監査Q＆A

A1.

1. 監査委員は、市長から独立した地位を認められた、地方自治法で定める執行機関の一つです。
2. 監査事務局は、監査委員の指示によって、資料を集めたり、実地に調査を行ったりして、監査委員の仕事を補助しています。

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＜関連ページ＞

• 監査委員とは
• 監査事務局

A2.

1. 監査委員は、国の機関を検査する会計検査院や民間企業の監査役のような仕事をしています。すなわち、
   • ア　市民の皆さんが納めた税金が正しく効率的に使われているか
   • イ　市の事業が所期の目的を達成しているか
   • などについて、皆さんに代わってチェックする仕事をしています。
2. その際には、以下の4つの観点から監査を行っています。
   • ア　合規性…法令や条例、その他の規則などに違反していないか
   • イ　経済性…最小の経費で実施されているか
   • ウ　効率性…最大の成果やサービスが得られているか
   • エ　有効性…目的を達成しているか、効果を上げているか

A3.

1. 監査委員は、人格が高潔で、市の財務管理や事業の経営管理、その他の行政運営に関して優れた識見を有する者と、市議会議員の中から選任されます。
2. 札幌市には、識見選任委員が2名と、議員選任委員が2名の計4名の監査委員がいます。識見選任委員のうち1名が代表監査委員（監査委員に関する庶務などを処理する職務に従事する人で、監査委員の代表というわけではありません。）として常勤しています。

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＜関連ページ＞

• 監査委員とは

A4.

監査委員は、地方自治法等に基づいて、定期監査、財政援助団体等監査、現金出納検査等を行っています。詳しい内容は、下の関連ページ等をご覧ください。

A5.

監査委員は、市の出資金や補助金が正しく使われているかどうかをチェックするため監査を行っています（財政援助団体等監査）。

1. 市が出資している団体（第3セクター、財団法人など）
2. 市が補助金等を交付している団体（社会福祉法人、社団法人など）

A6.

1. 監査委員は、監査の結果に基づいて「監査報告書」を作成し、市議会や市長などに提出したうえで、市役所の掲示場に掲示（公表）されます。
2. 監査報告書を受け取った市長などは、監査委員の指摘に基づいて、事務の改善等をしたときは、その内容を監査委員に通知することになっています。
3. 監査委員はそれを受け取った場合には、監査報告書と同様に公表することになっています。

A7.

市民自らが監査委員に対し監査を請求できる制度として、事務監査請求と住民監査請求の2つがあり、制度や手続きの違いがあります。

1. 事務監査請求
   市の事務執行全般が対象となります。請求には、有権者の50分の1以上の署名が必要です。
2. 住民監査請求
   市長や市職員などの、違法・不当な財務会計上の行為に限定されます。市民の方であれば、一人でも請求することができます。詳しい内容は、下の関連PDFファイルをご覧ください。

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   ＜関連PDFファイル＞

• 住民監査請求の手引き（PDF：235KB）

A8.

1. いずれも市の財務事務等を対象に監査を行う点では同じですが、監査委員が市の組織に属しているのに対し、外部監査人は市の組織に属しないため、独立した第三者の立場で監査を行います。
2. 「監査委員の監査」は市の内部から、「外部監査」は市の外部から行政をチェックする役割を果たしています。

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＜関連ページ＞

• 外部監査制度

A9.

このホームページで最近の監査結果を見ることができます。

• 「監査等の結果」ページ

また、次の場所で最近の監査結果をご覧いただけます。
行政情報課（市政刊行物コーナー）
（札幌市中央区北1条西2丁目　札幌市役所2階　電話011-211-2135）