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更新日:2011年2月24日

参加者との意見交換

司会>
まずは、第1部のテーマに沿って発表をしていきたいと思います。
第1部のテーマは「環(わ)が広がるまちづくり」ということになっています。
よろしくお願いします。

池端さんの写真真駒内地区違反広告物撤去推進委員会 会長 池端さん
真駒内地区違反広告物撤去推進委員会の代表を務めております池端と申します。よろしくお願い申し上げます。
まず、この委員会の設立についてですが、今からちょうど10年前の平成9年になります。当時は、この真駒内でも地下鉄周辺の違法広告物がひどい状況で、まちの景観を損なう大きな原因となっておりました。そこで、当時の連合町内会の故、小幡会長が真駒内地区の緑豊かな環境を汚す違反広告物をなくして美観を守ろうと提唱し、動きが始まったわけであります。
ただ、資格のない人が勝手に撤去することは当然違法ですから、議会への陳情や行政への働きかけを幾度も行った結果、住民で委員会組織を立ち上げ、市と覚書を交わし、市から条例に違反した広告物の撤去業務の委託という形で作業ができるようになったわけでございます。
今では、住民主体で行う行政との共同活動の模範として評価されるようになり、同時に同様の取り組みが各地に広がりを見せており、札幌10区のうち6区で30団体くらいが活動していると伺っております。
最近は撤去物の数は1回当たり10枚前後でございますが、開始当時は600枚以上の数を撤去しておりました。その数は大幅に減っておりまして、委員のみんなの努力のおかげで大変大きな成果を生むことができたと思っております。
苦労話といたしましては、違反広告物を張り出す業者との問題でございまして、直接、相手とトラブルになったりすることはよくあります。ひどいときには脅されたこともあります。そういうときは警察に中に入っていただいて解決しております。
また、冬場の活動はやはり大変でございまして、道幅は狭くて車の移動に大変時間がかかるということ、それから、除雪された雪山に上っての作業になりますから、若くない我々メンバーにとっては体力的にも非常につらいところでございます。
そうしたいろいろな苦労もありますが、うれしいこともございました。おかげさまをもちまして、今年3月には市長より感謝状をいただきました。また、8月には国交省より大臣表彰をいただきました。
我々委員会としても、これまでの努力が認められたことを大変うれしく思うと同時に、今後の活動の大きな励みにもなろうかと思っております。
本日は、どうもありがとうございました。

<司会>司会者松永さんの写真
私の住んでいる澄川でもこういった活動をされているのですが、1回とってきたら、車の後ろが満杯になるぐらいの違法広告物が張り出されているのです。そういったものを、ふだんからこういう活動をしていただいている方によって守られているのです。

<市長>
最初のころは600枚あったものが今は10枚ぐらいしかないというのは、張る方が張ったらとられるなと思うぐらい徹底的に継続してやられていたということですね。すばらしいですね。

<司会>
続きまして、エドウィン・ダン記念館運営委員会事務局長の古本英之さんに活動についてお話を聞いていきたいと思います。

古本さんの写真エドウィン・ダン記念館運営委員会 事務局長 古本さん
皆さん、こんばんは。
このエドウィン・ダン記念館ですが、北海道の酪農、畜産はこの建物を中心に発展したわけであります。そして、この記念館は、平成15年から札幌市の委託を受けて真駒内連合町内会が運営委員会をつくり管理運営に当たっています。
記念館としての役割のほかに、地域社会の人たちの憩いの場や文化啓発に役立つ場として、地域に開放し、公園の中にある施設として、公園と連携する運営を心がけています。
記念館の運営は、基本的にはボランティアの人々に支えられております。
また、テラスから見えるところに落ち葉の堆積場があって、落ち葉の会の活動の様子を見学することができます。落ち葉の会は、外では実習を、記念館の集会場、多目的ホールと言っておりますが、ここは理論的な学習の場として活用しています。
落ち葉は集積すれば腐葉土、堆肥として資源化されて有効利用できますが、そのままにしておけばごみとして処理しなければなりません。公園では、子どもが自由に遊べる場づくりから地域とのつながりをつくるため、札幌プレイパークの会があそぶべぇを実施しており、記念館も全面的に協力しております。公園の中にある記念館、付近に団地のある記念館としてその利点を有効に活用し、地域社会に密着した運営を特色としております。
以上、簡単ですが、報告にかえさせていただきます。
ありがとうございました。

