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札幌景観資産
【建築年】昭和15(1940)年【構造】石造
札幌を散策すると、軟石造りの建物や塀を見かけることがあります。札幌軟石と呼ばれるこの石材は、積雪寒冷地に適した建築素材として多くの建物に使われ、札幌の発展に大きな役割を果たしました。南区の石山地区では、明治7(1874)年に軟石採掘が始まり、運搬用の馬車鉄道が敷設されたことなどから採掘が本格化しましたが、戦後の建築工法の変化に伴い減少し、昭和30年代にその役割を終えています。地元軟石造りのこの建物はかつての郵便局であり、集会所の役割も担っていました。移築改修によって内部は一新していますが、正面入口の大きなアーチや正面上部の軒の半円アーチに当時の面影が残されています。郵便局の役割を終え「ぽすとかん」と名称を変えた現在も、まちづくり活動の場として活躍しており、旧石切山駅とともに、石山地区の歴史を物語るシンボル的な建物として親しまれています。
正面軒下の半円アーチに残る〒マークのプレートが、郵便局当時の面影を伝えています。
建物内部のカフェ、販売店を利用可能
カフェ(ニシクルカフェ)11時00分~18時00分
販売店(軟石や)10時00分~18時00分
毎週火曜日、水曜日
専用駐車場あり
札幌市南区石山2条3丁目1-26
・地下鉄南北線「真駒内」から、じょうてつバス[12]真駒内線(藤野線)に乗り換え。「石山中央」下車、徒歩2分
070-4087-2975(ぽすとかん代表)
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