ホーム > 観光・産業・ビジネス > 企業への支援 > 商店街・個店の活性化 > 経営する店舗の業務改善を目指すモデル事業者を募集します(個店改善モデル創出事業)※公募は終了しました > 【DM MOTORS(ディーエムモータース)】札幌市補助金採択者インタビュー
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(Q.なぜ、改善しようと思いましたか?)
1つ目のきっかけとしては、「(車の)維持費を削りたい」という方が多く、そのためには何でもかんでも部品を交換してしまうのではなく、リサイクル部品など使えるものは使ったり、部品自体を修理することが必要となります。そこに力を入れるために特殊工具(機械)の導入をしようと思いました。
もう1つは、他社との差別化を図るため。うちのような小さな工場は数多く存在しますが、大手になくて小さな工場にできることは「技術を伸ばしていく」というところ。「他社の方で高い見積もりを出された」という問い合わせが多いですが、うちの場合は機械工具がある程度揃っているので、リサイクル部品の使用や部品の修理をすることによって、他社よりも安く、安全性を損なうことなく修理をできる、ということで機械工具に力をいれているところです。この2点が今回の改善の大きな理由です。
(Q.改善後、どのような効果がありましたか?)
数字の面では、部品交換をしていたころに比べると、「部品代」が無くなってしまうので、どうしても売上は落ちてしまいます。その代わり、修理をする「工賃」が上がったので、売上は減るが利益は増えることになります。うちのような小さな工場は売上よりも中身が大事なので、その面では、導入していい結果になったと思っています。
お客さんの反応は「他社でやるよりも修理代が安く済んだ」ということと、なぜ安くなったかを(心配されるお客さまもいらっしゃるので)、作業途中・Before・After含め全部写真を撮りながら進め、修理過程を写真で見せることによって、「安くなる理由」が目で見て分かるので、「安くなったし、ここまでやってもらってよかった」とお客さんの満足にもつながりました。
(Q.今後の展望は?)
今の僕が持っている技術を受け継いで欲しいと思っているので、来年からは作業場を増やして、技術を次の世代に渡していきたいです。
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