救助隊員の大会「全国消防救助技術大会」

ご紹介

今回は、札幌市消防局も参加している「全国消防救助技術大会」についてご紹介させていただきます。
TV等で目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、ロープを速く結索（消防の世界ではロープを結ぶことを結索と呼びます）したり、はしごを速く登ったり、と救助隊員の技術を競い合う大会です。

「全国消防救助技術大会」とは

「全国消防救助技術大会」とは、その名の通り全国の消防救助隊員が一堂に会し、その技術を競い合う大会となってます。大会には、「陸上の部」と「水上の部」があり、それぞれ8つの救助訓練種目が設けられ、全国各地の予選を勝ち抜いた精鋭約1000名の隊員が、日頃鍛え抜いた救助技術を披露します。

この大会は、救助技術の高度化に必要な基本的要素を練磨することを通じて、体力・精神力・技術力を養うとともに、競い学びあうことにより、他の模範となる消防救助隊員を育成し、全国市民の消防に寄せる期待に力強く応えることを目的としています。

札幌市消防局としても、災害の最前線に立つ救助隊員の登竜門として大会に参加し、通称「救助訓練」と呼ばれています。

今年の全国大会は札幌開催！！

今年の全国大会は札幌で開催されます！！

日時：8月25日（金曜日）
場所：「陸上の部」札幌市消防学校（西区八軒10条西13丁目）
　「水上の部」札幌市平岸プール（豊平区平岸5条14丁目）

一般市民の方々も観覧可能となっておりますので、ご興味のある方はぜひお越しください。
清田消防署の職員も、「陸上の部・はしご登はん」（消防の世界でははしご等を登ぼることを「登はん」と呼びます）に出場予定であり、全国優勝を目指し日々訓練を実施しております。今後は、日常訓練の様子も掲載していきたいと考えておりますので続報をお待ちください！！

〈コイル巻きもやい結びを結索中〉
※コイル巻きもやい結びとは、命綱として使用するために腰部分にロープを巻く結索です。

 

〈はしご登はん中〉