴覚障がい者情報センターについて。(募集意見)
a. 館内の点字ブロックが、光線のかげんでたいらに見える。
b. 多目的トイレの入口が開閉ボタンではなくセンサーになっており、どうやって開けるのか分からず、困った。
c. トイレ内の便座に点字が打ってない。
d. 説明板が入口の風除室内に向けて貼ってあるが、開閉するガラスのドアがかぶさる形のため、弱視者が顔を近づけて見ていると、動くドアが頭にぶつかりそうになる。
e. ボランティアの人たちにはいくつも使える部屋があるが、障がいのある人たちがつどう部屋がない。
f. 喫茶店のところの段差をなくし、気楽に集まれる場所にしてほしかった。
(8) 障がい者による政策提言サポーターの、提言や取り組み状況は、ホームページなどで市民がいつでも見られるようにすべき。
(9) サポーターの懇談会で配られた資料は漢字が多く、言葉もむずかしかった。もっと分かりやすくすべき。また点字の資料が用意されていなかった。いろいろな障がいに対応して、それぞれ同様な情報の提供をしてほしい。(募集意見)
(10) 区役所に、政策提言サポーターあての意見用紙をもらいに行ったが、ないと言われた。いつでも提出できるよう用紙を置いておいて下さい。(募集意見)
(1) 介護ヘルパーの質がひくい。資格取得をきびしくしてほしい。受講終了しただけで資格をあたえるのはよくない。実技をふくめて資格をあたえてはどうか。(意見聴取)
(2) (下肢機能、障がい3級)生活していく上での器具(車いす、歩行器)、家の改良(台所、廊下など)を支援費や介護保険で支給してほしい。(意見聴取)
(3) デイケアでの送迎について、(介護度のかるい場合)本人の自由意志を生かした方法で通所できるようにしてほしい。現在は、安全のためということでしばりつけて、障がい者の自尊心をきずつけている。(募集意見)
(4) 肢体障がい者と高齢の親の世帯。親は身体的・知的に障がい者とかわらないが、自分が何もできないことを認めたがらないので、介護保険の申請も思うようにできない。高齢者と障がい者の同居家族は、事故がないように定期的に巡回してもらえないものか。(募集意見)
(5) 夫が身障1級。私(妻)もパーキンソン病で、なかなか夫の世話ができないので、ヘルパーさんの時間や回数を多くしてほしい。(募集意見)
(1) 昨年10月の「重度心身障害者医療費助成制度」の見直しにともない、所得税課税世帯で常時医療的ケアを必要とする障がい者の生活があやぶまれることから、障がいに起因した医療行為(人工呼吸器、褥傷など)で今の制度で対応できないものに支援を検討してください。(団体意見)
(2) 精神障がい者の入院実態を把握し、負担軽減および権利擁護を進めてください。(団体意見)
(3) 15歳のとき精神科に入院したが、当時の医師はほかの医師や患者に自分の病気のことを話した。プライバシーや個人情報保護法の観点から、こういうことは絶対なくしてほしい。(意見聴取)
(4) 私は心臓病のためときどき救急車で夜間急病センターに運ばれ、気管挿管もされたことがある。先日、新聞で、秋田の救急隊員が資格なしに気管挿管をしたために処分されるという記事を見たが、そういうことには断固反対する。目の前で人が苦しんでいるのに、許可も資格もない。(募集意見)
(5) (母親より)自閉症者や知的障がい者を対象とした、専門知識をもつスタッフをそろえた総合病院ができないものか。せめて障がい者外来はできないものか。歯科は、口腔医療センターの障がい者診療部を利用しているが、スタッフも理解があり、暴れたりむずかっても非常によく応対してくれる。(募集意見)
(1) 障害年金の増額をするよう国に要望してください。(団体意見)
(2) (精神障がい2級)働いた経験がなく、家族に大変な負担になっているので、医療助成(精神科以外)、福祉手当、介護手当など考えてほしい。