<司会>
続きましては、地域を元気にしようと公園での学び、遊びについていろいろ取り組んでおります藻岩下公園を考える会、通称パンダフルと言われる団体の代表であります居上由恵さん、そして副代表の藤田弥生さんにお話をお伺いしたいと思います。

藤田さんの写真藻岩下公園を考える会(パンダフル) 副代表 藤田さん
こんばんは。
藻岩下公園を考える会の活動は、今年で3年目になりました。
今日は、こちらの題名にある四つの「わ」ということに沿って、活動のお話をさせていただきたいと思います。
まず、この活動ですけれども、自分のふるさとの藻岩下がずっと元気なまちであってほしい、そのためには自分たちのできることをまず公園から始めようと思い立って、人に話すことから始めました。思い切って、まちづくりセンターに相談に行ったことで、町内会や土木センター、地域振興課とつながりました。身近な人に勇気を持って話しかけていくうちに、仲間が見つかり、パンダフルが生まれました。
パンダがいるので、パンダ公園と呼ばれてきました。
この公園は、何より豊平川と藻岩山に囲まれています。さまざまな施設と豊かな自然という資源が結びついて生かされればきっとみんなが元気になる、公園は出会いの場と言えます。

居上さんの写真藻岩下公園を考える会(パンダフル) 代表 居上さん
パンダフルの代表をさせていただいている居上と申します。
今まで、初夏には公園フェスティバル、秋には焼きいも会、冬にはイグルーづくりなどをしてきました。この3年間で参加者は通算して1,000人ほどになります。
活動の中で大切にしてきたのは、地域のつながりの輪を広げるということです。公園のすぐ近くにある豊成養護学校と交流をしています。南小学校の総合学習でも大切な場所になり、公園を元気にしようと活動をしています。
春には、地元の幼稚園の子どもと公園の花の苗を植え、秋には保育園の子どもとチューリップの球根を植えました。これは毎年行っている行事です。
すぐ近くに北海道盲導犬協会があるので、実際に体験しました。また、同時に高齢者の立場になってみる体験もしました。活動とともに公園の環境も整ってきました。私たちは、催し物だけではなく、アンケートやワークショップを行って結果を地域と土木センターに報告し、相談してきました。
アンケートから不審者対策として茂った木の下枝を払ってもらい見通しがよくなりました。改修の要望が高かったトイレは誰もが使いやすいトイレへの改修が決まり、現在、工事中です。そして、公園の木に名札をつけ、スタッフによるハーブ植え、公園が国蝶、オオムラサキの自生地に近いので、葉がチョウのえさとなる木を植樹しました。
ペンキがはげてみすぼらしくなったパンダちゃんのお色直しを1年目にしました。ぴかぴかになり、自分たちで塗ることで愛着がわきました。そして、今年の秋には土木センターの配慮で、厚別にいたパンダが第二の人生を送るため藻岩下にやってきました。早速、みんなでペンキを塗り、ぴかぴかにしました。
さて、私は、7年前の夏に、夫の転勤でこの藻岩下に引っ越してきました。そのとき、初めてこのパンダ公園を訪れたのですが、公園は真っ暗で遊ぶ子どもの姿はほとんど見られませんでした。しかし、2年前、パンダフルの活動を友人を通して聞いて、公園を訪れてみると、元気に遊ぶ子どもたちの声、家族で訪れる人々の姿でとてもにぎやかでした。
これからも、地域の中でいろいろな方に支えていただきながら、細く、長く、そしてわくわくと活動していきたいと思います。
ありがとうございました。

