市立札幌病院公式ホームページ > 病院の概要 > イベント・講演会のご案内 > 令和3年度 市立札幌病院 市民公開講座 開催報告
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更新日:2021年12月23日
当院では、市民の皆様の健康増進や疾病予防を目的として、市民公開講座を実施しております。
この度第2回目が開催されましたので、ご報告いたします。
テーマ:自分らしく生きるために大切な人と話し合おう~人生会議の日~
日時:令和3年11月17日(水曜日) 10時30分~11時30分
(市立札幌病院(2階講堂)、オンラインでのハイブリット開催)
講師:市立札幌病院
がん看護専門看護師 松山 茂子 「よりよく生きるための人生会議」
急性・重症患者看護専門看護師 木村 禎 「身近な人の生き方を尊重するために」
急性・重症患者看護専門看護師 小池 千佳子 「事例で考える人生会議」
(写真 当院会場の様子)
松山がん看護専門看護師からは、「よりよく生きるための人生会議」という演題で講演がありました。「人生会議」とは何か、今後の人生をよりよく生き抜くために身近な人やご家族と常日頃話し合っておくことの大切さについて、お話しがありました。
木村急性・重症患者看護専門看護師は、「身近な人の生き方を尊重するために」というテーマで、医療現場を想定した講演でした。患者・ご家族・医療者がそれぞれ何を話し合うことが多くあるのか、何を大切に話し合っていけばよいのか、具体的な場面での考え方が示されました。
最後は小池急性・重症患者看護専門看護師が、「事例で考える人生会議」という演題で、いつどのタイミングで、今後の人生について身近な人やご家族等と話し合っておくことが必要なのか、実際の事例を用いた具体的な内容の講演でした。
(講演スライドより一部抜粋)
終了後に実施したアンケートより、「人生を楽しく生き抜くために家族と話し合っておく重要性を事例から現実感をもって感じた」「人生最期の時に限らず、医療を受ける際は『受け身』ではダメなんだと思った」「対話の大切さを切に感じた。医療者側と患者家族が話しやすい環境にあることが大事。信頼関係が大切」「多くの方に知っていただきたいセミナーだったと思う」といったご意見をいただきました。
1時間の講演時間でしたが「短い」というご意見もありました。
コロナ禍において、今年度の市民公開講座の開催方法に関しては感染状況を鑑みながら実施いたしましたが、実施後のアンケートより、現地開催とオンライン開催どちらも実施して欲しいというご意見を多くいただきました。また、今後の開催時間に関しては「平日の午前中」での開催希望が最も多い結果となりました。次年度に向けて、市民の皆様が参加しやすい開催方法を検討していきたいと考えております。
今年度の市民公開講座は今回で終了ですが、今後も市民の皆様の関心が高い疾病やその予防法等に関する市民公開講座を開催し、市民の健康増進や疾病予防に寄与するとともに、当院をより身近に感じていただける機会としていきたいと考えております。
ご参加いただいた皆様、講師の3名の方々、ありがとうございました。
テーマ:“新型コロナウイルスワクチン″~今、知っておきたい効果や副反応について~
日時:令和3年6月23日(水曜日) 10時30分~11時30分 (ZOOMオンライン開催)
講師:市立札幌病院 リウマチ・免疫内科 部長 片岡 浩 医師
(第1回市民公開講座よりスライド抜粋)
今年度は市民公開講座初のZOOMオンライン開催となり、36名の方々にご参加いただきました。
当日はリウマチ・免疫内科 片岡医師より新型コロナウイルスワクチンの効果や副反応について、実際の事例やデータを示しながら解説がありました。
終了後に実施したアンケートでは、内容もわかりやすく時間も適切であったと高評価が得られました。また、今後もオンライン開催で参加したいという回答が多い結果となりました。
今年度は11月に2回目の開催を予定しております。内容が決定しだいお知らせいたします。
今後も、市民の関心が高い疾病やその予防法等に関する市民公開講座を開催し、市民の健康増進や疾病予防に寄与するとともに、当院をより身近に感じていただける機会としていきたいと考えております。
またこのコロナ禍において今回はオンライン開催の形としましたが、開催方法についても市民の方々がより参加しやすい方法を今後も検討していきたいと考えております。
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