ホーム > 市政情報 > 都市計画・再開発 > 都市計画 > 景観 > 景観資源の保全・活用 > 札幌の歴史的建造物を旅する「れきけん×ぽろたび」 > No.5ひろがる札幌郊外の産業 > 八紘学園栗林記念館(旧吉田善太郎別邸)
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札幌景観資産
【建築年】明治42(1909)年【構造】木造
札幌ドームに程近いこの建物は、明治中期に吉田善太郎が広大な敷地を農場として切り拓き、アメリカから牛を購入した記念に建てた洋館です。白い下見板張りの洋館と周囲を取り囲む樹木との調和が美しく、繊細でモダンな印象を与えています。昭和8(1933)年、農場敷地を八絋学園創設者である栗林元二郎が購入し、農業専門学校を創設しました。この建物は栗林の自邸となった後、現在は栗林記念館として改修され、同氏蒐集の馬の彫塑品・美術品・民芸などを展示しています。
上の窓は、井形とひし形を組み合わせ、下窓は十文字の単純なサッシとなっています。ひし形サッシは、アメリカ・ニューイングランド地方の木造住宅で17世紀後半に使われたデザインといわれています。
内部見学要事前許可
8時00分~17時00分
土・日曜日・祝日
無料
専用駐車場あり
札幌市豊平区月寒東1条12丁目3-48
・地下鉄東豊線「福住」下車、徒歩10分
011-851-8236(八紘学園)
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