また、障害年金の申請をしたが通らなかった。厚生年金は3級でも障害年金がもらえるのに、国民年金は3級がない。年金は働けない人、収入のない人の生活保障をするものではないのか。(募集意見)
(1) 視覚障がい者のワークアシスタント、ジョブコーチ等、障がい者雇用を推進する上で役だつ国の施策について、ハローワークと連携して一般企業への周知を促進するとともに、賃金補填の期限がきれたあとも障がい者の継続的な雇用が推進されるよう働きかけてください。(団体意見)
(2) 重度障がい者の就労を進めるために、職場内介助者の配置と通勤手段の確保が重要。自立支援法において明確に位置づけるよう関係機関へ要望してください。 (団体意見)
(3) 障がい者で、ホームヘルパーの有資格者やパソコン講習受講者はふえているが、それをいかせるところが少ない。受けいれ体制はまだまだだ。(懇談会)
(4) (精神障がい者)職親、職適についてもなかなか雇用にむすびつかないことを体験し、また聞きおよびました。行政のいっそうの配慮をおねがいします。
(5) (知的障がい者)市で就労支援プログラムをつくるよう要望する。自分に何ができるか、何が適しているか、自分自身いまだ分かっていない。一生かけてできることを勉強できる“場”はないのだろうか。(意見聴取)
(6) 教育訓練給付制度のコースをもっとふやしてほしい。(団体意見)
(7) 法定雇用率を中小企業にも適用してほしい。(意見聴取)
(8) 障がい者を雇用している会社は建物全体をバリアフリー化してほしい。(意見聴取)
(1) 地下鉄大通駅のエレベーターは、場所がわかりづらい。(意見聴取)
(2) 障がい者にとっては、実は上りより下りの方が苦痛。大通駅南北線への通路階段の下りに一考を。(意見聴取)
(3) 東京の地下鉄のように、車いすでも介助なしで乗れる装置を。(意見聴取)
(4) 右側にマヒのある人のために、改札機を両側につけて。(意見聴取)
(5) 地下鉄には車いす用のスペースがあるが、実際に乗せられるのは先頭車両か最後尾の車両だ。(意見聴取)
(6) 地下鉄(車内)の手すりをふやしてほしい。(募集意見)
(7) 地下鉄の出入口の階段の手すりは、切れ目が多く、たいへん危険。(募集意見)
(8) 地下鉄の階段の途中、大きな広告の枠があって、その部分、手すりが途切れていて危険。(募集意見)
(9) 地下鉄札幌駅からJR駅に行く途中の階段の手すりは、柱と柱の内側にあり、そのうえ階段を一段おりたところから始まっているので、危なくて利用できない。 (募集意見)
(10) 地下鉄駅の階段の手すりは、階段をまず下りなければつかめない状態のところもあれば、不必要に伸びているところもありと、同じ駅構内でもマチマチだ。 (募集意見)
(11) 地下鉄の階段のへりは、左右のはしに塗料をぬるだけでなく、へり全部をはっきりと明示するようにしないと、安心して階段の上りおりができない。これは、視野狭窄者や弱視者にとっては命にもかかわる問題だ。(募集意見)
(12) 今年に入って地下鉄コンコースや通路に案内板と点字ブロックが設置されたが、カベに取りつけても全盲者にはどこにあるかも分からない。そういう点字の案内は、むしろ改札機を出てすぐのところに置くべきだ。(募集意見)
(13) 地下鉄駅のホームやコンコースにはいろいろな形の柱があるが、床とのコントラストのない色あいの柱は危険であり、弱視者は何度もぶつかった経験をもっている。(募集意見)
(14) 地下鉄駅のホームやコンコースで、意味のない場所に点字ブロックがはられている。また、基準に合った点字ブロックの敷設を。総点検をして早急に改善を。 (募集意見)
(15) 地下鉄ホームでは、床、階段、天井などに、健常者でも色分けの意味がよく分からないほどいろいろ表示がされているが、それに引きかえ、視覚障がい者向けの点字ブロックは、階段にもエスカレーターにもない。(募集意見)
