ここから本文です。

更新日:2023年3月3日

令和4年7月の特集

このページでは、その季節に合わせた火災予防等の広報テーマを「今月の特集」としてお知らせします。

今月は「こんろ火災に気を付けましょう!」「ガスバーナーの使用方法にご注意を!」「消火器が型式失効していませんか?」についてお知らせします。

こんろ火災に気を付けましょう!

私たちの日常生活において、ごはん作りなどで使用する「こんろ」は欠かせないものです。しかし、使用頻度が高いからこそ、火災の出火原因として毎年上位をキープしています。令和3年中の建物火災計274件のうち、こんろ火災が68件で出火原因の第1位でした。

こんろ火災の中でも天ぷら油が原因となる割合が特に高くなっています。天ぷら油が発火した際にあわてて水をかけてしまうと、急激に炎が大きくなり大変危険です。ぜひ動画で確認してみてください。

400ccの天ぷら油は、火にかけてから約7分で発火します。たった7分です。

トイレや電話など、少し目を離した隙に火事になります。自分や家族、家を守るためにも、こんろを使用する際は目を離さない!もしもに備えて消火器や自動消火装置などを備えておく!

火災予防へのご協力をよろしくお願いします!

 

  • こんろ火災予防のポイント
  1. こんろを使用しているときはその場を離れない、離れるときは必ず火を消す
  2. こんろの周りは整理整頓し、燃えやすいものを置かない
  3. こんろと壁の距離を十分にとる
  4. こんろやグリル内の油汚れは清掃する
  5. 調理後の揚げカスや油は、冷ましてから廃棄する
  6. 衣類の袖口などを火に近づけないよう注意する

 

ガスバーナーの使用方法にご注意を!

ガスバーナーとは、市販のカセットボンベに取り付け、ガスを燃焼させるものです。アウトドアでの火おこしや、DIYなどで使用する方も多いのではないでしょうか?ライターのようにすぐ点火できるもので、現在では一般家庭でも広く普及しています。

しかし、ガスバーナーから出火すると、ガスに引火しているため簡単に火を消すことができません。海外製品などで説明書も外国語表記の場合は、使用方法が理解できないこともあります。使用前の安全確認はとても大切です!必ず実施してください!

よくある危険な使用方法

  1. 油汚れが付着したまま使用する
  2. 傾けて使用する
  3. 変形や破損したまま使用する
  4. カセットボンベにしっかりと接続されていない

消火器が型式失効していませんか?

消火器の設置義務が生じる建物で、旧規格の消火器が設置されている場合は、新規格の消火器へ交換が必要です。旧規格の消火器と新規格の消火器との見分け方は、下図のとおり、消火器に記載されている表示で確認できます。

ご家庭に自主的に設置している消火器については、消防法令上の交換義務はありませんが、使用期限が切れている場合や腐食がある場合は交換を推奨しています。

消火器の回収・処分は、消防局では行っていません回収等のご相談につきましては、株式会社消火器リサイクル推進センター(03-5829-6773)または一般社団法人北海道消防設備協会(011-205-5951)へお問い合わせください。

 

旧規格と比較して現行規格は、消火器の適応火災を表す表示が、文字からイラストへ絵表示が変更されました。

 

 

詳しくは、下記リンク先をご確認ください!

「建物に設置されている消火器は型式失効していませんか?」

「廃消火器の取扱いについて」

 

 

 

ページの先頭へ戻る

 

このページについてのお問い合わせ

札幌市消防局予防部予防課

〒064-8586 札幌市中央区南4条西10丁目1003

電話番号:011-215-2040 

ファクス番号:011-281-8119