<司会>
続きまして、緑を通してまちづくりに取り組んでいる学校の皆さんに登場していただきたいと思います。

真駒内曙小学校の発表者の写真真駒内曙小学校 吉田先生
5年生担任の吉田と申します。
環境、まちづくり、この二つの視点から本校の5年生が取り組んでまいりました「花で飾ろう真駒内」という活動についてご紹介いたします。
児童
私たちは、真駒内をきれいで明るいまちにするために、学校前の歩道や道路に面した花壇にいろいろな花を植えました。コスモス、ペチュニア、マリーゴールドなどです。花の芽は弱いので、水の量や日当たりを毎日確認しながら大切に育てます。花を植えるとき、全員で雑草抜きをし、土を耕しました。作業をしながら、苗を植えるのは実はとても大変だとわかりました。
児童
夏は、水やりが一番大変な仕事です。朝、水をあげても昼にはからからに渇いてしまうからです。みんなで当番を決めて取り組みました。5年生全員の協力と草とりを手伝ってくれたPTAのお母さん方、声をかけてくださった地域の方々の応援で花が立派に咲きました。大変なこともたくさんありましたが、それを見ると、じんわりとうれしい気持ちがわいてきました。そんな私たちの作文の一部を読みます。
児童
この花、ちゃんと育ってくれるかな。私はふにゃふにゃの芽を見てそう思いました。春、気温が上がらず、思うように苗が育たなかったのです。気温が上がってくると、今度はせっかく植えた苗の一部が暑さで枯れてしまいました。それでも、残った苗はぐんぐんと育っていきました。みんなで一生懸命育てた花が満開になったとき、通りかかった人に「きれいだね。あなたたちがやったの。すごいね」と声をかけられました。
児童
最初はそんな活動は嫌だなと思っていました。でも、雑草を抜き、苗を植えるうちにだんだん楽しくなり、毎朝、苗を見るのがちょっとした楽しみになっていきました。そして、花が咲いたときには、今まで感じたことのないようなやりがいを感じました。1カ月以上、仲間と一生懸命お花の世話をしてきたからだと思います。みんなも私と同じようにやりがいを感じていたと思います。
また、私たちのまちをきれいにできたことがとてもうれしかったです。
吉田先生
歩道に花が植えられているというのはよく見かける光景です。しかし、これに実際に取り組んでみますと、思っていた以上に大変でした。土は冬の間に押し固められて耕すのは大変でしたし、雑草もびっしりと根を張っていましたので、子どもたちと何日もかけて耕しました。また、たくさんの苗が必要なのですが、その苗を購入する予算もありませんので、一株一株、種から育てなくてはなりませんでした。
しかし、子どもたちの作文にもありましたように、花は見る者の気持ち、育てる者の気持ちも明るくしてくれます。また、地域の方と子どもたちとのコミュニケーションの媒介にもなってくれました。
また、昨年度から土木センターのみどりのリサイクル事業による事業協力をお願いしています。落ち葉をごみではなく資源として使うことを考える学習です。来年度からはみんなでつくった手づくりの肥料を使って花を育てていくことも考えています。
ご清聴、ありがとうございました。

<司会>
続きまして、定山渓中学校の小林美知子校長先生から発表していただきたいと思います。よろしくお願いします。

小林校長の写真定山渓中学校 小林校長
ただいまご紹介に預かりました小林でございます。
花のある学校づくりということでございますが、今年度は開校60周年に当たりました。昨年、私が赴任したときは、ちょっと恥ずかしいのですが、花のない学校でした。そこで、60周年に向け、何とか定山渓にふさわしい教育環境をということで取り組みを開始しました。しかし、生徒数はわずか19名です。何とか地域に助けていただきたい、お知恵を借りたいと思い、学校経営の方針の一つとして、そこに書いてありますように、地域と連携する花のある学校づくりということを位置づけた次第です。
具体的な取り組みの一つ目は、地域との連携です。何せ小規模でありますから、花にかかわる手だて、恥ずかしいのですが、人も物もお金もないということで、まちセン詣でを開始いたしました。そこでいろいろな相談をし、連町の総会にもお願いに上がりました。その中で具体的に二つの事業支援をいただきました。
その間の動きを紹介します。
老人クラブに協力をお願いした後、数日後、このように学校に花をすぐに植えてくださいました。本当にうれしかったです。マイタウン・マイフラワーの事業の取り組みが教育新聞に紹介されました。6月13日、その事業の花苗づくりの1こまです。老人クラブとご一緒させていただきました。
60周年という年、また定山渓は雪が多いので手入れ等をいろいろ考えました。今後、PTAの料理講習会や事業、地域に株分け等をいろいろと考え、教育資源にと考えて南区の土木部に相談いたしました。辻に咲く香りとカラーのハーブガーデンの様子です。今はもう雪が降りましたけれども、ところ狭しとハーブが咲き誇っております。
取り組みの2番目は、地域に発信をいたしました。テーマとの関連もここにあります。環(わ)を広げるということで、本校生徒が8月、定山渓の行事、湯のにぎわいフェアでカードをつけて、花苗を住民や観光客に配布しました。環(わ)が広がったというのでしょうか、そのお礼に川沿の方からお礼状もいただきました。
具体的な取り組みの3番目です。花づくりを拡大して、より美しい地域の学校へということを目指し、学校周りの隙間地を花ロード―これは仮でございますけれども、花ロードづくりに取り組みました。
学校というところには二つの役割があります。一つは生徒の教育活動をするところです。もう一つは地域のコミュニティの拠点ということです。花のある学校づくりを通しまして、生徒の心を潤す環境、地域には協力という形を通して、地域と生徒の交流ができつつあります。時代の要請でもある交流の教育的意義の大きさは言うまでもありません。今後も、生徒会、PTA等に活動を広げ、生徒にとっても環(わ)の広がりが定山渓の何かになれば、何かになるようにと私も夢をはせております。
以上で報告を終わります。
ご清聴、ありがとうございました。

