第3回生物多様性さっぽろ絵本コンテスト
札幌市では、平成28年10月~12月にかけて、「生物多様性」をテーマとした子ども向け絵本を募集する「第3回生物多様性さっぽろ絵本コンテスト」を行いました。ご応募いただいた皆様、本当にありがとうございました。
応募のあった一般部門22作品、チャレンジ部門(高校生以下対象)14作品の計36作品について、厳正な審査を行い、一般部門の最優秀賞1点・優秀賞2点、チャレンジ部門の最優秀賞1点・優秀賞2点の計6点の受賞作品を決定しました。
受賞作品は、「第3回生物多様性さっぽろ絵本コンテスト受賞作品」ページからご覧ください。
受賞作品は、「第3回生物多様性さっぽろ絵本コンテスト受賞作品」ページからご覧いただけます。
一般部門
タイトル:くらげのひみつ
- 受賞者:萩原 巳嘉さん
- あらすじ
ある日、みっこちゃんは水族館でママとはぐれて迷子になってしまいます。水槽の中でゆらゆらしているだけのくらげをなまけ者でうらやましいと思っていたみっこちゃんですが、不思議な体験を通してくらげのひみつを知ることになります。
- 作品に込めた想い
小さな子供でも楽しみながら、生き物同士の繋がりを伝えられるよう心がけました。一見、何の役にも立ってなさそうなくらげにスポットをあて、「どんな生き物にも自然の中で役割があって大切な存在」と気づくきっかけになればと思い作りました。
- くらげのひみつ(作品をご覧いただけます)
優秀賞1
タイトル:わしらは こだち
- 受賞者:園田 源二郎さん
- あらすじ
2本の木立が太陽や土、いろんな生き物に育まれながら成長してゆく物語。木立のいる森、それは……
- 作品に込めた想い
どうぶつ、にんげん、くさばなや木。いのちといのちはつながりあっています。ともに生きているさまざまないのちにじっくりと目を向け、思いやる心をひらくきっかけとなればうれしいです。
- わしらは こだち(作品をご覧いただけます)
優秀賞2
タイトル:とりかごおとこ
- 受賞者:ヨコイマウさん
- あらすじ
森に、頭が鳥かごの男の子「とりかごおとこ」が暮らしていました。ある日、飼っていたオウムが逃げてしまいます。オウムを追って着いた先は、初めての都会。そこで、とりかごおとこは、森とは違う色々な出来事に遭遇します。最初は興味津々のとりかごおとこでしたが、だんだん違和感を感じはじめ……。
- 作品に込めた想い
とりかごは、家あそびが好きな子には安全なおうちですが、自由に飛びまわりたい子にとっては牢屋も同じです。その子の個性を一番に考えた、住みやすい環境づくりが大切。「とりかごおとこ」を通して、自然や生き物となかよく暮らすために、わたしたちが何をすべきか考えるきっかけになるとうれしいです。
- とりかごおとこ(作品をご覧いただけます)
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チャレンジ部門
タイトル:森の妖精
- 受賞者:河江 実莉さん(中学1年生)
- あらすじ
森で楽しく暮らしていたかわいい妖精が、森を美しく保つために仲間たちと知恵を絞り、見事に成功!ちょっとしたサクセスストーリー。
- 作品に込めた想い
自然豊かな場所に、ゴミがあるとがっかりするので、“ゴミは捨てないでほしい。”という想いを込めました。
- 森の妖精(作品をご覧いただけます)
優秀賞1
タイトル:つながり
- 受賞者:湯沢 澪央さん・辻野 夏月さん・鳴海 伽菜さん・山岸 胡桃さん(中学1年生)
- あらすじ
目が覚めると、となりに子グマがいました。人間だった「私」は、2匹の子を持つクマになっていたのです。いなくなった子グマを探していく中で「私」はあることを学びます。
- 作品に込めた想い
「つながり」。ありきたりな題名です。しかし、皆で考えた結果、私達が伝えたいことは、これだということになったのです。この地球上にいる限り、自分一人では生きていけません。全てが「つながる」ことが大切なのです。
- つながり(作品をご覧いただけます)
優秀賞2
タイトル:イソとクー
- 受賞者:山内 琉さん・八嶋 莉緖奈さん・山崎 愛菜花さん・濵野 州貢さん(高校1年生)
- あらすじ
イソギンチャクのイソくんとクマノミのクーちゃんがケンカをして、改めてお互いの存在の大切さに気づく物語です。
- 作品に込めた想い
同じ世界に住むもの同士は何であっても必ず大切な存在だということに気づいてほしいという願いを込めました。
- イソとクー(作品をご覧いただけます)
