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更新日:2016年2月18日

シンタ【sinta】

シンタ【sinta】赤ちゃんを守るゆりかご

画像:シンタ

赤ん坊は、シンタと呼ばれるゆりかごに入れて寝かしつけられました。ゆりかごの形や使い方はとても特徴的で、キハダの木などでできた板に、ひもがついており、家の中では天井から吊して使用していました。

赤ん坊は、きれいな布に包まれ、体が動かないようにしてしばってから、ゆりかごの上に寝かされます。

これは赤ん坊を寝かしつけるためだけのものではありませんでした。赤ん坊をここに寝かせることによって、ゆりかごの神様が赤ん坊を悪い者から守ってくれるといわれています。

生まれたばかりの赤ちゃんのことを、「ぼろにくるまった物」、「おしめの中の物」などといった少し汚い呼び方をします。それは、いたずらな心を持ったカムイにねらわれないようにするためです。そうしないと、赤ちゃんが健康に育たないと思われていました。

また、赤ちゃんには丈夫に長生きしている女の人の古着を着せます。これも、長生きしている女の人の強い力を借りて、いたずらな心をもったカムイから赤ちゃんを守るためのものでした。

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