ホーム > まちづくり・地域の活動 > 地区ニュース > 地区ニュース(その他) > 災害は予想を上回ってやってくるという意識を持って~「第2回北区まちづくり協議会全体会・平成29年度北区防災リーダー研修」が開催される
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2月9日(金曜日)午後2時から、札幌サンプラザコンサートホール(北区北24条西5丁目)で「第2回北区まちづくり協議会全体会・平成29年度北区防災リーダー研修」が開催された。これは、今年度「防災(地震や風水害などへの備え)」をテーマに活動している北区まちづくり協議会(大門隆司(だいもんたかし)座長)が主催する研修会と、北区(村山英彦(むらやまひでひこ)区長)が実施する、地域における自主防災活動の中心的な役割を担う防災リーダーの養成研修を合同で行ったもの。
この日(9日)は、同協議会の会員や町内会の防災担当者、北警察署・北消防署の職員など約300人が参加。第1部では「洪水災害に備えて~どう生命を守る~」と題し、公益財団法人札幌市防災協会防災・危機管理専門官の細川雅彦(ほそかわまさひこ)氏が講義を行った。全国の被災事例を紹介しながら気象災害の怖さやそれに対する備え、避難方法などについて話があり、参加者らはメモを取りながら真剣な表情で聞き入っていた。続いて第2部では、第1部の講師である細川氏、同協議会座長の大門氏、北区市民部長の宇賀冶努(うかじつとむ)氏の3人によるパネルディスカッションが行われ、「北区をより防災に強い街にするためには~自主防災組織ができること~」をテーマに、同協議会の活動事例や、同区の防災事業などが紹介された。
参加者の一人は「災害時には、早めの情報収集、早めの避難行動がとても大切なのだと学びました。いざというとき地域でスムーズに対応できるよう、町内会での平常時の防災活動を充実させていきたいですね」と話していた。
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