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更新日:2017年4月14日

平成28年度第1回議事概要

平成28年度第1回札幌市犯罪のない安全で安心なまちづくり等審議会議事概要

開催日時等

開催日時:平成28年(2016年)6月29日(水曜日)10時30分から11時30分

開催場所:札幌市役所8階1号会議室

主な内容

札幌市内の犯罪情勢

  札幌市内の刑法犯認知件数の推移として、平成27年中、刑法犯認知件数は1万6702件であったが、これは、前年比で1,593件減り、マイナス8.7%減少した。平成13年以降、14連続して減少しており、認知件数も、平成13年と比べると、約60%減少している。

 その刑法犯認知件数1万6702件の内訳は、窃盗犯が1万1351件で一番多く、増加しているのは、知能犯、風俗犯である。知能犯には、いわゆる詐欺や特殊詐欺が入っており、主に高齢者が被害に遭っている犯罪である。風俗犯とは、主に公然わいせつと強制わいせつであり、子どもと女性が被害に遭っている犯罪である。刑法犯全体は減少しているが、ある特定の年代の者が狙う犯罪が増加している。

 主要手口の認知状況は、自動車盗、自転車盗、車上狙い等は減少しているが、侵入窃盗、自動販売機狙いという手口が増加している。侵入窃盗は、空き巣、居あき、忍び込みという住宅侵入の犯罪だが、平成26年よりも39.4%増えている。強制わいせつも163件と平成26年よりも33件、25.4%増えている。

 風俗犯でいうと、20政令指定都市の刑法犯の認知件数を比較したところ、人口が政令指定都市で2番目、犯罪件数も一番多い大阪市は、平成27年の刑法犯認知件数が5万7807件で、札幌市は人口195万人で1万6702件である。しかし、風俗犯だけをみると、大阪市が565件、札幌市が564件と1件差である。したがって、札幌市では公然わいせつ、強制わいせつが占める割合が大阪市よりも高いといえる。

 最後に、特殊詐欺の認知状況は、平成27年には札幌市内の振り込め詐欺が110件、振り込め詐欺以外の特殊詐欺が1件、合計111件、被害額ぜんたは3億8600万円で、被害件数、被害額ともに増加している。なお、北海道内の他都市はおおむね減少しているが、札幌市で約半数が被害に遭っていることから、被害防止にむけた今後の課題である。

 第2次札幌市犯罪のない安全で安心なまちづくり等基本計画の取組状況

第2次札幌市犯罪のない安全で安心なまちづくり等基本計画に沿った、事業の実施状況について説明

札幌市安全で安心なまちづくり功労者表彰(案)について

札幌市安全で安心なまちづくり功労者表彰(案)について説明

 

当日の配布資料

平成28年度第1回犯罪のない安全で安心なまちづくり等審議会 議事録(PDF:167KB)

  

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