<司会>
最後は、北海道文教大学明清高等学校2年生の長野早紀さん、浅井啓太君、鈴木智佳さんの3人から発表していただきたいと思います。

長野さんの写真北海道明清高等学校 2年 長野さん、浅井君、鈴木さん
こんばんは。
私は、北海道文教大学明清高等学校食物科2年生の長野早紀と言います。
私たち園芸部の活動は、昨年まで、野菜づくりや花の世話を中心に活動してきました。特に、花には力を入れていて、マイタウン・マイフラワー事業という地域の花壇、学校などに植える花の苗を種から育てるプランの取り組みを始めました。
実際に市役所と南区土木センターの方々が来てくださり、花の種などの提供、そして植え方、育て方を教えていただきました。その後、育てた花は、学校花壇に植えた以外にも、社会福祉コースと協力し、通学路の花壇づくりに活用しました。
今までの活動に加えて、私たちの代では今年、ハーブの栽培にも力を入れています。そのため、ハーブコーディネーターの狩野亜砂乃先生を紹介していただき、ハーブの種類や効能の説明と栽培法について指導していただきました。
このような活動を続けていく中で、もっとよい植物を育てていきたいと考えています。そこで、土木センターの方に相談したところ、明清高校には落ち葉がたくさんあり、それに南区ではみどりのリサイクルという落ち葉を腐葉土などに再利用する取り組みがあるので、つくり方など支援をするからつくってみてはどうですかと提案していただきました。
まず最初にしたのは、ヤードという落ち葉を入れる囲いをつくることでした。今は、落ち葉をヤードに入れ、腐葉土をつくっているところです。
今まではただのごみになっていた落ち葉が、私たちの腐葉土づくりを始めることによって学校の敷地内をきれいにすることができ、その上、新しい生命を育てる力ともなり、私たちが活動することによって、自分たちのためだけではなく、学校や仲間にもよい影響が広がるのはとてもうれしいことだと思っています。
全員で協力をしながら活動を続けていくことによって、楽しく活動できる下地ができると確信し、私たちが卒業した後も花やハーブの苗を通して、園芸部だけではなく、社会福祉コースの生徒と一緒に課外活動を通じて、地域の方々とともに活動し、さらに大きなものになるように頑張っていきたいと思っています。
本日は、このように私たちの活動の発表する場を与えていただいて、ありがとうございました。

<司会>
6団体の皆さんにそれぞれすばらしい発表をしていただきました。
それでは、今回お話をしていただいた内容について、会場の皆さんからも広くお話を聞かせていただければと思います。

中西さんの写真定山渓連合町内会 会長 中西さん
定山渓の連合町内会長の中西でございます。
我々も去年からまちづくり協議会を立ち上げまして、国道の拡幅と同時に、我が定山渓の温泉街も生活道路を含めて環境の整備ということについていろいろやっておりまして、南区の区長を初め、いろいろとご支援をちょうだいして今日に来ております。
今、南区では、シーニックバイウェイ構想が出されまして、もう既に2回の協議会を開催しております。
そこで、定山渓のまちづくりは、温泉街のロードヒーティングの見直しで、今日も札幌市から道路計画または雪対策の担当の方に来ていただいて、いろいろと議論をしております。早期着工を目指して、来月早々に結論を出していきます。そのときは、市長さん、道路の事業に対しての大変な投資だと思いますけれども、どうぞよろしくお願いしたいと思います。
今後、将来的に、定山渓では道の駅の構想を考えていきたいということで、自治体と地元の発言が出発点となりまして、どうしても道の駅を手がけていきたいと考えております。その節はどうぞよろしくお願いしたいと思います。
以上です。

