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※事業は終了しました。
札幌スタイル・デザイン開発プロジェクトは、札幌市立大学(デザイン学部)、地元企業、デザイナー、公的支援機関、札幌市経済局等が互いの発想や強みを活かして、札幌から次代のライフスタイルを提案できる商品(製品)を共同で開発し、市場に発信することを目的とする産官学連携プロジェクトです。
プロジェクトの目的 札幌スタイルにふさわしい製品を開発し、商品化に向けた研究を実験的に行うことを目的とする。
プロジェクトの構成 代表:北海道デザイン協議会 大阪 克彦名誉会長
産:北海道中小企業家同友会、大丸藤井株式会社、北のくらしと地域ケア研究所、スピリタス、北海道科学技術総合センター(ノーステック財団)/学:札幌市立大学(デザイン学部)・北海学園大学/官:札幌市経済局
~厳しい冬に負けないあったかい気持ちをデザインにこめて~
この商品は雪道の歩行と運搬をサポートします。北海道の長い冬を楽しく快適に過ごしてもらえるように、昔懐かしい木のそりを思いやりという視点からデザインし新しく使いやすく見直してみました。
〔特徴〕雪道や凍結路面での歩行と運搬をサポート/全体としてコンパクトな形状にまとめ折りたたみ式に/日常の買い物からレジャーのお供まで/その他、手の握る部分やそりのレール部分にも一工夫
この歩行器は、加齢に伴って生じる不自由さを補いつつ、『快適でおしゃれに暮らしたい』という高齢者の声に応えた商品です。丸みを帯び、流れるような曲線を描いたこの歩行器は、木のぬくもりがある身近な「家具」として、快適な自立生活の手助けをします。
ポコ・ア・ポコのネーミングは、音楽用語として用いられる、ポーコ・ア・ポーコ(poco a poco【伊】:少しずつ)の軽快でリズミカルな発音がもととなっています。心地よい繰り返しの響きから感じられる親しみやすさは、木を主素材としたインテリア性の高い歩行器「ポコ・ア・ポコ」に、よりホッとするぬくもりを与えます。また、シンボルマークは頭文字の“P”と脚輪部の形状を構成素材に、3つのキーワード、「一人ひとり(person:パーソン)」「生活の歩調(pace:ペース)」「方向性(path:パース)」を、同心円を用いて象徴的に表しています。
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