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「最新の道路交通システム」と「環境」「人」「自然」との融合
エルムトンネル4つのメリット
1.人のための道、車のための道
人には安全でやさしく、車には交通手段として快適な通行を約束する道づくり。このトンネルは人と車の交通を分けることでお互いの安全性と快適性の共有ができることを目指しています。
2.交通渋滞の緩和
本トンネルの完成で札幌市の主要道路の1つでもある環状通の全区間が開通となり、周辺地域の渋滞緩和はもちろんの事、市内の円滑な道路交通の実現が期待できます。また、災害時などの緊急輸送道路としての役割も担っています。
3.環境にやさしい
このトンネルは、地下を通る自動車の排気ガスなどによる影響を少なくするような配慮がなされており、周辺環境の保全が図られています。また、地上部の整備では人々が多くの緑に囲まれた中を散策し、憩えるような空間の提供に努めています。
4.歴史を守る
北海道大学周辺は貴重な動植物の宝庫であり、また歴史的建造物も残されています。北海道大学をはじめ多くの方々の協力により、そういった市民の皆さまの大切な財産を守るまちづくりの一環として注目されています。
【事業概要】
事業名称
札幌圏都市計画道路事業(3・2・10号環状通)
事業期間
平成9年4月15日~平成14年3月31日
整備区間
新川通~新琴似連絡線
将来計画交通量
42,300台/日(平成17年度交通量)[6車線]
道路延長
1,070m
(トンネル部:730m)(アプローチ部:約170m×2)
道路構造
地下トンネル形式
道路幅員等
車道:約31m~48m歩道:遊歩道(地上部)5m
(トンネル部の地上は歩行者・自転車の通行できる散策路として整備)
関連箇所 |
設備名称 |
設定概要 |
備考 |
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トンネル |
監視設備 |
遠隔装置、他 |
接続場所札幌市北区土木センター |
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防災設備 |
機械名称 |
間隔 |
数量 |
仕様 |
備考 |
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(防災等級A) |
火災検知器 |
25m |
68個 |
2波長ちらつき型 |
単独設置 |
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非常電話 |
200m |
10台 |
- |
北海道警察、札幌市消防局 |
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押釦通報装置 |
50m |
32台 |
押しボタン式 |
- |
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消火栓 |
50m |
30台 |
ホースノズル、給水栓 |
消火ポンプ37kw×1台 |
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消火器 |
50m |
60本 |
ACC粉末、強化液 |
- |
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消火水槽 |
- |
1箇所 |
120立方メートル |
- |
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誘導表示灯 |
150m |
14個 |
内照式 |
- |
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避難口表示灯 |
- |
4個 |
内照式 |
- |
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警報表示板 |
- |
2箇所 |
赤色、黄色の点滅灯、サイレン付き(坑口手前) |
*トンネル内事故発生*トンネル内作業中 |
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通信設備 |
▼ラジオ再放送
▼非常放送 上記7局に割り込む
▼拡声放送設備 坑口付近、非常駐車帯各1台
▼無線通信補助設備 救助、消火活動連絡用
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道路情報管理室、換気所にて放送 |
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照明設備 |
トンネル内高圧ナトリウムランプ695灯 |
- |
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道路排水設備 |
ポンプ槽容量200立方メートルポンプΦ150(2,800L/min×30kw×3台) |
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受配電設備 |
3Φ×3w×6.6kv×50Hz |
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発電機ガスタービン方式500KVA1台 |
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貯油槽(屋内タンク)A重油3000L12時間 |
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その他 |
非常駐車帯東行き、西行き線に各1箇所 |
トンネル中央付近 |
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避難口東行き、西行き線に各1箇所(換気所を通じて屋外へ) |
トンネル中央付近 |
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内装板吸音版(坑口付近、高さ0.5~5.5m)内装パネル高さ2.3m、3.1m |
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ロードヒーティング発熱線方式 |
坑口付近より交差点手前(横断歩道) |
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排水性舗装 |
坑口付近より交差点手前(横断歩道) |
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換気所 |
空調・換気設備 |
空調電気室、通信機器室 |
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給排水・消火設備 |
給排水トイレ他 |
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ダクト冷却装置 |
ポンプΦ125(1,260L/min×37kw×1台) |
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照明設備 |
蛍光灯(一般非常用・防爆用・防じん用) |
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弱電設備 |
火災報知器、拡声設備、テレビ共聴設備、インターホン設備 |
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