<司会>
それでは、第1部の最後に、6団体からの発表を受けまして、市長からお話を聞かせてください。

<市長>
たくさんのすてきな発表をいただきまして、本当にどうもありがとうございました。
池端さんは、違法広告物の撤去を全国に先がけて頑張ってこられたということで、非常に大変だったと思います。最初は行政もなかなか対応が難しかったというところを、皆さん方がしっかり通っていただいて、行政の方も何らかの工夫をしようということでできたのです。そんな意味で、とてもすてきな運動がここからできたわけです。大臣表彰を得られるというのはそういう意味があります。
エドウィン・ダン記念館の古本さんのお話は、この地域にあるものを大事にしていこうという気持ちがとてもよく出ていました。私は、まちづくりというのは、ないものねだりではなくて、自分のところにあるものをもってみんなの共通の理解を得るように活動していくということがとても大事なのだろうと思います。ここから酪農という新しい農業の方法が出発し、北海道の新しい産業が生まれてきたわけです。そういう意味で、ここを大事にしていこうという方々の集まりは、地元ならではの活動ということで、とてもうれしく思ったところであります。
それから、パンダさんの話がありました。これはいい話ですね。7年前には暗くて子どもたちはだれも行かなかったところを、お母さんたちが子どもたちが楽しく遊べるようなところにしていこうということで、今ではひっきりなしに子どもたちが来て遊んでいる、これはとてもすてきなことだと思いました。
そして、いろいろなパンダをつくるのにも、また新しいパンダが来るのにも、土木センターの札幌市の職員が気にかけてくれたというふうに、とても素直に喜んでいただいていますし、職員を褒めていただいているのですね。これは、札幌市長の立場にある私としては本当にうれしく思います。先ほど、ほかのところでも市の職員を褒めてくれていました。小林先生に、いろいろ苗づくりをするのに職員が一生懸命やってくれたというお話をしていただきました。
人間は褒められるとうれしいのです。褒めるときは、皆さん方は上手に褒めなければいけません。上手に褒めていただきますと、本当に素直に、よくやってくれたのですよ、本当にいい市役所の協力があったのですねと言っていただきますと、みんな働きますよ。ですから、同じ仕事をやっていても、喜んでいただけるということが目に見えると、人間は倍ぐらい働いてしまうのです。
そんな意味で、褒め方上手の小林先生は、多分、生徒さんも褒めて育てているのではないかと思いましたし、居上さんと藤田さんも、きっとお子さんたちがいいことをやったら褒めて育てているのではないかということがわかりまして、とてもうれしく思いました。ありがとうございました。
吉田先生もそうですね。やはり、種から苗をつくるというのは、素人では初めはなかなかできないのです。やはり、ある程度指導を受けないとできないのだけれども、子どもたちが飽きずに、あきらめずに、そこまで指導していただいたということは本当にうれしく思いました。ありがとうございました。
文教大学明清高等学校は、さすが高校生ですね。食にこだわり、自分たちの学習に結びつけてしっかり活動をされておりました。花を植えることによって素直に喜ぶことができる、そんなすばらしい子どもたちが成長していく場所として、温かい学校なのだろうなというふうに思いました。ありがとうございました。
今、マイタウン・マイフラワー事業というものをやっています。私が市長になってから、学校と地域をどうやって結びつけていくかということの一つのキーワードとして、花というものをつくりました。自分のまちに自分たちの花を植えていこう、その出発点は小学校の子どもたちに花の苗をつくるところからやってもらおうと。小学校には必ず温室がありますから、それを使ってやっていこうということで、苗になったら外に出して、大人たちも子どもたちと一緒に水やりをして、まちをきれいにしていこうという大きな活動です。これも環(わ)ですね。子どもが社会の中で活躍できる、必要性の場所が出てくるという活動としてもやっておりますので、ぜひ、皆さん方も見かけたら子どもたちに声をかけていただければうれしいなと思います。本当にありがとうございました。

<司会>
さて、この後はフリートークに入りたいと思います。
フリートークは、テーマは限定しません。皆さんにご発言いただきたいと思っております。お話がある方はどうぞ。

