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札幌市において熱中症の危険度が高くなると予想された場合、札幌市のLINE公式アカウントまたはTwitter公式アカウントを活用して、市民の皆様に熱中症の注意喚起をする仕組みの運用を、令和4年8月から試験運用することといたしました。
注意喚起には、環境省が発表する熱中症警戒アラートと暑さ指数(WBGT)の予報を活用します。
環境省から熱中症警戒アラートが発表された場合、下表のとおり、札幌市のLINE・Twitterへ注意喚起の投稿を行います。
環境省の発表 |
札幌市の対応 |
|
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翌日のアラート |
17時に発表 |
同日18時までに投稿 |
当日のアラート |
5時に発表 |
同日9時30分までに投稿 |
熱中症警戒アラートにまで至らなくても、環境省から一定レベルを超える暑さ指数の予報が出た場合、下表のとおり札幌市のLINE・Twitterへ注意喚起を行います。
環境省の予報 |
札幌市の対応 |
|
---|---|---|
平日の予報 |
各日8時の予報で 同日に暑さ指数31以上 |
同日9時30分までに投稿 |
土日(週末)の予報 |
金曜日17時の予報で 同日に暑さ指数30以上※ |
金曜日18時までに投稿 |
※金曜日時点の予報のため、変動の可能性を考慮し、平日よりも1低い暑さ指数である30以上の予報でも注意喚起を行います。
以下のリンクから登録するだけで受信できますので、ぜひご登録ください。
暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい「湿度」「日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境」「気温」の3つを取り入れた指標です。
環境省では、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとっていただくよう促すため、令和3年4月から熱中症警戒アラートという仕組みを運用しています。
また、気温だけではなく、湿度や日差しの違いも考慮した熱中症予防につながる指標である「暑さ指数」の予測値も公表しています。
下表のとおり、複数の方法で把握することが可能ですので、ぜひ熱中症予防にご活用ください。
情報を把握する方法 | 配信される情報 | 配信のタイミング |
---|---|---|
(環境省のサイトへ移動します) |
暑さ指数が33以上となる予報 | 1日2回、当日の情報を7時頃、翌日の情報を17時頃に配信 |
(環境省のサイトへ移動します) |
予測値:設定した暑さ指数を超える予報 (当日・翌日・翌々日3日分の暑さ指数の予測値を配信) 実況値:設定した暑さ指数の超過 |
予測値:1日1回、6~20時の間で配信時間を指定可能 実況値:1時間に1回、1日1回から選択可能 |
(環境省のサイトへ移動します) |
設定した暑さ指数を超えた場合 |
当日の分は5時頃、翌日の分は17時頃に環境省・気象庁から発表されるデータに基づき、当日の分は7時頃、翌日の分は18時頃に配信 |
より詳しい情報は、環境省の熱中症予防情報サイトをご覧ください。
無駄なエネルギーを抑える省エネや節電の取組は大事ですが、熱中症の危険性がある時は、エアコンなどを適切に使用して熱中症にならないように気をつけてください。
なお、今年の夏は、電力の安定供給に必要な水準を確保できる見通しです。
熱中症に気をつけましょう!(札幌市保健福祉局保健所)
熱中症による救急搬送状況(札幌市消防局救急課)
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