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更新日:2014年4月7日

平成25年度第2回議事概要

平成25年度第2回札幌市犯罪のない安全で安心なまちづくり等審議会議事概要

開催日時等

開催日時:平成26年(2014年)3月7日(金曜日)15時00分から16時30分

開催場所:札幌市役所本庁舎12階5号会議室

主な内容

札幌市内の犯罪情勢

 平成25年の札幌市における一般刑法犯認知件数は、1万9,423件で前年対比1,860件、8.7%の減少であり、平成14年から12年連続の減少である。白石区のみが前年比から若干増加しているが、その他9区については減少している。

 包括罪種別(※)では、【窃盗犯】が1万2,932件で全体の約66.6%を占めており、次いで【粗暴犯】1,005件、【知能犯】577件、【風俗犯】529件、【凶悪犯】109件、【その他】4,271件となっている。

 窃盗の手口別では、【自転車盗】が4,471で窃盗犯の3分の1を占め、次いで【万引き】2,087件、【侵入盗】1,394件、【車上ねらい】1,023件、【タイヤ盗難】574件、【部品ねらい】445件、【ひったくり】51件、【その他の窃盗犯】2,887件となっている。

 市内の振り込め詐欺の発生件数については、【オレオレ詐欺】15件、【架空請求詐欺】8件、【融資保証金詐欺】8件、【還付金詐欺】27件で、被害総額は約8,700万円となっている。

(※)包括罪種:刑法犯のうち、被害法益、犯罪態様などの観点から類似性の強い罪種を包括したもの

札幌市犯罪のない安全で安心なまちづくり等基本計画に基づく事業の実施状況

 基本計画策定からこれまでに札幌市が実施した主な事業について抜粋して説明する。

 基本方針1の『みずからの安全を確保するため、市民一人一人の防犯に対する関心を高める』の基本施策に基づく事業については、防犯や交通安全に関するパネル展や各種啓発活動のほか、市民に対する防犯意識の醸成に有効な出前講座や防犯講座、専門的な知識や技能を習得するための防犯セミナーを開催した。地域安全集会としては、関係機関等と連携して、春と秋の2回、道民集会を開催した。その他にも、ホームページ等の各種媒体を活用して防犯情報の発信や、リアルタイムで情報が受信できる北海道警察のほくとくん防犯メールの利用促進を図っている。子ども等の防犯力の育成については、新入学児童に対し防犯ブザーを配付しているほか、カルタや紙芝居、DVD等の防犯教材の貸し出し、出前講座による実践的な防犯訓練を実施している。

 基本方針2の『みんなの暮らしを守るため、お互いに協力し、支え合うまちをつくる』の基本施策については、防犯活動の促進として、地域防犯活動団体に対し地域防犯活動支援事業を行っているほか、事業者の活動促進事業として、地域安全サポーターズ制度を設け、現在まで280の事業所が登録している。協働による連携体制の充実については、関係機関等と連携して安全・安心どさんこ運動の普及啓発に努めているほか、クリーン薄野活性化連絡協議会内のプロジェクトとして歓楽街すすきの地区の安全・安心に関する情報交換、安全・安心バナーの掲示、プランターの設置をしている。地域と一体で子ども等を見守るについては、市が所管する公用車の側面に「安全・安心なまち 子どもを見守るパトロール 札幌市」と書かれたステッカーを貼付することにより、職員が公務で移動する際に子どもたちの安全を見守っていることをアピールし、犯罪の抑止を図っているほか、子どもがよく利用する店舗等に対し、青少年を有害な環境から守る青少年を見守る店への登録を依頼し、日ごろから情報交換や連携した事業の実施等を通じて子どもを有害な環境から守っている。

 基本方針3の『犯罪が起きにくいまちをつくるため、環境の安全を高める』の基本施策に基づく事業については、施設駐輪場の安全対策、街路灯の整備及び維持管理、公園の安全対策を行っている。子ども等の安全に配慮した環境整備については、警察官OBの50人にスクールガードリーダーを委嘱しているほか、約2,000人がボランティアでスクールガードに登録し、児童生徒の登下校時における見守り活動を行っている。また、地下鉄等の安全対策として、子ども110番の駅や地下鉄南北線、東西線の全車両を対象に女性と子どもの安心車両を導入しているほか、地下鉄駅では防犯ブザーの貸し出しも行っている。歓楽街等対策としては、歓楽街等における迷惑行為を防止するために制定したススキノ条例の普及啓発のほか、夏にはプランターを設置したり、冬には安心・安全バナーを掲揚したり、青色防犯灯による防犯環境の整備を行っている。