福士さんの写真石山地区町内会連合会 会長 福士さん
定山渓沿線町内会連絡協議会の会長という立場で申し上げます。この組織は、石山から定山渓の各町内が全部入っている三十数年の歴史を持つ組織でございます。道路問題や我々の求めている公共交通機関の問題など、さまざまことをやってまいりました。
そんな中で、ただ1点、長年のテーマとして検討してきた大きな問題があります。それは公共交通機関です。あそこは、ご存じのように、じょうてつがバス路線として入っていますが、この料金については三十数年前から検討されておりません。これから先を考えたときに、どんどん高齢化していく社会を見たときに、料金を何らかの形で検討できるようなことを考える必要があるだろうということで、我々の組織としても会議を開いた中でさまざまな検討をしてきております。
ただ、残念ながら、平成15年度に札幌市が市バスから撤退したと同時に、現在は事業者が主という形で進んでおりまして、昨年度、市長さんにも要望書を出しておりますが、この部分についての先が一向に見えないのです。これは支援をできるものなのかどうかということもひっくるめて、我々地域、行政、バス事業者を含めて3者一体の中でこの問題を解決していくことが大事だと思います。そんな中で、この問題はどこかである程度の接点を見つけ出すことが必要だろうと思います。
しかし、残念ながら、我々に対するある程度の情報しかございませんので、それなりのノウハウというか、言ってみればシンクタンク的な形の支援をもって、その中から新たなヒントを見つけて先に進むことで、先につながっていくのではないかと考えております。
ご承知のように、この沿線には、先ほどの明清高校や南稜高等学校がございます。南稜高等学校というのは、今は豊平区や中央区から通ってくる子どもがおりまして、授業料を含めて月5万円程度の出費ということになりました。
そんなことで、支援をどういうふうに考えているか、市長さんの見解をよろしくお願いいたします。

<市長>
どうもありがとうございました。
公共交通機関の料金の問題ですね。
距離の長い短いによって料金負担を変えるという制度になっておりますので、これが何とも難しい困難な状況に突き当たっているのではないかと思います。
どこから遠いと考えるかということもございます。まちのテレビ塔、あるいは市役所の本庁舎を基点にして近い遠いというふうに考えるか、あるいは、自分のまちを中心に考えるか、生活空間を起点に考えるか、出発の仕方で物の考え方はいろいろ違ってくると思います。
今まで、定山渓、石山を含めて、沿線の皆様方がまちに出るのにどうかという感じ方で議論が重ねられてきたというお話ですから、バス事業者と行政と住民ということで皆さん方と協議をさせていただければとありがたいなと思います。
今、区長からお話がございます。

立石南区長の写真立石南区長
区といたしましても本当に大きな課題だというふうに認識してございます。
確かに、定山渓からまちまで行くのに750円、往復で1,500円かかります。非常に高いとおっしゃるその気持ちは私も理解できるところでございます。手稲方面などもキロメートル制で料金設定をしているところはそれなりの料金になっております。そういう意味では、総合的に考えていかなければならない部分もありますし、特に南区は230号の拡幅を含めた交通問題、それから、先ほどもちょっと出ておりましたけれども、シーニックバイウェイという道路をきっかけとしたまちづくりということもございます。その中で、総合的な交通問題という観点でいろいろ協議をさせていただきたいと思います。

確かに、新たな補助制度を創設すれば解決できるのでしょうが、それが本当に望ましいのかどうかという点も含めて、いろいろ協議をさせていただければと思ってございます。

小林さんの写真川沿地区 小林さん
川沿の小林正人と申します。80歳になります。
私は、年寄りの交通費につきまして提案したいのです。今、区長さんが申し上げましたように、定山渓から出てくると750円かかります。これは、まちの中においでになる年寄りと比べると極めて不公平ではないかと思うのです。
提案なのですが、一遍乗れば200円ということで、あとは、その日一日、どこに乗っていってもそれ以上かからないようなやり方にしていただければ公平になるのではないかと思います。
聞くところによると、今まで5万円のものが7万円いただけるという話もあるようですが、それよりも、公平という形から考えまして、まずは、定山渓からおいでになる年寄りも200円でおさまるような手だてをとっていただきたいと思います。

