ホーム > 教育・文化・スポーツ > 学校・幼稚園・教育 > 教育者向け資料 > 人権教育推進事業 > 稲穂中学校の取組(23年度人権教育研究推進校)

ここから本文です。

更新日:2012年4月2日

稲穂中学校の取組(23年度人権教育研究推進校)

研究内容

人権教育・全校道徳】
『3.11震災を通して伝えたいこと~そして手話で歌う・手話で伝える』
~手話シンガー水戸真奈美さんによる講演会とミニ・手話歌ライブ~

◇命の学習

  • 震災そして復興
  • 南三陸町で防災無線で避難を呼びかけながら亡くなった遠藤美希さんのお話
  • 手話およびろうあ者や障がい者の話自分自身の夢について、など

学習活動を通して育てたい力

命の大切さそして重みについて

  • 震災で犠牲となった方々の「思い」から、命の大切さに気付く。
  • 南三陸町遠藤美希さん~自らの命を犠牲にしてたくさんの方を救う~
  • 大切な命を自ら断つことの愚かしさ、他の人たちの悲しみについて考える。

障がい者の人権

  • 障がいのある方等との関わり方について
  • 手話というコミュニケーション手段について

自尊感情の醸成など

  • 自分自身の夢について(キャリア・ガイダンス)
  • 諦めない勇気・諦める勇気

実践の内容

目的

今年度、学校全体として取り組んできた人権や命に関わる教育の集大成として、「本物」を見たり聞いたりすることで、生徒一人一人の「心」に響かせ、命・人権をより一層大切にする心情を育む。

本実践に関する今年度の取組内容

  • 学校独自のいじめ調査調査と連動した各学年ごとの「いじめ撲滅道徳(2時間)」
  • 「命」に関する外部講師による授業(保健士、消防士、養護教諭ら)
  • 人権に関わる読み物教材(道徳副読本・心のノート等)を活用した道徳の時間における指導
  • 校長講話、等


講演の内容

  • 引っ込み思案だった水戸さんが歌手を目指した理由、気持ち。講演の様子5
  • 手話との出会い、コミュニケーション手段としての手話
  • 様々な出会い、チャレンジによって驚くほど世界が変わること
  • 生きていたら様々なことが変えられる、叶えられること
  • 歌、言葉、手話の力
  • 自ら命を断つことの愚かしさ
  • 諦めない勇気諦める勇気
  • 震災に際して
  • 震災の復興に携わって
  • 遠藤美希さんのこと御葬儀に際して
  • 手話レッスン
  • 手話を使っての全校合唱「旅立ちの日に」

 

講演の様子1

講演の様子2

講演の様子3

講演の様子4

成果と課題

成果

講演内容について

  • 講話だけでなく、映像、歌、手話と、バリエーションあふれる内容で、生徒の学習意欲を喚起するのに有効であった。また、講話、映像など、一つ一つの内容が分かりやすく、特に遠藤美希さんに関するお話が印象的で、命の大切さや人権について考えさせるのに効果的な内容であった。
  • 震災から1年未満で、たいへんタイムリーな内容であった。そして、インパクトも強く、再度、震災当時のことを振りかえることができた。

生徒の育ちについて

  • 手話を使い、一緒に「旅立ちの日に」を合唱したことは、手話に対する興味・関心をもたせるのに大変効果があり、かつ、中学校時代の一つの思い出となってそれぞれの記憶に残るものと考える。(体験的な活動を取り入れたことの有効性)

運営面について

  • 講師(水戸さん)と事前に数回にわたって打合せを行ったことにより、講師が生徒の実態等を十分に踏まえた講演となるよう準備をすることができた。

課題

  • 年度途中からの準備となったため、準備に関わった教職員に多大な負担がかかった。
  • 保護者や地域住民の参加が予想を下回った。事前に保護者(近隣小学校を含む)へ案内文書を配布するとともに、町内会の回覧板等で地域住民の参加を呼びかけたが、もっと宣伝した方がよかったとの参会者からの声があった。
  • 市教委主催の事業ということで、学校の経費面での負担はなかったが、通常の学校予算等で全ての経費を負担(講演料、旅費、宿泊代等)するのは難しい。

このページについてのお問い合わせ

札幌市教育委員会学校教育部教育課程担当課

〒060-0002 札幌市中央区北2条西2丁目 STV北2条ビル3階

電話番号:011-211-3891

ファクス番号:011-211-3862