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更新日:2013年4月10日

講演とワークショップ - ワークショップ3

☆まとめ

 最後に世古さんより協働コーディネーター役割や司会者との違いについてテキストを用いながら説明があった。

○協働コーディネーターとは

 協働コーディネーターとは、参加型会議やワークショップ全体のプロセス、参加者の構成、専門家やスタッフを集めてくることも含めた全責任者である。資金づくりや資金計画、運営を行うプロデューサーでもある。

 会議やワークショップの内容や進行についての方針を出し、それらを企画、運営し、取りまとめを行う。参加者やスポンサー、専門家等に対しても中立の立場であることが不可欠である。協働コーディネーターは、様々な場面やワークショップにおいて、グループワークの進行役であるファシリテーターを兼務することも多く、ファシリテーターの技能と能力は協働コーディネーターにとって不可欠なものである。

 ファシリテーターの役割は、専門的知識を伝えるものでも、自分の意見をリードするものでもない。会議やワークショップの参加者が対等な立場で意見をいいあい、より民主的な会議が進んでいくよう、様々な工夫を行い、会議やワークショップをスムーズに進行していく役割である。

 また、ファシリテーターは、会議やワークショップの具体的な内容の善し悪しを判断するのではなく、中立的な立場で会議の進行を行っていく役割をもっている。「意見をコントロールせず、進行をコントロールする」というのがファシリテーターの鉄則である。

 ちなみに、ファシリテーターの中立的態度とは、ものごとをすべて相対化して自分の意見をもたないこと、中間に位置することとは違う。自分の意見や価値観はしっかりもちながら、相手との違いをはっきりさせた上で、相手を受入れることにより協働するプロセスを生み出そうという態度である。

○協働コーディネーターと司会者の違い

 

協働コーディネーター

司会者

プロデュース

プロデュース能力を持つ

プロデュースされる役割の一つ

立場

中立で、スポンサーの意向や権力に左右されない

スポンサーの意向を重視

方針

方針を出す役割

方針に従う役割

問題の抽出

問題点を抽出、整理、分析する

まるくおさめる

調整能力

リーダーシップを発揮する

出された問題点を確認して伝える

話しの進め方

シナリオなしで臨機応変に行う

シナリオに従う

(出典「参加のデザインを学ぼう」特定非営利活動法人NPO研修・情報センター代表理事 世古一穂 著 特定非営利活動法人NPO研修・情報センター刊)

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