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バッタの大群がやってきて、せっかく作った農作物を食べ尽くし、人も動物も食べるものが何もない状態になってしまう。たくさん食べたバッタは、たくさんの卵を産み、またたくさんのバッタが・・・。こんな悲惨な出来事が、昔は世界各地であったそうです。札幌も例外ではありませんでした。明治のころ、トノサマバッタの大群が札幌を襲いました。当時の人々は、このトノサマバッタを駆除するため、バッタや産み落とされた卵を札幌近郊から集めて、この地に埋めたのです。埋めてその上に大きな土まんじゅうを作りました。これがバッタ塚です。
ここはもう少し行くと海水浴場というところ。そう、砂浜に近いところなのです。バッタの食べる草の少ない砂の地盤であるということで、この地が選ばれたのでした。砂の地盤なので、地形はかわりやすいもの。今はどんな形をしているのでしょうか。 |
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