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札幌市では、平成30年度の「まちなか生き物活動事業」のプログラムの一環として、「さっぽろのサケが命をつなぐ川づくり~しって、みて、まもる~」を実施しています。
「さっぽろのサケ」は、かつて市民が世界に先駆けて行ったカムバックサーモン運動により復活したもので、今では毎年1,000~2,000尾のサケが豊平川に帰ってくるようになりました。豊平川では、今でも毎年人工ふ化されたサケ稚魚を放流していますが、近年の調査では、遡上したサケのうち約7割が放流ではなく、自然産卵により生まれた野生サケであることがわかっています。
≪終了した活動≫
「サケの産卵環境改善活動」や「サーモンフットパス水をくんで魚を調べる!」をはじめとする、札幌ワイルドサーモンプロジェクトの1年間の活動成果を報告する、市民フォーラムを開催します。
フォーラムでは、北海道大学の中村太士教授による基調講演「川の環境:水と緑と土のバランス」や札幌市内の中学生・高校生によるポスター発表を行います。また、市民が参加した「携帯フォトコンテスト」表彰式、札幌大学ウレシパクラブのアイヌ劇と演舞など盛りだくさんの内容となっています。
入場は無料で、事前申し込みも不要です。ぜひご参加ください!
開催日時 | 平成31年1月26日(土曜日)13時00分~16時30分 |
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開催場所 | 札幌エルプラザ3階ホール(札幌市北区北8条西3丁目) |
定員 |
320人(申し込み不要ですので、当日会場にお越しください) ※入場無料 |
水穂大橋から上白石橋まで、約3kmを歩きながらサケの観察をします。観察の途中には、サケの産卵環境を改善する取り組みを行った場所も見学します。
また、川の水から生物多様性を推定する新しい技術「環境DNA」について、大学の研究者とともに体験学習をします。
ぜひ、ご参加ください!
開催日時 |
平成30年11月4日(日曜日)12時~16時 |
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実施場所 |
豊平川(水穂大橋~上白石橋) |
活動の様子は、こちらの札幌ワイルドサーモンプロジェクトのホームページからもご覧いただけます。
観察の様子
環境DNA抽出体験
サケの産卵床
豊平川の水穂大橋と東橋の間にある中州の周辺で、サケの産卵場の回復試験を行っています。
中州の周辺の分流では、かつてサケが産卵をしていましたが、下流側の口に土砂がたまってしまい、産卵のため海から上がってきたサケが、分流の水路に入れなくなっていました。そこで、サケの産卵場を復活させるため、研究者等との協働により、一部土砂の掘削等を行っております。
活動の詳細は、札幌ワイルドサーモンプロジェクトのホームページからご覧ください。
改善活動前
改善活動後
札幌ワイルドサーモンプロジェクト(さけ科学館内)
【関連サイト】札幌ワイルドサーモンプロジェクトのホームページ(外部サイト)
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