(16) 大通駅ホームでのかけこみ乗車をなくすような工夫を。特に東豊線から走ってくる人が、障がい者にぶつかることがあり危険。(募集意見)
(17) 地下鉄東西線、大通駅のホームは、上下線が同時刻に停止すると大変な混雑で、ホームを歩くことさえ危険な状態だ。同時刻に停車しないようにしてほしい。 (募集意見)
(18) 白杖を持った人が、(大通駅)道銀 ATM前の改札機のところで、白杖をふり回して改札口をさがしている姿を見かけた。他にも改札口が分かりづらいところを再点検して、点字ブロックをつけてほしい。(意見聴取)
(19) 地下鉄札幌駅と東豊線との連絡通路にある改札機には点字ブロックがはってない。(募集意見)
(20) (電動車いす使用者)地下鉄・東豊線、福住駅2番のエレベーターで地上に出ると、風除室の出口がエレベーター出口から見て右側にあり、風除室の中で右側に曲がる動作をしなければならず、利用者や扉・カベにぶつかってしまう。風除室の出口を正面にして、エレベーターからまっすぐに出られるようにしてほしい。 (募集意見)
(21) 地下鉄麻生駅の3番の出入口が分からないので、誘導チャイム、または点字ブロックをつけてほしい。(募集意見)
(22) 地下鉄麻生駅のトイレ前の点字ブロックを、以前から直すよう申しいれているが直らない。(募集意見)
(23) ゴムタイヤの地下鉄は時代遅れ(?) 欧州では、ゴムタイヤの粉塵公害で、すべて鉄の車輪に替わっていた。札幌市も鉄輪にして、大通から旭川、函館、千歳など道内主要駅に行けるようにしてほしい。(募集意見)
(24) 地下鉄をリニアモーターカーにして下さい。今よりも早く安全な地下鉄を遠くまで走らせたらよいと思う。(募集意見)
(1) バスは低床車や2ステップバスではなく、スロープ付ノンステップバスの導入を進めてください。市電も(赤字とのことだが)段差の低いものに替えてほしい。 (団体意見)
(2) バス停の時刻表は、何時何分の分の表示が、横にずいぶん離れている。違う路線の時間かと思ってしまう。もっと大きな字で、分かりやすくして。(募集意見)
(3) 耳が不自由なため、バスに乗っているとき下車場所が分かりにくいので困る。→地下鉄のように、すべてのバスに大きな電光掲示板をつけてほしい。(団体意見)
(4) 視力ゼロなのでバス停が分からず、いつも神経を使う。(信号機のシグナルエイドのように)受信機と発信機で、バス停の位置が分かるような仕組みを作ってほしい。(募集意見)
(5) 札幌駅前から新琴似駅までの市電の鉄北線を復活してください。(募集意見)
(1) 福祉有償運送における運営協議会を早期に設置する。(団体意見)
(2) セダン型特区を早期に申請する。(団体意見)
(3) 運営協議会での申請を円滑に行うため、指導、講習会の開催等についてNPOに業務委託し、NPOによるSTSが普及するようにする。(団体意見)
(4) NPOが使用する福祉車輌の保管駐車場所として、公有地を無料または安価に提供してください。(団体意見)
(1) 療育手帳Bバーの人にも福祉ウィズユーカードを。(懇談会)
(2) (知的障がい)地下鉄やバスで福祉ウィズユーカードを使うと、(ランプが点灯するので)「子どもか」と言われる。(意見聴取)
(3) 交通費助成は、障がいが重くてなかなか外出できない人に福祉パスで、活動範囲の広い軽い障がいの人に助成が少ないのはおかしい。しかし、自分たちも一定の負担は必要ではないか。(懇談会)
(4) タクシー券を一度に何枚使うかは個人にまかせて、なくなったら自己負担でよいのでは。(意見聴取)
(5) タクシー券は、基本料金だけでなく、加算料金等にも使用できるようにしてください。(団体意見)
(6) 下肢機能で障がい3級。歩行困難でバス停まで行けず、福祉ウィズユーカードをもらっても利用できないので、タクシー券を支給してほしい。(募集意見)
