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札幌市は、平成26年11月16日(日曜日)に、国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)、環境省及び北海道と共同で「生物多様性地域セミナーin北海道」を開催しました。
地球いきもの応援団の一人である元旭山動物園長の小菅正夫さんの講演や活動事例の発表、UNDB-Jキャラクター「タヨちゃんサトくん」と札幌市の生物多様性PRキャラクター「カッコー先生」による「生物多様性キャラクター応援団共同宣言式」のほか、4つのテーマ別のエクスカーション(動物園ガイドツアー)を行いました。
「生物多様性地域セミナーin北海道」チラシ(PDF:1,423KB)
平成26年11月16日(日曜日) 12時30分~16時00分
札幌市円山動物園 動物科学館ホール(札幌市中央区宮ヶ丘3-1)
エクスカーション1: アジアゾーンにおける取組み |
熱帯雨林や高山などアジアの多様な環境に暮らす希少種を見学し、飼育環境を維持するために使用しているペレットボイラーや雪冷房システム等、温暖化対策への取組も学びました。![]() ![]() |
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エクスカーション2: 北海道の動物と人間との関わり |
増えて食害などが問題となっているエゾシカ、人間との事故が多いエゾヒグマ、日本では絶滅したオオカミを観察し、動物と人間との関わりについて学びました。 |
エクスカーション3: 野生復帰について |
北海道に生息する猛禽類の繁殖技術の確立やケガをして保護された猛禽類の野生復帰施設を見学し、希少な野生生物の野生復帰に向けた取組について学びました。![]() ![]() |
エクスカーション4: 動物園の森復元について |
通常は非公開の動物園の森を積雪の中歩いて巡り、ニホンザリガニの飼育施設やビオトープを観察しました。外来種の駆除や植生の観察など、身近な自然保護の取組を学びました。![]() ![]() |
エクスカーション終了後、グループごとに意見交換を行い、引率した動物園職員より各エクスカーションの内容の説明と参加者からの感想の発表がありました。
環境省 北海道地方環境事務所長 徳丸 久衛 氏
会場では、生物多様性について解説するパネルの掲示や、UNDB-J推薦子ども向け図書「生物多様性の本箱」の展示を行いました。
約90名
主催:国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)・環境省・北海道・札幌市
共催:北海道生物多様性保全活動連携支援センター(HoBiCC)・生物多様性自治体ネットワーク
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