 犯罪被害者支援の取り組みについては、性暴力被害者支援センター北海道SACRACH(さくらこ)を北海道と共同で設置し、性暴力、性犯罪の被害に遭った女性を対象に医療機関等と連携をしながら総合的に支援を行っている。この1年半ぐらいの間で総件数265件という相談件数が来ており、相談内容としてはほとんどが過去の被害についての相談である。犯罪被害者等支援フォーラムについては、被害者の方々が置かれた状況やニーズ、人と人とのつながり、命の大切さについて理解を深めてもらおうということを目的に毎年実施している。今回は性暴力加害者に関するフォーラムであり、支援者、支援団体の方たちが全道からおよそ120名が集まった。平成25年度犯罪被害者等支援研修については、市民にとって一番身近である札幌市職員を対象とした研修で、今年度は、家族を奪われてしまって、大きな悲しみの中で時効撤廃の署名活動をされた有名な生井さんという方を講師に招いて開催。さらには、弁護士会の先生のお話を聞いて今後の業務の参考にしたいというような声が聞かれた。犯罪被害者週間街頭キャンペーンについては、内閣府で毎年11月25日から12月1日までを犯罪被害者週間としており北海道家庭生活と総合カウンセリングセンター等と一緒にJR札幌駅で啓発品を配って、それについての理解を深める活動をした。

札幌市犯罪のない安全で安心なまちづくり等基本計画の見直し

 基本計画については、平成22年に策定をされており、年度ごとの評価と検証に加えて、おおむね4年を目安とした中長期的な考察を実施して、見直しの必要性について検討するということがこの中でうたわれている。22年に策定されてから4年がたったので、来年度にこれについての具体的な見直し作業を行いたいと考えている。現在、刑法犯の認知件数の統計分析や市の事業の調査、市民、地域、防犯活動団体に対するアンケートなど、計画の見直しをするに当たり必要となる基本的なデータの調査をしているところである。委員の皆様には、現在、集計中のアンケート結果を来月にはお送りをできるだろうと考えており、その上でこの見直しをしていきたいと考えている。基本計画の中身を見直す議論を前提として、その方向性や見直しの進め方等に関して、来年度に見直すに当たり基本的なご意見をいただければと考えている。

 【意見交換】

(テーマ)基本計画の方向性や見直しの進め方等に関して

(木村委員)⇒子どもの安全が大きな課題として出されており、4年たった今、民間でも活用できる予防教育のプログラムもあるので、それをどこかで活用できるようなものが方針の中にも盛り込まれたらいいなと思う。防犯ブザーを配るだけではなく、子どもの中に安心を持たせるような取り組みが反映されたらいいなと望んでいる。

(佐々木委員)⇒今の犯罪情勢を見ると、情報をみんなからもらえるような体制でないとなかなか追いつけていけないような犯罪が出てきているのではないか。犯罪の予防のためのいろいろな情報を吸い上げる方策が必要ではないかと感じる。

(善養寺委員)⇒女性のための性暴力被害相談事業に着手しており、これはとてもすばらしいことだと思う。性犯罪は若い人たちの被害が多く、きちんとした対応をしなければ犯罪被害に対応できているとは言えないのではないかというぐらいの考えを持って当たっており、SACRACHについては頑張ってもらいたいと思う。

(松井委員)⇒新たに見直しというよりも、これを継続して、今後にさらにつなげていくのが今の段階なのではないかというふうに思う。例えば、地域安全サポーターズなどに参加されていて、かつ、地域のための貢献活動をやっている会社については何らかの恩恵、札幌市から加点をしてあげることも今後は必要になってくるのではないだろうかと思う。

(伊藤委員)⇒みんなで取り組むという大切な部分をより効果的に生かすためには、みずから情報を取りに来ない人たちにも浸透するような仕組みづくりが必要なのかと考える。

(梅田委員)⇒基本方針に準じて行ってきたことは、その結果として何かしらの好影響を与えていると思う。地域の皆様や教育機関、そして、企業も積極的に参画しているので、協働していくことが今後の課題だと思う。

(奥谷委員)⇒できるだけ予防や防犯をしていくということが基本。事前の情報提供で、地域性あるいは年代、職場やら学校やら、いろいろなパーツが細かくあると思うが、いろいろなところにきめ細かに対応したものを情報提供していくということが一番いいと思う。

(川瀬委員)⇒1点目は雇用創出などの関係でも犯罪を減らすという視点で関係部局と連携をとっていただけたらと思う。2点目は再犯を防ぐ取り組みにも目を向けてはどうか。3点目は子どもたちへの教育が防犯の力にもなると思う。義務教育の中で人権の意識を持つことで被害者にもならない、加害者にもならないという目を養っていただければと思う。

(野口委員)⇒防犯カメラの効果、効能にはさまざまなものがあり、促進という観点から何らかの施策があってもいいのかなというふうに思う。 

【まとめ】

基本計画の見直しについては、現在の体系を維持することを基本としつつ、さらに、具体化するなどの見直しを行う方向で議論を進めていく。

平成25年度第2回犯罪のない安全で安心なまちづくり等審議会 議事録(PDF:386KB)

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