<市長>
そこの考え方なのです。もちろん、全市一律200円、あるいはワンコインという制度ができればもちろん一番いいと私も思います。

川沿地区 小林さん
年寄りだけできないかということです。

<市長>
そういう考え方もあります。お年寄りの場合は、敬老パスの方法として、そういう議論もございましたけれども、これは財政破綻します。

川沿地区 小林さん
7万円いただけるという話は、可能性はあるわけですね。

<市長>
再来年からですね。

川沿地区 小林さん
だから、7万円あげるよりも、そういう形の方が公平になるのではないかということです。

<市長>
それは、一部ご負担いただく、5万円までというときの議論の過程でいろいろと計算の仕方をしまして、民間のバス事業者、ジェイ・アールとじょうてつと中央バスの3社に受け持っていただきました。そして、この方々も、ぎりぎりまで詰めて、このラインならできるというところでやっと落ち着いたのです。
平等というのも、どこを基準に平等と考えるかというところも問題なのです。いろいろな考え方がありますので、皆さんそれぞれご満足はできないと思いますけれども、ご意見をちょうだいしながら、最大限一致できるところで調整をさせていただきたいと思います。
ご意見、ありがとうございました。

松崎さんの写真真駒内地区 松崎さん
こんばんは。真駒内に住んでいる松崎と申します。
大型ごみのリサイクルについて、質問であると同時に提言です。
今日のGOMIマガジンの25ページにも書いてあるのですけれども、以前、道内の民放テレビニュースで、大型ごみ収集に携わっている職員の方に密着取材するというリポートを見たのです。このリサイクルの「リ」の字がないがために、十分リサイクルできそうなごみでも燃えるごみや埋め立てごみにせざるを得ないのだというのを見ていて、もったいないとすごく思いました。
僕はいつも思うのですけれども、リサイクルの「リ」の字がなくても十分リサイクルできるものはリサイクルに回すようにされたらいかがでしょうか。あるいは、札幌はほかから引っ越してきた方もたくさんいますので、リサイクルの「リ」の字を書くという制度をご存じない市民もいると思うのです。これについて市長はどう思われますでしょうか。よろしくお願いします。

<市長>
私は、この間、ミュンヘンに行ってきたのですが、ミュンヘンでは、有効活用できるように、ごみにする前にデパートのような広場をつくりまして並べるのです。そして、適宜、値段をつけまして、2週間ぐらい展示して、だれも引き取り手がいなければ処分するというやり方をしているのを見てまいりました。なかなかいい方法だと思いまして、これから何か考える方法はないだろうかということで少し議論をさせているところであります。まだ使えるのに何でもかんでも捨ててしまうという状況にならないようにするにはどうしたらいいかと思っているところです。
ご提言としてちょうだいしたいと思います。ありがとうございます。

太田さんの写真川沿地区 太田さん
川沿の太田と言います。
ここに資料をもらって、一番最初に見たのはごみの問題です。私は、町内会に住んで三十何年で初めて班長をやって、ごみを改めて見ています。自分自身ではなるべく出さない、きちんと分けるということは実行しているのですけれども、見ていると、やはりルーズな人がおります。そこで、駒岡の処理場の方に相談に行きまして、何かいい方法はないかと聞いたら、お宅の近くで前にもそういう問題があって、手は打ったということなのです。手を打ったというのは何かと思ったら、文書にしたものをもう一度配布するだけだったのです。これでは、なかなか解決に向かわないと思います。
そこで、私自身が考えたのは、監視員、パトロール隊ですね。

<市長>
ごみパト隊ですね。

川沿地区 太田さん
各地区には町内会があるので、そういうものをより後押しして、そういうものを充実させるということです。
それから、私も庭があるものですから、枝木がよく出るのですが、こういうものを処理する機械があるのです。そういうものの援助を含めて、例えば、代表者を選んで、5軒なり6軒分、そういう木があったら私のところに持ってきなさい、市から援助をもらってこういう機械があるからできますとか、我々が簡単にできる方法があると思うのです。
生ごみもいい機械があります。ただ、これは各家庭でしなければできません。
今一番できるのは枝木などの庭のごみです。私が見ている限りでは、それをそういう形で処理するだけでごみが結構減ると思うのです。なおかつ、今言ったごみパト隊を、町内会をきちんと指導するということを考えていただけないかと思います。お願いいたします。

