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平成21年度第3回札幌市犯罪のない安全で安心なまちづくり等審議会議事概要
開催日時:平成21年(2009年)8月20日(木曜日)14時30分から16時20分
開催場所:札幌市役所本庁舎18階第四常任委員会会議室
前回に引き続き、計画の事務局案(資料PDFファイル:37KB)について審議が行われました。
保護者を通じて子どもを守る機会も多いと思うが、学校などで守る機会も多いと思うので、その辺も触れていくと保護者と学校が連携できると思います。
犯罪被害者の声や被害によるデメリットを広く市民に伝えることで、犯罪遭遇を身近なものとして感じ、それがさらには防犯につながっていくと思います。
道警が発信している「ほくとくん防犯メール」は、一番タイムリーな情報であり、こうした情報を市民自らが吸い上げていくことが大事です。
情報の発信と併せて、情報を受け取る市民側にも情報の内容などを取捨整理し、有効に活用できるように導くことも必要です。
情報提供について、犯罪の被害に遭いやすい高齢者は、インターネットをあまり利用しないので、様々な発信手段により誰もが情報を得られるようにする必要があります。
事務局案どおりとするが、方針の表題を分かりやすくするために、「自らの安全を確保するため、市民一人ひとりの防犯に対する関心を高める」と改めてはどうか。
地域の中で、拠り所がなかったり、人間関係が十分つくられていないために、高齢者が孤立する機会が増えると、悪意を持って優しく接してくる人につけ込まれてしまう人が多い。一方で、孤立感が一因となって、つい万引きなどの犯罪に手を染めてしまったりするといった問題が指摘されていることから、孤立防止のための活動についても基本施策に位置づける必要があります。
犯罪被害者への支援については、声をかけることが傷になる場合もあれば、黙って見ていることが傷になることもあり、非常に難しく、地域のコミュニティーが健全なものでなければ、かえって2次被害を与えることになります。
犯罪被害者等への支援について、犯罪被害者が置かれている状況などの市民理解の促進は、非常に大事なことであるので、総合的対応窓口の設置、生活の安定及び回復の支援、関係機関団体との連携促進などの支援的要素の強いものとは分けて考えていくほうが良いと思います。
子どもが安心して過ごせるためには、犯罪に遭わないように見守るだけではなく、将来的に犯罪の加害者にならないように、地域で子どもたちが健全に育っていくことを見守ることも大事です。
地域防犯活動団体間の情報交換はとても有意義なことであり、市が各団体をつないでいく役割を担うことは必要です。
事務局案どおり
市では公園づくりワークショップを開催しており、その際に防犯の議論がされることもあるが、それは最初からプログラムされたものではなく流れの中で出てきたものであるので、整備の一つの要素として予め位置づけておくことが大事です。
防犯の観点について議論され完成した施設は、その後において、地域側に防犯活動を誘発していく起爆剤にもなると考えるので、環境整備は非常に大事です。
環境整備というと、ハード問題だと考えがちだが、防犯の観点からいうと、むしろソフトの問題を考えていくことが大事です。
学校の明かりや門灯、企業看板などは、夜道の安全性を高める役割が期待できるので、経費や環境への影響があるものの、そうした取り組みが広まることは良いと思います。
市民が自ら携わることで、環境整備は当然ですが、同時に防犯意識の高揚にもつながると思います。
事務局案どおり
公共施設の整備は、複数の部局がかかわることもあると思うので、情報共有を図り一体となった対応をお願いしたいです。
事務局案どおり
当日の配布資料(PDFファイル:95KB)
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