(7) 脳梗塞による半身不随。福祉ウィズユーカードをもらっても、市電や地下鉄のステップが高く上がれないので、結局一度も使わずに終った。現在、通院にタクシーを使っているが、その費用がかさむ。
介護タクシーだと1割負担だが、こちらはワゴン型で段差が高く、市電と同じく不便。通院のときだけでも、一般タクシーを介護保険で利用できるようにしてほしい。(募集意見)
(8) すべての障がい者に、福祉ウイズユーカードを月5枚出してほしい。(団体意見)
(9) JR料金は、障がい種別に関係なく(精神障がいでも)、100km以上を半額にしていただきたい。(団体意見)
(10) 敬老パスが(金額の入った)敬老優待乗車証にかわってから、バスを降りるとき、機械を通さなければならず不便だ。前のように、見せるだけでいいように改めてほしい。
(いつも松葉杖を使っているので段差に危険を感じる)(募集意見)
(11) 敬老パスはやはり必要。以前は、バス・地下鉄は老人ばかりだったが、今はガラガラ。燃料代をかけて走っているのだから、タダの人でも乗せないよりはましではないか。また、老人が外出することで経済の活性化もはかれるのではないか。もう一度考えていただきたい。(募集意見)
(12) 特に視覚障がい者の場合、福祉パスを機械に通すとき、うまく取れずになくすことがあるが、再交付には約2週間かかる。そういうことを防ぐためにも、福祉パスをICカード化して、機械を通さなくても(近づけるだけで)いいようにしてほしい。(募集意見)
(1) 歩道をできるだけ平らに(車イスだとだんだん車道の方に行ってしまう)。(募集意見)
(2) 歩道で、幼児、車いす利用者、視覚障がい者、高齢者に非常に危険な段差がある。歩道の再点検を。(募集意見)
(3) 歩道の所々で、自動車が民地から道路に出るための通路として、車の幅で低くなっており、視覚障がい者や高齢者が歩いていくと、急に力が抜けたりつまずいたりと、たいへん危険。車いすでも、手首の弱い人は通りにくい。さらに冬期間はすべって転びやすい。(募集意見)
(4) (車いすで)歩道~車道~歩道と行くとき、段差ではなく傾斜をつけてあるのだが、その傾斜が大きくて上がれない。(募集意見)
(5) バス停前の歩道の段差を改善してほしい。夏冬関係なく年中、乗りおりとも不便だ。(募集意見)
(6) 放置自転車(募集意見)
a. 商店街や店頭の自転車の放置がひどい。
b. 地下鉄琴似駅の周辺に放置されている自転車が邪魔で歩きにくい。
c. 地下鉄麻生駅周辺の歩道では、夏は放置自転車、冬は雪で、障がい者も高齢者も危険な思いをしている。地下鉄駅の周辺は、札幌駅と同じく、自転車をすぐに撤去してほしい。
(7) 車の「歩道上駐車」をやめて。警察もそれをきちんと取り締まってください。あちこち訴えても歩道上の駐車はなくならない。一体どこに言えばいいのか。私のような視覚障がい者のほかにも、通学の子ども、車イスの人、普通の通行人、みんな迷惑している。(募集意見)
(8) 横断歩道をわたるとき、横断歩道上に停車しているバスやトラックのミラーに頭をぶつけることがある。運転手に抗議しても、かえって「気をつけろ」とどなられた。(募集意見)
(9) 市内の十字路、角のまるくなっている部分は、横断歩道の白線がきちんと引かれていない。段差がないので、視覚障がい者は白線のところまでは歩道かとカンちがいして車道に出てしまい、車にまきこまれそうになった人が何人もいる。各区土木センターは、早急に点検し、改善してほしい。(募集意見)
(10) 横断歩道の幅の範囲内に、電柱が立っていると、視覚障がい者にはたいへん危険。早急に移設してほしい。(麻生の五叉路) (募集意見)
(11) 横断歩道の枠内に雨水マスが取り付けられていると、冬はそこだけ穴があいて危険。白杖が刺さって折れたという人もいる。(募集意見)
(12) 歩道上に違法看板や、そのための電気コードがはっていたりする。障がい者、高齢者、子供とも非常に危険だ。道路管理者はなぜこういう状態を放置しているのか。(募集意見)
