ホーム > 市政情報 > 都市計画・再開発 > 都市計画 > 景観 > 景観資源の保全・活用 > 札幌の歴史的建造物を旅する「れきけん×ぽろたび」 > No.3北大ゆかりの建造物を訪ねる > 北海道大学の中にある歴史的建造物たち
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北海道大学は明治9(1876)年、札幌農学校として創立されました。構内には第二農場をはじめ、古河記念講堂、昆虫及養蚕学教室といった、北海道開拓期の教育・研究や産業と関わった建築物が数多く現存しています。各施設は重要文化財や登録有形文化財に指定され、ハルニレやポプラなどの大木がキャンパスにみどりの木陰をつくる中、開拓者精神にあふれた往時を偲ばせています。
国登録有形文化財
【建築年】明治42(1909)年【構造】木造
帝国大学として準備していた頃、当時の古河財閥の寄付で林学教室として建設されました。建物の欄間や扉などに「林」の文字をデザインした装飾が目を引きます。
国登録有形文化財
【建築年】明治34(1901)年【構造】木造
札幌農学校の校舎は、専門科目の教室をそれぞれ独立して建てるというスタイルで造られました。その一つがこの教室です。大学構内最古の教室で、緩やかな勾配の屋根、華美な装飾を控えた外観が印象的です。
国登録有形文化財
【建築年】明治35(1902)年【構造】木造(読書室)/レンガ造(書庫)
現在の附属図書館が完成するまでの60年余り、中央図書館として活用され、昭和61(1986)年まで、農学部図書館として使われました。赤い屋根と白い壁が際立つ鮮やかな建物です。
国指定重要文化財
【建築年】明治9(1876)~大正元(1912)年【構造】木造、石造、レンガ造
札幌農学校の農場はクラーク博士の指導のもと、最新設備を有する模範的農業施設とともに建設されました。第二農場にある建物はいずれも実用的に造られている点が特長で、シンプルで骨太なデザインです。建築年代によって構造・工法に違いがあり、当時の酪農作業を知る上で貴重な遺構となっています。
第二農場内、模範的家畜房(モデルバーン)と穀物庫(コーンバーン)のみ内部観覧可
*管理施設で記名後観覧してください。
※現在、屋内の公開は停止しています。
4月29日~11月3日10時00分~16時00分
無料
北海道大学構内
札幌市北区北9条西7丁目
札幌市北区北9条西8丁目
札幌市北区北9条西8丁目
・北正門まで地下鉄南北線・東豊線「さっぽろ」下車、徒歩5分
札幌市北区北18・19条西7・8丁目
・地下鉄南北線「北18条」下車、徒歩9分
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