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このページでは、その季節に合わせた火災予防等の広報テーマを「今月の特集」としてお知らせします。 今月は「充電式電池の火災」「こんろ火災」についてお知らせします。 |
令和4年中の火災件数387件のうち、電気火災が88件発生しており、火災原因第1位となっています(速報値)。電気火災のうち、充電式電池が原因となる火災が13件と最も多く、令和3年よりも5件増加しています。
充電式電池とは、充電することで繰り返し使用できる電池のことで、近年では様々な電気製品に充電式電池が使われています。その中でも、リチウムイオン電池は、小型で容易に高電圧を得ることができるため、スマートフォンやモバイルバッテリー、パソコンなどに使用され、私たちの生活に欠かせないものとなっています。
モバイルバッテリーなどの火災について、実際の事例と対策を確認しましょう!
ごみ収集車の荷箱内でモバイルバッテリーが押しつぶされ、バッテリー内部が短絡し出火
メーカー純正品ではない、電動工具用の非純正バッテリーを充電していたところ、過充電となり出火。
上記写真は、安全装置が備わっていなかったことから充電中に過充電となり出火した非純正バッテリーです。
安価でお求めやすいですが、安全性の低い製品がインターネットを中心に一部販売されています。
ゴミの出し方についての詳細は、環境局のホームページをご確認ください。
令和4年中に発生した住宅火災171件のうち、こんろ火災は48件で火災原因第1位となっています(速報値)。
さらに、新年を迎えてまだ1か月ですが、すでに11件のこんろ火災が発生し、昨年同月より8件も増加しています(令和5年1月31日現在)。
こんろ火災では、てんぷら油の過熱発火が多く発生しています。トイレや電話など、少しの間でも目を離した隙に火災になります。また、天ぷら油が発火した際には水をかけてしまうと、急激に炎が大きくなり大変危険です。消火する際は、消火器を使用するか、濡らしたタオルや鍋蓋でふたをして消火しましょう。
自分や家族、家を守るためにも、火災予防のポイントをおさえておきましょう!
てんぷら油に水をかけるとどうなるか、動画を見て確認してみてください!
消火栓は、火災が発生したときに使用する大切な施設です。
消防署においても除雪を行っていますが、大雪の時には除雪が遅れる場合もあります。お近くの消火栓の除雪にご協力ください。
右の写真のように、消火栓の半分(先端から約30センチメートル)が露出していればスムーズな消火活動ができます。
なお、けがや事故等については、除雪協力者の自己責任となりますので、車や歩行者などに十分気を付けてください。
先端から約30センチメートルの部分が出ていれば十分です。
【消火栓に関するお問い合わせ先】
消防局警防部消防救助課電話011-215-2060
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