(13) 北区役所と北区民センターの間の歩道は、タイルや点字ブロックがギザギザの形のため、タイルと点字ブロックとの境目が分かりづらく、真直ぐに歩けない。「ロマネット計画の一環で」と聞いたが、なぜ、お金を使って、わざわざ障がい者に分かりづらい歩道を作るのか。(募集意見)
(14) ゴミ収集場所のネットはきちんと片付けてほしい。ネットが路上に広がっている状態だと、足にからまって、視覚障がい者には非常に危険。町内会を指導してほしい。(募集意見)
(15) 横断歩道の、障がい者用時間延長ボタンは、視覚障がい者にはその位置がよく分からない。何かよい工夫を。(募集意見)
(1) 市内交差点の歩道、点字ブロックのはり方がマチマチだ。区によっても違う。全くはっていないところもある。(募集意見)
(2) 麻生の五叉路に点字ブロックを。バスの発着場所になっているが、点字ブロックがないため視覚障がい者はひとりで行動できない。麻生とJR新琴似駅間の再開発計画が決まっていないからと言うが、一方では歩道にレンガを敷きつめる工事をしている。このような歩道はデコボコが多く、白杖が使いづらい。冬は歩道の除排雪もわるく、バス停を利用するにも危険だ。(募集意見)
(3) 北区麻生の五叉路では、点字ブロックの上に、常時障がい物が置かれている状態だ。土木事業所の対応が全くなく、パトロール車が日常、この状態を横目に通り過ぎている。(募集意見)
(4) 地下鉄麻生駅で止まる中央バス(01、03、05番。屯田6条12丁目発麻生駅行き)の降車位置がまちまちなので、点字ブロックで駅までスムーズに行けるようにしてください。(募集意見)
(5) 点字ブロックのある歩道を工事したあと、元どおりにしないために、点字ブロックがとぎれたままになっていることがある。原状復帰のための費用も見積もっているなら手ぬきをしているということであり、またきちんと完了検査していないということでもある。業者に改修を命ずるべきだ。(募集意見)
(6) 歩道上のマンホール部分、点字ブロックが迂回して続いていれば、全盲の人でもひとりで歩けるが、マンホールのところで途切れていては歩けない。市内の多くは後者の状態だ。(募集意見)
(7) 市役所本庁舎南側の地下街から上がるエスカレーター・階段のところ、点字ブロックのはり方がわるいと指摘しているのに直らない。(募集意見)
(8) 市役所本庁舎北側玄関の点字ブロックは、視覚障がい者への配慮に欠ける。安全なスロープ側に誘導する点字ブロックはなく、危険な階段に誘導している。また、入口の部分は、真直ぐ入るのではなく、わざわざ遠回りするようになっている。
(9) 社会福祉総合センターの玄関からエレベーターまでの間に点字ブロックをはってください。(募集意見)
(10) 北区民センター (募集意見)
a. センター前、横断歩道のところには点字ブロックがあるが、そこだけで、センターの玄関までの間にはない。
b. センター入口前の点字ブロックには、大きなマットがかぶせられて、せっかくの点字ブロックがかくされている。
c. 館内の点字ブロックも、当事者を混乱させるはり方だ。
(11) 階段のいちばん上に、点字ブロックを二重にはるのはムダ。一列で十分。階段の途中にたいらな部分があるときは、階段がはじまるところにもう一度点字ブロックをはらないと危険。(募集意見)
(12) 視覚障がい者。外は自転車や歩きタバコが怖いので、できるだけ地下街を歩くようにしているが、地下街の点字ブロックは店舗に近いところにはってあるので、人が立って商品を見ていることが多く、いつもぶつかってしまう。商品を入れたワゴンなどを外に出しているせいでもある。(募集意見)
(13) 地下鉄東豊線・月寒中央駅から点字ブロックが北洋銀行のところで切れているので、中央通10丁目まで伸ばして下さい。(募集意見)
