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札幌景観資産
【建築年】昭和25(1950)年【構造】鉄筋コンクリート造
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)から続く北3条通に面して建つこのビルは、戦後復興期にラムネ工場として建設され、工場の役割を終えた後にテナントビルとして使われてきました。鉄筋コンクリート造の明快なデザインが特徴的です。増築を経て現在は、札幌には珍しい中庭を持つロの字型のビルになりました。廊下などの共用部にはレトロモダンなビルの雰囲気を今も残し、工場として建てられたため天井が高いのも特徴的です。隣接する開拓使麦酒醸造所(現サッポロファクトリー)や旧永山武四郎邸と一体となって、明治から昭和に至るこの地域の歴史を伝え、赤れんが庁舎から続く北3条通の特色ある街並みをつくりだしています。
ビルには飲食店や小劇場も入居し、創成川以東のお出かけスポットとしても注目されています。赤れんが庁舎前から続くイチョウ並木と舗装や建物に使われるれんが色の連続感を眺めつつ、かつて札幌通と呼ばれ札幌の発展に重要な位置を占めた「北3条通」を東に進む散策も一味違った札幌を楽しめます。
共用部分のみ内部観覧可
*管理人の許可が必要です。企業など多数入居中
1階は飲食店、ショップ、演劇専用小劇場などが入居。
札幌市中央区北3条東5丁目
・地下鉄東西線「バスセンター前」下車、徒歩8分
011-281-3181(岩佐ビル)
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