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作品展(終了しました)
平成29年3月1日~21日に、札幌市内3会場で「第3回生物多様性さっぽろ絵本コンテスト作品展」を開催しました。会場には、一般部門、チャレンジ部門の最優秀賞・優秀賞受賞6作品をパネルで紹介しました。
札幌エルプラザ会場 |
- 平成29年3月1日(水曜日)~7日(火曜日)9時00分~20時00分
(初日は13時00分から)
- 札幌エルプラザ公共4施設 1階情報センター
(札幌市北区北8条西3丁目)
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チカホ会場 |
- 平成29年3月10日(金曜日)~14日(火曜日)10時00分~20時00分
(初日は12時00分から/最終日は17時00分まで)
- 札幌駅前通地下歩行空間 北1条イベントスペース東(7~9番出口の間)
【環境報告書展内】
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紀伊國屋書店会場 |
- 平成29年3月17日(金曜日)~21日(火曜日)10時00分~21時00分
(最終日は19時00分まで)
- 紀伊國屋書店札幌本店 sapporo55ビル 1階インナーガーデン
(札幌市中央区北5条西5丁目)
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表彰式(終了しました)
平成29年1月30日(月曜日)、市長会議室(札幌市役所本庁舎10階)において、「第3回生物多様性さっぽろ絵本コンテスト」の受賞者の表彰式を行いました。
表彰式には、受賞された4作品7名の受賞者が出席し、秋元市長から表彰状と副賞のQUOカード・図書カードを贈呈しました。
日時
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平成29年1月30日(月曜日) 16時30分~16時45分
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場所
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市長会議室(札幌市役所本庁舎10階)
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出席受賞者
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- 一般部門
最優秀賞「くらげのひみつ」 萩原 巳嘉さん
優秀賞「とりかごおとこ」 ヨコイマウさん
- チャレンジ部門
最優秀賞「森の妖精」 河江 実莉さん
優秀賞「つながり」 湯沢 澪央さん・辻野 夏月さん・鳴海 伽菜さん・山岸 胡桃さん
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作品の選考
平成29年1月10日(火曜日)、「第3回生物多様性さっぽろ絵本コンテスト選考委員会」を開催し、応募のあった一般部門22作品、チャレンジ部門(高校生以下対象)14作品の計36作品について、絵本の出来映え、表現力の豊かさ、生物多様性の保全へ向けたメッセージ性などの観点から厳正な審査を行いました。
その結果、「一般部門」、「チャレンジ部門」それぞれ最優秀賞1点及び優秀賞2点が選ばれました。
第3回生物多様性さっぽろ絵本コンテスト選考委員会
日時 |
平成29年1月10日(火曜日) 14時00分~16時30分 |
場所 |
札幌市役所本庁舎地下1階3号会議室 |
選考委員 |
- そら氏(絵本作家・イラストレーター)
- 林下 英二氏(一般社団法人北海道デジタル出版推進協会代表理事・中西出版株式会社代表取締役)
- 吉田 和夫氏(札幌市立大学デザイン学部 教授)
- 千葉 真(札幌市中央図書館長)
- 高木 浩(札幌市環境管理担当部長)
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札幌市では、生物多様性をテーマとした子ども向け絵本作品を募集する「第3回生物多様性さっぽろ絵本コンテスト」を開催します。
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