(1) 市役所1階の障がい者用トイレはアコーデオンカーテンでしきる方式で、使いがってがわるく介助者がいっしょに入るにもせますぎる。3階には正式の障がい者用トイレがあるが、市民の利用が多い1階にも、障がい者にかぎらず使える多目的トイレを作ってほしい。(懇談会)
(2) 地下鉄大通駅のトイレへの階段、手すりを両方につけて。(片方だけだと、行きはよくても帰りが危険) (団体意見)
(3) 公衆トイレの間口が車いすにはせまい。もう15cmひろく。(団体意見)
(4) コンビニのトイレをもう少し広く(小樽には車いすトイレがある)。(団体意見)
(5) 公共施設のトイレの手すりの高さが違うため使いづらい。(団体意見)
(6) 公共施設のトイレにストマ洗浄をつけてほしい。(団体意見)
(7) 奥さんが車いすを押しているような場合、男性用女性用のほかに、介助者も入れるトイレが必要だ。(意見聴取)
(8) 車いす用のトイレを(民間施設にも)もっと増やしていただきたい。(団体意見)
(1) 公共建築物のバリアフリーの推進及び福祉適合マークの交付にあたっては、単なる建築物への外部からのアクセスやパブリックスペースの状況のみを基準とせず、公共的に利用されている飲食店などへの出入口のアクセス状況も加味してください。(団体意見)
(2) 創成川通のセパレート式信号機は、視覚障がい者には矢印が見えづらく、判断を誤らせる危険が大きい。(募集意見)
(3) 学校施設を避難場所として使うことも考えてバリアフリー化する必要があるが、選挙のときに使うような(スロープ代わりの)板など、緊急時に使えるよう配慮すべき。
(4) 市立札幌病院で、せっかく壁に取り付けた手すりの下に、ベンチやゴミ箱などいろいろ置いてあるので、手すりを使おうにも使えない。(募集意見)
(5) 北保健センターの階段の手すりに切れ目があって危険。(募集意見)
(6) WEST 19の研修室のドアが外開きのため、ドアにぶつかり危険な目にあった。内開きかスライドドアにすべきではないか。(募集意見)
(7) 視覚障がい者の踏みちがいや、下りでの恐怖心をふせぐため、エスカレーターの段差のへりは、黄色ではっきりと明示すべき。(募集意見)
(8) 最近、札幌市の広報誌をふくめ、あらゆる資料が色を多く使っているために、色覚障がい者に分かりづらくなっている。(募集意見)
(9) 銀行の入出金の申込み用紙は、赤や青で印刷されていて、色覚障がい者には見えづらい。(募集意見)
(10) JRの券売機は使いづらい。先に硬貨を入れないと料金表示が現れない。これでは強度の弱視者は切符を買えない。(募集意見)
(11) すべてのコンビニに自動ドアを。(団体意見)
(12) 商店に、段差やドアの狭いところがある。(団体意見)
(13) デパートなどのエレベーターの場所が遠い。(団体意見)
(14) 映画館のじゅうたんが、車イスをこぐには重い。(団体意見)
(15) 西友宮の沢店のタクシー乗り場は、段差があって乗りにくい。(団体意見)
(16) 宮の沢タクシー乗り場のロータリーはロードヒーティングだが、道路沿いのタクシー乗り場もヒーティングにすべきだ。(団体意見)
(1) 障がい者教育は、本人と親の意向を尊重して、地域の小中高等学校への通学を障がいを理由に制限せず、本人と親に過剰な負担をしいることなく、安心して学べる環境づくりを進めてください。(団体意見)
(2) 障がい児教育の充実においては、学校内での介助者、医療スタッフの配置が重要なので、配置計画を作成し早期におし進めてください。(団体意見)
(3) (母親より)脊髄性筋萎縮症で現在小2。毎日車で送迎している。教室内ではふつうに行動しているが、3階の教室まで上がるのがたいへん。校内にもエレベーターが必要だ。(募集意見)
(1) 車イス用・単身者用市営住宅をふやし、すぐに入居できるようにしてください。戸数が利用希望者の実態とかけ離れている。1棟すべてバリアフリーにすれば、効率がよいのでは。(団体意見)
