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更新日:2012年4月2日

白楊幼稚園の取組(23年度人権教育研究推進校)

研究内容

助産師による、幼児と保護者へ向けた命の話」という講演を開催することで、幼児に対する人権教育を推進する。

学習活動を通して育てたい力

・幼児に、命はかけがえのないものであることに気付かせ、自分を大切にしようとする気持ちを育てる。

・他の幼児に対して、自分と同じ人であり、子どもであるという気持ちを育むことで、他者に対する肯定的な感情の芽生えを促す。

保護者に対しては、園での命の指導を一緒に参観していただくことで、命の指導の大切さに気付き、家庭でも話題にしようと思う気持ちをもっていただく。また、我が子に対して大切な子、愛しい子という気持ちを感じていただき、愛情をもって育てていくことへの思いを一層深めていただく。

実践の内容

「助産師による、幼児と保護者へ向けた命の話」についての講演会を開催する。

ねらい

・命のかけがえのなさや大切さに気付き、自分を大切にしようとする気持ちを育てる。

学習内容

対象

年中児(4歳)、年長児(5歳)、保護者

学習の方法

本園ホールにて親子が一緒に座り、実際に教材に触れたり、映像を見たりしながら助産師の話を聞く。

学習内容

命の始まり

・卵子と精子が出会った時から命は始まっている。
・卵子と精子はとても小さく、命の部屋(子宮)の中で育つ。
・一つの精子と卵子が出会う確率は非常に低く、奇跡的である。

お腹の赤ちゃん

・お腹の中で指しゃぶりをしたり、動いたりする。
・つながっているおへそから、栄養などをもらっている。
・自分でくるくると回って、頭から生まれてくる。

命って何だろう?

・命は、お父さんお母さん、おじいちゃおばあちゃん、そのお父さんお母さん、とずっと続いてきた。たくさんの人が、みんなの誕生を喜んだ。

DVD「うまれるよ」視聴

・4人目の子どもが生まれるまでのドキュメント映像を視聴する。出産シーンや、家族が嬉しく思う様子などを見る。

体験の時間(年長のみ)

・1か月から10か月まである各胎児人形を抱いたり、自分の心音を聞いたりする。

 

23白楊幼・取組の様子1

23白楊幼・取組の様子2

23白楊幼・取組の様子3

成果と課題

成果

実際に出産に立ち会っている助産師に直接話してもらえたことで、子どもも保護者も、より実感をもって聞くことができたと考える。胎児人形を抱いたり、実際の出産シーンや胎児の写真を共に見たりしたことが、より幼児や保護者の心に生命の尊さや生まれてきたことの素晴らしさが心に残ったようである。また、指導後は、保護者が直接助産師に質問できたことで、安心して性に関する疑問を聞ける良い機会となった。

課題

○今回依頼した助産師は、勤務の傍ら、様々な学校や幼稚園で講演しており、多忙で連絡を密に取り合うことが難しかった。早めに計画をたてて進めることで、早い時期から保護者に講演会の内容について予告するなどができ、参加をより一層促進できたのではないかと考える。

○今回は年長児と年中児を対象に行ったが、年中児にはやや難しい内容だったと振り返る。年長児の親子のみを対象として、対象学年を絞ることで、焦点化した内容を少人数でじっくりと聞き、教育効果を高めることもできたのではないかと考える。

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