ホーム > 防災・防犯・消防 > 防犯・安全 > 地域防犯 > 札幌市の取り組み > 審議会 > 平成22年度第1回札幌市犯罪のない安全で安心なまちづくり等審議会議事概要

ここから本文です。

更新日:2012年6月18日

平成22年度第1回札幌市犯罪のない安全で安心なまちづくり等審議会議事概要

開催日時等

・開催日時:平成22年(2010年)8月9日(月曜日)14時00分から16時00分

・開催場所:札幌市役所本庁舎12階第2号会議室

主な内容

札幌市内の犯罪情勢や「札幌市犯罪のない安全で安心なまちづくり等基本計画」の概要を確認するとともに、平成22年度の主な実施予定事業及び札幌地区防犯協会連合会に対する補助金について審議が行われました。

札幌市内の犯罪情勢について

・犯罪の発生状況を区別で見たとき、何か特徴はありますか。⇒件数は、繁華街を抱える中央区が最も多く、次いで、北区、東区となっています。また、罪種別の発生状況について、大きな違いはありません。

・最近、高齢者の万引きが話題となっているが、札幌市の実態はどうですか。⇒市内に関する情報については把握していませんが、全国統計として、全体の25%ほどにあたる約27,000人が65歳以上だったとの報道があります。

札幌市犯罪のない安全で安心なまちづくり等基本計画の概要について

審議会からの質問なし

平成22年度の主な実施予定事業について

・事業の中に出前講座の実施があるが、オレオレ詐欺は消費被害と密接な問題であると思われ、合同で実施すると合理的にできると考えます。

・条例制定を受けて新たに予算づけされたものはありますか。⇒以前は予算枠自体がなかったことを考えると、事柄として増えている状況にあります。

今年のパネル展は、過去の成功事例を踏襲したものなのか、それとも、改善した新しいものですか。⇒基本的には同じものをベースにする予定だが、何がしかの目新しさも必要だと考えています。

・広報さっぽろで情報を入手している人を多く見かけるので、一般向けの啓発としては最適だと考えます。

・小学校などへの防犯教室は増やしてほしいです。

・中学校での防犯教室では、携帯電話や薬物などが関連した生々しい犯罪の話を取り入れると、関心を持って聞くと思います。

・表彰は、防犯協会連合会と合同で実施すると良いと考えるがいかがですか。⇒詳細をつめる中で検討したいと思います。

・表彰は、過去に他の表彰を受賞した団体の方が大変喜んでいました。それは、やる気にもつながり良いことであるので、受賞に関して広く周知すると良いです。

・犯罪被害者支援の研修会は、子どもたちからの相談に上手く対処できるように、学校の先生たちも対象にすると良いと思います。

・防犯と犯罪被害者等に対する支援というのはリンクしています。広報に対しても、犯罪被害者を地域で守っていくという姿勢は一番効果があるのだろうと考えています。具体的には、隣人として温かくサポートしていくこと、「(被害に遭う)前にも安心で安全な世の中だというふうに考えていたように、(被害に遭った後も)考えていい」そういう世の中(まち)の提供だと考えています。

・一般の市民の人がどうやったら犯罪に対して興味を持っててくれるか、ということを考えると、バナーなどで、文字で見て、というよりも、体験者の方から話を伺うというような、本当にそういうことがあったのだという実感がわくようなもの、死を感じるというか、本当に自分が危ないのだと子どもでも、はっと気づかされるような工夫をすべきだと思います。

・暴力団対策については、住民と一体となりながら、存在を認めないという機運を高めていくことが大事で、合同パトロールなどは可能な限り増やすと良いです。

・環境美化対策として、プランター設置は良いことであり、また、放置自転車やゴミの投棄なども併せて進めると良いです。

・プランターの設置に関して、大通でも興味を持っている人が多いと聞くので、そういう人たちも参加させると、薄野の安全にもつながると思います。

札幌地区防犯協会連合会に対する補助金について

・補助金は、使途などを決めることができますか。⇒防犯強化に対する補助金は、事業費の一部に充てることとしています。

・市の補助金が廃止になると、防犯協会の事業は成り立たなくなりますか。⇒全体の予算1,340万円のうちの220万円がなくなるということから、一部の事業の実施に支障をきたすことも考えられます。

・市が補助金を廃止した場合、他の自治体などの対応にも影響を与え、地域の防犯協会の活動に支障をきたすことが考えられます。

・補助金の見直しよりは、活動内容の見直しをすべきだと考えます。

・市として、条例を制定したばかりで、この事業の助成金の廃止はいかがなものでしょう。

・基本的には、市民一人が1円ほどの負担であり、他の自治体と比べても割安だと思います。

・重要な活動であることは確かで、防犯は地域の取組みとして、さらに重点的に進めていく時代でもあることから、補助金の使い方がよりわかりやすく、活動が目に見える形になるように、市として検討していく必要があると思います。

・仕分けの中で、繰越金があるために予算を見直すべきとの意見があるが、次年度当初の運転資金との理解が得られなかったからではないでしょうか。

・防犯協会の効果や役割について、補助金を出す側として、協会がもっとアピールするように促すことが必要です。

その他

 

当日の配布資料(PDF:666KB)

 

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

このページについてのお問い合わせ

札幌市市民文化局地域振興部区政課

〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎13階

電話番号:011-211-2252

ファクス番号:011-218-5156