(2) 視覚障がい者は、市営、道営住宅の入居が非常にきびしい。最高5回ぐらいの申込みで入居できるよう基準を考えてほしい。(募集意見)
(3) 友人が「市営住宅はなかなか当たらないので、あきらめて施設入所を待っているが、本当は行きたくない」と言っている。とても残念だ。(懇談会)
(4) ケア付アパートをふやしてほしい(地域ごとに設置し、地域の24時間ケア体制の確立を)。(意見聴取)
(5) 身体障がい者にもグループホームを(種別、程度に関わらず必要な人が入れるグループホーム制度を)。(団体意見)
(1) 法案の受益者負担の考え方では、サービスをより多く必要とする重度障がい者はより多く利益をえていることになるが、誰もが地域で生活をするために必要なサービスをうることは基本権であるという観点から議論を進めるよう厚生労働省に要望してください。(団体意見)
(2) 現行の各障害者福祉法による障がい者の定義では、手帳制度にしばられるため、発達障がい者や難病患者、性同一性障がいなどの「谷間の障がい者」問題は解決されない。この障がいの定義については、国連の障害者権利条約の議論などをふまえ、その人を取りまく街づくりや制度などとの関係でとらえる社会モデルとして定義すべきである。(団体意見)
(3) 国の義務的経費については、市町村での実態に見合うよう、介護給付費・訓練等給付費に必要な財源措置を講ずるのはもちろん、地域生活支援事業の枠組みに入る移動介護、相談支援、日常生活用具及び手話通訳設置・派遣についても、実績に見合った国庫補助金が市町村に配分されるよう万全の財源措置を講ずるよう厚生労働省に要望してください。(団体意見)
(4) 最重度の障がい者が一人で在宅生活できるための長時間サービスを提供できるような障がい程度区分の設定、サービス水準と財源の確保を厚生労働省に要望してください。(団体意見)
(5) 国や都道府県の費用負担については、障がい程度区分の基準サービスに該当しない非定型・長時間サービスの利用者の場合についても、義務的経費の負担対象とし、市町村における柔軟な運用ができる仕組みとなるよう厚生労働省に要望してください。(団体意見)
(6) 利用者負担の導入に合わせて、障がい者の所得保障の確立と就労支援を充実する必要がある。今後の所得保障に関する検討の場の設置、時期を明らかにするとともに、職場への移動や職場での介護など、働くために必要なサービスを利用できるよう厚生労働省に要望してください。(団体意見)
(7) 利用者負担は、世帯収入ではなく、障がい者本人の収入によるものとして、その上で所得に応じた上限額の設定や減免措置を講ずるよう検討するとともに、所得保障の確立と就労支援の充実がはかられるまで費用負担は凍結するよう厚生労働省に要望してください。(団体意見)
(8) 個別給付となる「重度訪問介護」「行動援護」の対象拡大を厚生労働省に要望してください。(団体意見)
(9) 「精神障害者通院医療費公費負担制度」の利用者負担については、治療の中断につながらないよう低所得者に十分な配慮をするとともに、利用者負担に上限が設定される「重度かつ継続」に該当する人の範囲についても、実態に応じて弾力的に対応できるよう厚生労働省に要望してください。(団体意見)
(10) グループホーム、ケアホームについては、これまでどおりホームヘルプサービス、ガイドヘルパーの利用ができ、障がい程度別の区分によって住む場所が限定されないよう居住の場の選択権を保証し、障がい程度に関らず共に住むことができるよう厚生労働省に要望してください。(団体意見)
(11) 政省令を定めるにあたって、障がい者当事者団体や地方自治体の意見を十分に聞きとり、合意形成につとめるよう厚生労働省に要望してください。(団体意見)
(12) 札幌市が実施する地域生活支援事業における「移動支援」が、障がい者(児)の社会参加と自立生活を維持するうえで、これまでの水準より低下しないための財源確保をはかるとともに、個々のニードにもとづいて利用できる仕組みを維持してください。(団体意見)
