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更新日:2013年4月10日

講演とワークショップ - 講演7

7.豊な社会とは

 豊かな社会とは選択肢の多い社会だと思う。私は過疎地域の地域振興アドバイザーとしての仕事をしている。過疎地ではあらゆる面で選択肢が少ない。つまり、店は1軒しかなくて、そこでは必要なものはあるが選択できない。介護の問題でも、「自分たちの町は、社会福祉協議会の施設が良くならない」という。国分寺市では社会福祉協議会も企業も競争して介護サービスやっているが、それを視察して、「どうしてここまでできるのか」と首をかしげている。

 世田谷区では「ふきのとう」というグループが日本で初めて高齢者のための配食サービスをはじめた。世田谷区は最初競ってやっていた。「ふきのとう」がやったら800円。行政は500円だ。しかし「ふきのとう」の方がおいしいし、丁寧でいいから、800円でもいいという人が多くなったので行政は補助金を「ふきのとう」へ出し、自らは配食サービスを手放す。つまり、私が言いたいのは、DとEが力をつけないと分権は無い。行政がやるべきことでないといって何でも投げ込んでいくと(BからDへ)市民としてはレベルの低いサービスを受けることになってしまう。だからDとEをタフにするしかない。

 私がやっているのはそういうことをやれる人材、特にリーダーをやれる人を育成していこうということだ。

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