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更新日:2013年3月13日

常盤小学校の取組(平成24年度)

研究内容

4年生の社会科の学習と関連させてアイヌ文化や歴史を学習し、その理解と人権意識の深化を図るため、札幌市アイヌ文化交流センター「サッポロピリカコタン」の施設や、同センターの小中学生団体体験プログラムを活用した体験学習を行った。

学習を通して育てたい力

・豊かな体験を通して、自然や人とのかかわりを深め、生命を尊重する心と美しいものに感動する心を育成する。

・好ましい人間関係の確立や生命尊重の心を育成し、考える場や体験・実践の場を通じて人権意識の深化を図る。

学習の内容

「サッポロピリカコタンの活用」について

ねらい

・アイヌ文化交流センターの展示物や施設を見学し、アイヌ文化と歴史についての一層の理解を図る。

・文化財等の実物に触れたり歌や踊りを体験したりする活動を通じてアイヌ文化に親しむ。

・アイヌ民族の方から歴史や文化に関する講話を聞き、人権意識の深化を図る。

常盤小1

学習内容

<第1次>(社会科/総合的な学習の時間)

◇社会科「昔から今へと続くまちづくり」の中単元1:「アイヌの人たちの生活と文化」の学習と関連させてアイヌの歴史観、文化の学習を進める中で、人権を侵害されてきた歴史とともに、現代における人権意識の高まりや大切さについて理解する。

1)総合的な学習の時間学年オリエンテーション「アイヌの人々と北海道」

2)社会科「アイヌの人たちの生活と文化」

・アイヌの人々のくらし…衣・食・住と自然、文化、芸術(2時間)

・アイヌの人々と和人の出会い(1時間)

3)総合的な学習の時間「人権って何だろう。」(1時間)

4)社会科「アイヌの人々の歴史と人権」(~江戸時代)(1時間)

5)社会科「アイヌの人々の歴史と人権」(~昭和時代)(1時間)

 

<第2次>(総合的な学習の時間)

 

・アイヌ文化交流センター訪問におけるプログラムの内容を理解し、学習の準備をする。

・アイヌ文化交流センターを訪問し、アイヌの人たちのくらしや文化、人権について学習したことをまとめる。

1)資料を活用し、簡単なアイヌ語について理解する。質問の内容を考える。(1時間)

2)センターを訪問し、見学や体験学習を行う。(3時間)

・講話

・楽器の生演奏・舞踊鑑賞

・アイヌの子どもの遊び体験

・施設見学(チセ・丸木舟等屋外展示物、館内展示室)

・舞踊体験

・児童からの質疑

3)学習のまとめ(1時間)

常盤小2常盤小3

 

成果

・親しみやすく、興味を引くような講師の語りが効果的で、楽器の生演奏・舞踊を間近で鑑賞することと併せ、児童は大変興味をもって学習に臨むことができた。歴史的な講話やアイヌ語の意味、遊び体験、展示物の見学を通じ、アイヌ文化の奥深さと自然と共生した生き方に触れ、アイヌ文化への一層の理解と敬意をもつことができた。

・展示室では、民具や衣服の数々を見学することにより、事前に学校で学習した内容を確認したり理解を深めたりすることができた。また、実物に触れて学習することができることで、児童の興味・関心を一層高めることができた。

・体験プログラムの内容がよく吟味され、子どもの興味が持続するように配慮されていたので、環境・文化・歴史・人権等の様々な分野に渡って学習に生かすことができた。

常盤小4

課題

本研究のようなバス配当措置があることは、交流センターの積極的な活用に大変効果的である。

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