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[1]食事環境の整備
[2]献立内容の充実
[3]会食形態の多様化
[4]ゆとりある喫食時間の確保
[5]食に関する指導の充実
[6]家庭との連携強化
(1)食器具の整備
料理の味わい、食事のマナーや食文化を身につけ、献立や給食スタイルの多様化に対応するため、食器具を改善し、適切な組み合わせにより使用する。
1.食具は、以下の3種類とする。平成11年度に全小中学校を対象として、スプーンと竹箸の改善を行った。
2.食器は、従来のステンレス製のランチ皿とカップを廃止して、全て強化磁器製食器とし、従来の3種類から以下の5種類に変更した。整備については、平成11年度から、基本的には小学校から先行実施し、平成17年度には、全小中学校の整備が終了した。
(2)食器具の改善に伴う整備
食器具の改善及び食器具増に対応し、配膳、運搬、収納を容易にするために、食器籠、食器消毒保管庫、配膳車、磁器食器用コンテナ等を整備した。食器具の改善に伴う整備については、平成11年度から、基本的には小学校から先行実施し、平成17年度には全小中学校の整備が終了した。
(3)ランチルームの整備
異学年・異学級交流、バイキング給食等、普通教室では施設設備的に実施しがたい形態での給食を行える場として、多目的教室をランチルームとして活用するための整備を行った。また、多目的教室の用途の一つとして、ランチルームを位置づけた。
基本的に、2クラスの児童生徒(概ね80名)を収容できるように、2教室分以上の広さの多目的教室を使用する。なお、ワークスペースが整備されている学校については、ワークスペースを活用する。
平成11年度から、基本的に小学校から先行的に整備した。具体的には、1.会食用テーブル、2.会食用イス、3.トレイ(お盆)、4.その他消耗品等を整備。多目的室又はその近辺に給排水設備がない場合は、学校の状況に応じて、5.給排水設備を整備。
また、新増改築校、大規模改造校は、事業実施に対応可能な整備を行う。
平成18年度10月現在、小中学校におけるランチルームが整備されている割合は、99.67%となっている。
子ども達がおいしく楽しく満足して給食を食べられるように、さらに柔軟性を持った多様な献立内容に改善する。また、自分の体や健康状態に応じたものを選んで食べることを自然に学んでいけるよう選択方式の給食を導入する。
上記内容を検討するため、平成11年度から栄養職員で構成する「食教育部会」(食に関する指導計画及び献立改善及び給食スタイルの多様化の検討)、調理員で構成する「調理企画部会」(多様化に伴う実際の調理作業の検討)を設置し、事業実施のための環境整備・知識の習得などの具体的な方策を継続して研究企画しており、これらの業務内容は、平成15年度から「食教育部会」は「ブロック会」において、「調理企画部会」は「調理主任会議」において現在も引き続き研究企画が実施されている。
平成11年度、平成12年度に委託改善校及び直営改善校で実施し、平成13年度以降は全小中学校で実施している。『楽しさとゆとりのある給食推進事業計画』は、平成17年度で終了したが、献立内容の充実に関しては、現在も継続中である。
楽しい会食のなかから豊かな人間形成を育む場として、会食形態を多様化する。
平成11年度から、「食教育部会」及び「調理企画部会」において具体的な方策を継続して研究企画しており、平成15年度からは、「ブロック会」及び「調理主任会議」において研究企画を継続している。
平成11年度、平成12年度に委託改善校及び直営改善校で実施、平成13年度以降は全校で実施している。『楽しさとゆとりのある給食推進事業計画』は平成17年度で終了したが、会食形態の多様化については、現在も継続中である。
ゆとりや潤いを感じながら楽しく会食ができ、かつ会食形態の多様化に対応できるよう喫食時間を確保する。
実際に食べる時間(喫食時間)を増やすため、調理員が各教室への配膳・下膳、ランチルームでのセッティング等を行い、給食準備及び後片付けに要する時間を短縮する。
平成11年度から、「調理企画部会」(作業工程の見直しの検討)において具体的な方策を継続して研究企画しており、平成15年度からは「調理主任会議」において研究企画を継続している。
調理員による各教室への配膳・下膳、ランチルームでのセッティング等については、平成11年度、平成12年度に委託改善校及び直営改善校で実施し、平成13年度以降は全校で実施している。『楽しさとゆとりのある給食推進事業計画』のうち整備事業は平成17年度で終了したが、ゆとりある喫食時間の確保については、現在も継続中である。
栄養や食習慣、食文化に関する教育や給食を通して、健康や栄養などに対する子ども達の自己管理能力を培わせていくために、栄養職員を中心とした食指導の充実を図る。
1栄養職員の食指導体制の整備
2具体的な食指導の充実策
平成11年度から「食教育部会」において、各学校の年間給食指導計画に盛り込む具体的な方策を継続して研究企画おり、平成15年度からは「ブロック会」において研究企画を継続している。
平成11年度、平成12年度に委託改善校及び直営改善校で実施し、平成13年度以降は全校で実施している。『楽しさとゆとりのある給食推進事業計画』のうち整備事業は平成17年度で終了したが、食に関する指導の充実については、現在も継続中である。
子ども達が生涯にわたって健康な生活を送ることができるように、学校給食を通して望ましい食生活の基本と食習慣を身につけ、食事を通して自らの健康管理ができるようにし、さらに、楽しい食事や給食活動を通じて、豊かな心と社会性を育成するために、様々な機会を捉えて家庭との連携を強化する。
平成11年度から「食教育部会」(食教育と家庭との連携の検討)において、具体的な方策を継続して研究企画しており、平成15年度から「ブロック会」において研究企画が継続されている。
平成11年度、平成12年度に委託改善校及び直営改善校で実施し、平成13年度以降は全校で実施している。『楽しさとゆとりのある給食推進事業計画』のうち整備事業は平成17年度で終了したが、家庭との連携強化については、現在も継続中である。
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