5月19日、上白石小学校(白石区菊水上町1条3丁目、佐々木俊明校長、全校児童226人)で、ひまわりの絆プロジェクト種の引継式・スタートの会が開かれ、3年生と2年生の児童、計81人が交通安全や命の大切さへの理解を深めました。
ひまわりの絆プロジェクトは、平成23年に京都府の交通事故で亡くなった4歳の男の子が植えるはずだったひまわりの種を、遺族から引き継いだ警察官が育てたことから始まった運動。実った種に交通事故根絶の願いが込められ、今ではその種が全国の警察署を通じて学校などにも引き継がれています。同校もこの取り組みに参加しており、今年が3年目となります。
種の引継式では、昨年度ひまわりを育てた3年生の代表者が「毎日水やりをして大切に育てました」「これからは皆さんが交通安全の大切さを伝え広げてください」と挨拶をした後、収穫した種を2年生や地域住民などに引き継ぎました。2年生の代表者は、「危ないので道路では遊びません」「斜め横断はせずに、横断歩道を渡ります」と決意を述べていました。
引継式の後、2年生は校内の花壇に移動。「大きく育ってね」「頑張ってね」などと声を掛けながら、引き継いだ種を植えていました。