(13) 札幌市で設置する審査会とその基準は、障がい者のさまざまな特性とニードをふまえたものとして、障がい者団体との合意のもとに設定するよう検討する。また審査会は、医師や専門家だけで判定することなく、障がい者の地域生活に相当の経験のある障がい当事者を審査委員として、申請者が希望する場合はその意見も反映できるものとしてください。(団体意見)
(14) 札幌市で設置する審査会の機能については、「障害程度区分の二次判定」に限定し、審査基準は、医療モデルではなく社会モデルを基準として、障がい者一人ひとりのニーズに対応するものとなるよう、本人の意向を尊重したサービス決定が行われるしくみにしてください。(団体意見)
(15) 札幌市の「障害者福祉計画」の策定にあたっては、サービス利用について潜在的なニーズを把握し、数値目標として取りいれてください。(団体意見)
(16) 応益負担でいろいろなサービスが使いにくくなったら、市独自の負担軽減策で前と同じにできないか。(懇談会)
(1) (精神の)生活支援センターは収入が少なく、スタッフが日々がんばって運営している現状だが、利用者としては、休日・祝日も利用できることを希望している。多くの利用者は、支援センターに通うようになって体調もよくなっているが、やはり休みがあると体調を崩す人も出る。ぜひ、休日・祝日の開所と、人員体制の見直し、福祉サービスの向上をお願いしたい。(募集意見)
(2) (精神の)生活支援センターの利用者が多く、職員が対応しきれなくなっている。メンバーの中には、不満をもちやめていく人も多い。そういう現状をきちんと知ってほしい。(意見聴取)
(3) 生活支援センターや病院のデイケア、作業所とは違った型で、3障がい合同の趣味などを行うセンターのような所をつくってほしい。各自の必要に応じて、自由に出入りできる場であってほしい。(意見聴取)
(4) 実績があるにも関らず、札幌市の要約筆記者としての認定を受けることができていない筆記者がいる。聴覚障がい者の社会参加の促進のためにも正式な札幌市の要約筆記者として認定してください。(団体意見)
(5) 選挙における障がい者の郵便投票制度では、本来この制度を使えるはずの障がい状況であるのに、手帳の記載内容により制度を利用できない場合がある。手帳の障がい名の変更手続きによることなく、関係機関との調整をはかり改善をはかってください。(団体意見)
(6) 障害者基本法は、障がいを理由とした差別は権利の侵害になるとうたっているが、どこまでが差別に当たるのか、市の見解を聞かせてほしい。(団体意見)
(7) 障がい者の虐待問題への対策を。(意見聴取)
(8) (支援センターで)訪問看護するとき、車で移動することが多いが、駐車場がなく路上駐車せざるをえない。路上駐車の許可証を支援センターにも出してほしい。(意見聴取)
(9) (サポーター懇談会で)提言する人の活動内容、履歴など紹介してくれると、参加者として理解しやすい。また、名前の紹介だけでなく、サポーターの肩書なども入れていただきたい。(募集意見)
(10) 札幌駅~すすきの駅、東豊線さっぽろ駅~大通駅・豊水すすきの駅まで、またすすきの駅と豊水すすきの駅の間に地下街を作ってください。札幌の街はもっとよくなる。(募集意見)
以上の意見は、障がい者による政策提言サポーターの懇談会や意見聴取で大勢の市民の方々が発言されたもの、またお手紙やファクスで提出されたものと、通所授産施設「自由工房」有志一同、DPI北海道ブロック会議、NPO法人札幌障害者活動支援センターライフ・メンバー一同の皆様から寄せられたものです。なお、平成16年度提言書に掲載された意見と同趣旨のものは省略させていただきましたのでご了承ください。
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