<市長>
ありがとうございます。
言われたとおり、枝木などについてはちゃんと回収できるようにして、しかも、それを資源としてやっていきましょうという話になりますので、多分、それは無料で収集していくというふうになると思います。
それから、ごみパト隊ですね。ごみの分別の指導とか、ごみステーションが雑然としていたり、時間を守らなかったりすると、やはり、ごみステーションに一番近いご家庭が負担を感じたり不快に思います。それを、パトロール隊、町内会の皆さん方と札幌市役所の職員が一緒になって、我々の新しい習慣をつくっていこう、文化をつくっていこうということで活動したいというふうに考えているところです。
スリムシティさっぽろ計画を遂行する中で、そのことを必ず解決して、快適なまちになるように、そして省エネ、省資源、リサイクルをきちんとできるまちにしていこうというふうに考えております。
よろしくお願い申し上げます。

青野さんの写真澄川地区 青野さん
南区の澄川に住んでおります青野と申します。
私の子どもは、この春小学校に入学だったのですけれども、養護学校を勧められました。しかし、私は、地域の中で、いろいろな子どもの中で育てたいという思いがすごく強かったので、地域の普通小学校の普通学級に入学させました。
今、実際に入学して7カ月ぐらいたつのですけれども、子どもはとても楽しんで学校に行っておりまして、周りのお友達にもすごく恵まれて、毎日、学校は楽しい、楽しいと言って通っています。
ただ、歩けないということで、学校側としては親が必ずつき添ってくださいということが条件なので、私がいつも一緒に登校して、学校でもずっとつき添っていて、給食も横で一緒に食べて、帰りも子どもと一緒に帰ってくるという生活を毎日続けていますけれども、それは自分の子どもにとって学校と家の区別がなくなるという点はすごく問題があるのではないかと思っています。
そこで、今、介助員や支援員制度ができて、道内でも地方では導入されているところがかなりあると聞いたのですけれども、札幌市はなかなか導入されません。そういうことを考えると、これから子どもを普通学級に入学させたくても、親がつき添えないから無理だと考えている人もかなりいると思いますので、障がいがあるからといって地域の学校に行けないということがないように、介助員、支援員を早く導入していただきたいと思います。
今、私の子どもは、私に用事があって学校に行けないときは学校を休まなければいけないのです。それは、子どもの権利条約の学ぶ権利から言うとどうなのかと思っていますので、ぜひ早く導入していただきたいと思います。
よろしくお願いします。

<市長>
どうもありがとうございます。
ご要望の趣旨はよくわかりました。これは、かなり歴史のある話でありまして、やっと普通学級を選択して行けるというところまで来たのが、そんなに昔の話ではないわけです。それをさらに進めて、今のお話のように、ご家族ではなくて介護員という形でサポートしていただけるような制度を確立するための条件整備は、今、検討課題にさせていただいているところなので、今後の議論の行く末を見守っていただいて、ぜひ青野さんも含めて意見を述べていただきたいと思います。
ありがとうございました。

<司会>
それでは、最後に、市長から全体を通して今回の感想をいただきたいと思います。

市長まとめ市長(まとめ)>
どうもありがとうございました。
今の障がいを持ったお子さんのお母さんのお話など、あるべき姿というのは、結論はもうはっきりしているのです。障がいを持ったお子さんにお母さんがいつもついていかなければ学校に行けないという状況はやはり改善しなければなりません。この結論はそうなのですけれども、そこにいくまでにどんなサポート制度がとれるのか、もちろん財政の問題もありますが、サポーター、ボランティアをどう活用できるのかということも含めて、いろいろな条件を整えなければなりません。
このタウントークは、そういうことを考えるチャンスなのだと思っています。皆さん方のご意見を聞きながら、私は真摯に受けとめて、すぐにできることはすぐにやる、すぐにできなくてもやるべきとわかっていることはやる方法をできるだけ早く探していく努力をする、そのきっかけにすることができるのです。
これから厳しい冬になりますけれども、また雪かき等々、皆さんと一緒に協力しながら、いいまちづくりをやっていきたいと考えておりますので、ごみの問題も含めて、ぜひまちづくりにご協力いただきたいと思います。
本日は、ご参加いただきましたことにいま一度感謝を申し上げて、ごあいさつにかえさせていただきたいと思います。
本日は、本当にありがとうございました。

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