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札幌景観資産
【建築年】昭和37(1962)年【構造】石造
札幌は、明治時代に日本で初めて食用のタマネギが栽培された地であり、この軟石倉庫が建つ一帯は、かつてタマネギ畑が広がっていました。この倉庫は界隈で最も大きいもので、近所の農家がタマネギを預けたほどだったそうです。札幌軟石を活かして、あえてザラザラに仕上げた壁が特徴で、オーナーのこだわりが感じられます。軟石倉庫が徐々に少なくなる中で、地域の産業の歴史を伝えるランドマーク的存在です。倉庫が面する三角点通は、札幌の人気スポットモエレ沼公園へ続く通称「モエレ公園通り」と呼ばれています。倉庫は珈琲店に生まれ変わり、大空間を利用してライブやギャラリースペースにも使われていますので、モエレ沼公園への行き帰り、倉庫のゆったりとした空間でホッとくつろぐ時間を過ごしてみては、いかがでしょうか。
屋根に設けられた小屋から差し込むトップライトの淡い光。それによって室内は美しく浮かびあがる効果を得ています。
喫茶店利用者のみ内部観覧可
10時00分~22時00分
元日
専用駐車場あり
喫茶店
札幌市東区東苗穂5条2丁目11-18
・地下鉄東豊線「環状通東」から中央バス[東69]北札苗線に乗り換え。「東苗穂4条3丁目」下車、徒歩3分
011-787-0707(宮田屋東苗穂店)
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