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更新日:2023年1月10日

40.札幌最北の駅-国鉄釜谷臼駅

エピソード・北区

第5章:交通

36.「弁慶」時速二十キロで登場37.石炭搬出のにぎわいも遠く38.夢と思い出を運ぶ39."汽笛一声"に歓声と涙40.札幌最北の駅41.札幌の味を育てて一世紀42.鉄道高架で進むまちづくり43.全国初のディーゼル今はなく

40.札幌最北の駅-北六条西五丁目に調理場-

国鉄釜谷臼駅

 

札沼線と釜谷臼駅=昭和50(1975)年写す

釜谷臼駅―――札幌最北の無人駅である。「カマ・ヤ・ウシ」(平たい岩のある岸)、北海道のほとんどの地名がそうであるようにアイヌ語から発生したものである。しかし、この地に平たい岩があったという事実はない。
釜谷臼駅が開通したのは昭和33(1958)年7月1日。
札沼線の全線開通は昭和10(1935)年だが、地元ではこの3年前から「札沼線釜谷臼駅設置期成会」を発足させ故宮西武五郎さんを中心に誘致運動を開始している。待ち望んだ開駅には、実に4半世紀を要したのである。札沼線(下り)東篠路駅を過ぎたあたりから車窓には見渡すかぎりの原野が広がる。その真っただ中に釜谷臼駅がある。
現在、一日約50人の乗降客のほか、季節によって釣人たちが釜谷臼駅のプラットホームをにぎわす。

(「広報さっぽろ北区版昭和50年5月号」掲載)

※昭和55年(1980)年から始まったあいの里の開発や昭和62(1987)年からの北海道教育大学札幌分校のあいの里移転に伴う利用者の増加により、東篠路―釜谷臼の間に昭和61(1986)年11月「あいの里教育大駅」が開業。現在、1日約7,000人が利用している。なお、平成7(1995)年、東篠路は「拓北」、釜谷臼は「あいの里公園」と改称されている。
(平成19年3月加筆)

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